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萌×2作品

アドバンスドレビューアー

女性muuebaさん

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ヤマヲミ先生のBL作品の子どもがかわいいやつ!

最新作のパパ編集で子どもがすっごくかわいかったので読み返してみました。
ヤマヲミ先生の描く子ども、親子、家族の関係はとても萌える・・・

両親が亡くなり幼い弟を育てるために大学中退、上京して住み込みで働く本間翔太。
偶然知り合った売れっ子建築家・坂上鉄明が、騒動に巻き込まれて金を払うから匿えと頼んできます。

傍若無人かと思ったら、風太の世話をして可愛がったり、翔太に気遣いしたり、けっこういい人の言動をする坂上。
ところが性欲解消のため「1回5万円」でやらせろと提案、困窮生活を送っていた翔太はこれを引き受け、愛人関係がスタートします。
本人が楽しむため、と言いつつ、翔太も良いように抱く坂上、悪くはない関係なのか?でも札束で顔を叩くような関係はやっぱり悪い関係なのでは、と読んでいて迷います。
初関係の後、発熱してしまう翔太、労わる坂上、売春した金を眺めながら悪いことだ、汚い金だけど風太にいろいろ買ってあげようとつぶやく翔太。
善悪と現実と気持ちと想いと、入り混じった状況に読んでいてとても切なくなりました。

不器用な2人の両片想い、しかし汚い金が結ぶ愛人関係、落としどころの想像がつかなくてとてもはらはらします。
坂上は翔太だけでなく、風太も幸せにしてやることができるのか。

生活力も経済力もないけど愛はあって不器用な翔太は、別れを決意して風太を連れて佐渡へ帰ります。

未来への展望もない、どうしようもない、坂上への想いはなかなか断ち切れない、そんなとき、風太の命が危険にさらされ、追いかけて来た坂上が名実ともに2人を救います。

プロポーズをして、佐渡弁で愛を伝える坂上。
笑顔とその言葉遣いが最高に素敵でした。

晴れて両想いになった後のラブラブいちゃいちゃぐちゃぐちゃエッチも多幸感に満ちていて素晴らしかったです。

ヤマヲミ先生はどの作品も巻末に手書きでみーっちり楽しいあとがきを記してくださるのですが、今作もとても楽しかったです。

かわいさ満載で最高の小冊子

偽装結婚のための同居をしていた、実は両片想いの2人が、いろいろな出来事を乗り越えて無事に両想い、結婚をしてから、新婚旅行に行こうとする話です。

こういう後日談は読者への大ごほうびなので、とても嬉しく楽しく読みました。

他の有償の小冊子、後からでいいから、ぜひともこういう風に電子で発売していただけるとありがたいです。

2人の新婚旅行の話かと思って読み進めたら、ひたすらかわいくて、いちゃいちゃしてて、ラブラブして終わる1冊でした。
かわいいしかなくて最高でした。

この祖母ありのこの孫、トモのルーツが登場

前作から数年後、ラブラブ、バカップルぶりが増したような40代になったコースケとトモのお話。

今回はトモがコースケを連れて祖母に会いに行こうとします。
トモの願いを受け入れつつ、いろいろ考えた末、マネージャーとして同行することにしたコースケ。
はらはらしながらのトモ帰省付き添いがスタート。
この祖母ありのこの孫、トモのルーツが想像外でびっくり。
しかし、納得もしました。
2人して、呪文のようなカタカナ羅列コースケ賛辞を叫ぶ姿にとても萌えました。

その後の生配信で、トモが「この間、連れてった人が『約束』の人だよ」と堂々発言。
芸能ニューストップの大騒ぎになります。

発言した理由が、自分のため、であり、2人のことなのに勝手に我慢して決めてしまうところが嫌だ、と知らされるコースケ。
コースケが何度目かの、トモと共に生きる覚悟をするところがすごく素敵でした。
簡単じゃない覚悟だから、いろいろな困難、事件が起こるたびに、たくさん考えて悩んで苦しんで、新たに、さらに深い覚悟をする2人がとても素敵です。

今作は帰省と祖母への紹介、というきっかけがあったけれど、大きな邪魔も事件もないなかで、2人が一生添い遂げる覚悟を深めたところが感動的でした。

リアル5のお兄ちゃん2人のお話がなかったのがちょっと残念です。

後輩のやりすぎ行為で雨降って地固まる的に2人の関係が深まるが、後輩がだいぶかわいそう

今日もラブラブ、バカップルの2人。
20年ぶりの同窓会の連絡が来たけれど、休みが一緒なら同窓会よりトモと過ごしたい、と欠席を決めたコースケ。
しかし急な休日出勤となり、出先で同窓会の二次会に行こうとする同級生たちにつかまってしまいます。
その中には元カノがいて、元カノはコースケとの復縁を望んでいるようなアプローチ。
そのメールを見てしまったトモが怒って無理やりエッチ、喧嘩となります。

