ずっと積み本になってたこちらの大人気シリーズ一気読みしました。
BLはファンタジーだと思いつつ、こんなことある〜?って思っちゃって没入できなかった。
10代だからセックスばっかりなのはリアルなのかもしれないけど、結局こういう描かれ方されるとその行為にありがたみも感動もなくなる。
サイコキャラばかりなのでそういうのが好きな方はハマれるんでしょうか。
重い題材とか空気感とかの割に内容が薄かったり話の展開が早く感じてしまったり、こんなに痛めつける必要ある…?となってしまって、つくづく自分には合わないんだと再確認しました笑
主人公が最初から最後までブレなかったのは高評価です。
攻めは最後まで好きになれなかった。最初から受けに恋してると自覚していたならまた違った見方ができたんだろうと思いますが、最初本当に暇つぶしみたいな感じでしたし。無意識下で好きだったかもしれないですが、そうだとしてもやってることは最低です。
何組かのカップルが出てきますが、久世×あつむのターンが一番読みやすかったです。
カーストゲームの実行委員も彼らだったからと言って衝撃も特にありませんでした。
ストーリーは面白かったですし、二人の関係性は好きだと思ったんですが、ご都合展開にうまく入り込めずついていけなくて、不完全燃焼でした。
また、受けが卑屈になってるのをわかりやすく表現するためとはわかってるんですが、冒頭で結婚は幸せ、してない人は不幸みたいに描かれてるのが自分は好きじゃなかったです。なので余計に終始物語に集中できませんでした。
ですがいわゆるシンデレラストーリーは好きです。
攻めはよっぽど受けの顔とか雰囲気がどストライクだったんだろうな。じゃなきゃあのきっかけでここまで執着できないと思う。
というか部長って受けのこと好きだったのかな?
実は男にモテる受けだとさらに楽しくなりますよね。
恋愛要素を期待して読むと肩透かしを喰らいます。
話は面白かったのですが、受けのガブリエーレのかっこよさばかりが目立つ作品という印象でした。攻めのアレッシオは正直影が薄かった。
二度目の人生が割と予想通りに進んでいくし、最初にアレッシオと致してからガブリエーレがそういうことにすぐ慣れてしまうのもウーンって感じでした。
逢瀬してとりあえずヤッて日々の疲れをお互い癒し合って…みたいな描かれ方。まぁある意味ではリアリティがあるのでしょうが、一度目では生娘のようにピュアだったのに違和感を覚えました。
最後はスカッとする終わり方ではありましたが、あっさりと終わってしまったとも思いました。トントン拍子とも言うんでしょうか。何もかも上手くいっていて、一冊で綺麗にまとまっているとも言えます。
小中先生得意の攻めザマァ展開も期待しましたが、今回はそれもありませんでした。代わりに悪者を退治したスカッと感を味わった感じでしょうか。
評価が良かったのと、いつもの展開を期待しておりましたが、途中で読むのを止めてしまいそうでした。終わりよければ全てよしで、読後感はよかったです。
らくた先生大好きなので作家買いです!
ネタバレですが、死ネタなのでnot for meでした。が、綺麗な作品だと思ったので中立です。
それに絶対評価が割れるとわかっていたはずなのに、これを連載して世に出そう!となったのもすごい。悪い意味ではなく。
好きな作家さんや期待値の高い作品ほど前情報なく読みたいタイプなんですが、これはそれが裏目に出てしまったかも。
こういうことあるから少しはあらすじ知っといた方がいいなーと思い直しました。
でも後に引きずってしまうほどの重たさでは個人的になかったのでそこは救われました。
変わらず先生は推していくので次回作期待しております!
1巻2巻と一気に読みました。
1巻読んでから2巻の購入検討したらよかったかなの感想がまず出た。
攻めの気持ちはまぁわからなくもないんだけど(無理やり自分を納得させれば)、受けがアホの子すぎる。
友達に友達とキスするのはおかしいかと聞いてストーリーの流れ的に都合のいい返しが返ってきてまた流されるんじゃなくて、このご時世スマホがあるんですからネットで検索でもしたらよろしかったのに笑
とにかく描きたいシーンだけを描いたという印象を受けました。
それも大事なんでしょうし、確かにシーンごとで見ればこういうのが見たかった!となるにはなるんですが、その連続がすぎると胃もたれします。
次回作に期待します。