翌日、自分のところに来ないことを見越してトモの家で待ち伏せするコースケ。
これまでほとんどトモが追っかけている構図だったので、このコースケからのアプローチと甘えには、トモでなくても、ずるいよ!となりました。
こういう風に仲直りにもっていけるコースケ、優しいしトモ扱いうまいし、最高です。

一難去ってまた一難、続いてはトモが大好き、トモにあこがれてアイドルになった後輩が登場します。
偶然、2人のエッチ画像を見てしまったなかなか強烈かつ面倒くさい性格の後輩くんは、トモを脅し関係を深めようとし、コースケを否定、排除しようとします。
やってることはほぼストーカー、事件になりそうで怖い言動。
でもそれらの原因はほぼすべてトモかと思うとちょっとかわいそうな気もしました。
自分はコースケの周囲に嫉妬してお仕置きエッチとかしちゃうのに、国民的アイドルのトモは自分の言動に気を配らなさすぎです。

リアル5のお兄ちゃん2人のお話が今作はなくてちょっとさみしかったです。


家族との関係を通じて考えさらに深まった2人の絆が麗しい

コースケへの賛辞がカタカナ羅列の呪文のようになってしまうトモ。
甘えた年下の恋人っぽい態度に、夫のような態度も混じるようになってきて、前作では会社にも関係を報告してしまいました。
いつもあほっぽいのに、いざとなったときの覚悟、肝の座り方がかっこいいいトモ。
いつもトモのことを考えて、大事にして、年上としてトモのためにといろいろ考えつつ、甘えられて流されがちなコースケ。
甘々ラブラブエピソードが巻を追うごとに増えていきます。

それぞれ仕事が順調、進化、進歩、がんばっている2人。

コースケの年末の帰省にトモがついていくことになります。
結局、トモのお願いに弱いコースケが道中も、到着ぎりぎりまで迷いつつ、トモを連れて帰省します。

家族と過ごすなか2人の立場、関係を再認識、再確認。
楽しいだけじゃないやりとりから、いろいろと考えさせられます。
コースケは、いつもに増して考え、悩み、そして悲しみます。
トモはそんなコースケに対して控えめ、大事にしていることを言動で表します。
これらのやりとりがすごく素敵で切なくてたまりません。

家族に会って紹介して認めてもらえたっていうラストでなかったのもすごく素敵だと思いました。
2人の気持ちが、想いが、覚悟がより深まった、大事な時間だったのだと認識しました。

今作もリアル5のお兄ちゃん2人のラブラブ小話が入っています。
彼らもすっかりバカップルぶりが定着しててツンデレ2人のいちゃいちゃが、かわいくてたまりません。

小ネタがいっぱいで楽しい一冊。

バレンタインディ、ホワイトデー、家族とのやりとり、恋人同士のやりとり、上司と部下とのやりとり、などなど、クスっと笑えるかわいい、楽しい、おもしろい4コマ漫画がいっぱいでした。

本編では見せない表情を見せてくれる癖の強いキャラクターたちが楽しめます。
不器用な人たちの不器用なあれこれ、もかわいいです。

特に本編ではちょっと気の毒な扱いをされている岸さんメインの1本は、読者も楽しかったし、岸さん自身も喜んでいたと思う内容でした。

これら踏まえて3作目の製作が決定してほしいです。
彼らの活躍がもっともっと読みたいです。

良縁と悪食 コミック

こん炉 

テンポがよくて楽しくて萌えるお話

初読み作家さん
ちるちるさんの評価が3桁超えだったこと、タイトルが変わってて興味深かったことで購入しました。

同性婚が合法となったちょっと未来の日本(希望的観測)のお話です。
キャラクター設定は消して可愛くはないのですが、2人のやり取りがひたすら可愛くてニヤニヤ萌えたり照れたりしながら読みました。

人生いろいろうまくいかないことだらけの一木奈緒也、表情も言うこともやることも陰鬱な感じがします。
対するのは仕事も絶好調、モテモテハイスぺの会社員、小田島尉、輝いている感じがします。

そんな2人が利害一致、というおkとで、偽装結婚、お試しで1年間暮らすことを決めます。

が、実は、お互いが片想いをしている2人。
なんとかうまくいきたいという小田島尉の策略による同居生活がスタート。
一木奈緒也はうれしかったり、落ち込んだり、自信のなさ、後ろむきな考えがあり、感情の起伏が忙しいのですが、かなり頻繁に変な表情や応答が出てくるのが、絶妙でとてもおもしろかったです。
BL漫画の主人公とは思えない強烈な表情がいっぱいでてきて笑いました。

ヘテロとかゲイとか、そんな区別も差別も出て来ないのもこの作品の素敵なところだと思いました。

小田島尉がけっこうぐいぐい、納得させてなし崩しに関係を進めていこうとするのに対し、一木奈緒也はなぜかそれらをすんなり(そうでもないときもあるけれど)受け入れていくのですが、その勢い、テンポの良さがすごかったです。
勢いよく関係が進んでいくかと思えば、不器用すぎる2人のやりとりも合間にあって、行動力とのギャップに萌えました。

誤解があって悩んだあとの2人の行動力もすごいです。2人してぶっ飛んでるから答え合わせをしたときのすとーんと落ちる感じがより満足できました。
2人とも言葉足らずだったのが、ちゃんと向き合って答え合わせをしあうように想いを確かめ合うくだりがとっても素敵でした。

会社の人たちとのやりとり、人間関係も最後にもうひとつ笑わせてくれて大満足のラストでした。

幼馴染の年齢差がある2人のお話

幼馴染で年の差カップル、大好きです。
愛らしい幼い純情な愛情から、どんどん恋愛感情に育っていく年下と、その成長と変化になかなか追いつけない年上のもだもだを超えた上での恋の成就、大円満、最高です。

初読み作家さんでしたが、表紙のイラストと煽り文句に惹かれて購入。
買って大正解でした。
うーん、かわいい!

尊い!素晴らしい!と思ったエピソード。

ハル兄がいっぱい泊まりたくなるように、とパジャマを選んだことを知らせる大地。(買うときのお母さんの笑顔を想像してこちらまで幸せな気分に)

子守りに関して遠慮する大人に対して、大地といると俺が楽しいので、というハル。(俺も、じゃなくて俺が)
それに対してだいぶ時間が経ってから、オレもハルくんといると楽しいよ、と返す大地。(2人だけがわかる会話)

小学生と高校生の、ハルに糸ずっと一緒にいたい、良いよ、約束だからね、大好きだよ、という無邪気で優しい約束。(尊くて拝みたい)

高校生になった大地の、つたなくかわいく、ちょっとあざとい甘え方。
一緒に寝よ、いじめた責任とってよね、年上なんだから、からの、エアコン温度設定いじって、これで文句ないでしょ!(がんばった!かわいい!)

ここからの大地はオス化していきます。
可愛い年下の弟分としての顔と、ハル兄を恋愛対象として見ているオスとしての顔が同居しているのが堪らない。

思い悩んで少し距離を置こうとしたハルのところに突撃して玄関前に座り込んでいた大地の、来ちゃった、というあざとさ。(あらゆる漫画の来ちゃった、のかわいい選手権上位間違いなし)

温度差がある2人の両片想い、いくつかの事件を経て、告白し合い、みごと両想いに。
雨降る公園で傘を差しながらの2人の会話、涙、景色も情緒もすごく美しいです。

両想いになっておしまい、ではなく、その後の2人の様子も描いてくれていて二度おいしい、重ねて楽しめ萌えました。

書き下ろしのいちゃいちゃラブラブもとても幸せで素敵でした。

その後の2人の生活をのぞき見している気分

こういう20P小冊子(有償特典)を後から電子で発売してくれるの、ほんっとーにありがたいです。
他の特典系もどんどん発売してほしいです。

さて今作は、両想いになりラブラブ生活を送る2人の日常がつづられていて素敵でした。

鎌倉さんがちゃんと社会人として穏やかに仕事ができているのを見ることができて安心しました。
素敵な彼氏と幸せな日々を送ることができて本当によかったです。

2人が夜に仲良しくしているのを物音から隣の部屋の住民さんが気づいていたのに、優しくふんわり受け止めている感じがたまらなくよかったです。
本編と違い、本編できつい気持ちを味わったからこそ、この小冊子は萌えと癒しに満ちていると感じました。

読むだけで心が洗われる優しくてかわいらしいやりとり

まず表紙が素敵。
エルヴァの優しい笑顔に涙が出そう。

新月の夜にふたりの気持ちが重なり合って、少しだけ触れ合って、かわいらしいデート。
花と鳥と自然がなんと似合うふたりなんでしょう。
最高に素敵で読んでいるだけで癒されました。

エルヴァからアルトへのおでこの触れ合うだけのやさしいキス。
アルトは照れていましたが、読者は多幸感で昇天しそうでした。

かわいらしい2人のデートのお話でした。

村娘たちにからかわれているアルトもかわいくてよかったです。