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女性しぐれ西瓜さん

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寂しかった男の救済

二巻の表紙は源慈で後ろには豹の琥士郎が居て今回もとても素敵な表紙です。
扉絵が片翼の琥士郎の背中の絵だったので、やっぱり天使だったんだ。って思いました。翼を失って人間世界に墜ちた理由には、源慈との並々ならぬ因縁があったようです。
だから、お互いに出会ったのかな?と。
源慈は琥士郎を助けたつもりだったけど、実は助けられたのは彼自身だったんだなと思いました。
一巻でも、既に、椿さんの父親と少しわだかまりがとけましたが、これも琥士郎のおかげだったし。なかなかヤクザである自分の生きてきた為に椿さんを失った悲しみを忘れられないで後悔し続けていたのを、そして、孤独でいたのを救ったのは琥士郎なんですね。
天使が人間世界で翼を現すと存在が消えてしまう様な話でしたが、実際は翼が消えただけで琥士郎は天界追放で普通の人間になってしまったのが、ちょっと都合良い話の展開すぎたかな、、とは思いましたが。天界に帰らなきゃならない理由というのも琥士郎にしてみればそんなメリットなかったと思いますし。
それでも、人間になった琥士郎は人間の時間と同じだけの歳のとり方をするようになったようです、15年後の二人の少し落ち着きが出てきたお顔にまた見惚れてしまいました。
とても絵が素敵で、ストーリー展開には見どころもあるのですが
ヤクザでありながらずっと後悔している源慈のグジグジした所や、源慈が好きという琥士郎の気持ちはどこから生まれたのか?どうもキャラクターの性格や行動原理が私には掴みにくかったです。
前知識が無くても楽しめると言う事でしたが、なんとなく読む順番を間違えたのかなという寂しさがありました。

とにかく顔と身体が良い

初めて読む作家さんです。表紙が好みだったので思わず買ってしまいました。
豹に体を変化出来る琥士郎がとにかくセクシー。子供の豹にであったのに、5年後には立派な雄になっていた、、と言うだけあって、ちょっと子供っぽかったり、やんちゃな気性が態度に出ていたりするけど、見た目がとにかくセクシーで、豹のしなやかな体つきもとても雰囲気が良いです。
琥士郎に発情期の処理をお願いされてしまい、振り回されてる感じの源慈ですが、琥士郎に告白されても、クソガキなんて言って相手にしませんでした。源慈も渋いオッサンでとてもかっこいいです。それに、ずっと忘れられない人がいて、、と言う、ちょっと哀しみを背負った感じも良いです。
そして唐突に出てくる二人の美形。
琥士郎の正体は一体なんなんでしょうね?
やくざの仕事は何となくの雰囲気って感じの展開で、どちらかと言うと謎の二人に危機を感じました。そして追い詰められると二人の気持ちが近づくって言う。
体格がしっかりした受けが好きな方にはどストライクの作品です。
欲を言えば、琥士郎の子供の‪頃のお話がもっと知りたい!源慈に育てられる琥士郎をもっと見てみたい!って思いました。

紺の良さ茨木の良さが存分に発揮されている

二巻とても楽しみでした。なんと言っても、三年間茨木と一緒に居たいという紺の意思が変わらないか考えると約束して離れ離れになってしまっていたのだから。
最後まで読んだ感想は、もう、紺が凄く成長していて、男前でしたよ。
茨木と再会した時の泣き顔はとってもふにゃふにゃになって可愛かったのですが、その後、二人きりになった時に茨木を誘う顔は受けとしての成長を感じました。そして、なんと言っても、紺の得意とする結界を張る技術に対して絶対の自信を持つまでになっていたのですが、そういう茨木と離れて居た間の鍛錬が紺を陰陽師として成長させていたようです。ある人物(妖)に対して啖呵を切る場面が、とても頼もしくなっていました。色々な表情を見られて、とても魅力あるキャラクターになっていました。
そして、茨木はそんな成長した紺を前に、表情が一巻よりもかなり柔らかい表情で、牙をちょっと出してにやけるような表情が可愛い場面が多かったです。そして、服装も、なんと、現代の服を着ている所が出てくるのが朔先生のサービス満点でした。しかし、怒ると鬼としての性が出ている茨木は迫力がありました。
今回、かすみ楼のお馴染みのキャラクターがたくさん出てきたので、そういうのも嬉しかったです。瓦楽ちゃんと豆腐小僧が可愛いし、白うかりや翠蓮。
ストーリーはちょっとハラハラする様な展開がありますが、そういう事が紺と茨木の絆を強いものにしたので、とてもそのシーンは読み応えがありました。
そして、波乱のあった後には、プロポーズ的な出来事も出てくるので、鬼と人間のプロポーズは見所です。
あと、二巻ではある妖が深く二人に関わって来るので、そこは楽しみに読んで欲しいです。この妖も見た目がカッコよかったです。そして、その妖が過去の出来事と紺の姿をオーバーラップする場面がとてもエモい!!最高だ!と、感じました。
好きな場面を言い出すと数え切れないほどこの二巻充実していました。

一冊で二度美味しい?!

熊猫先生の本はこちらが初めてなんですが、もう、絵が圧倒されます。今回、タロットカードがアイテムとして出てくるので、もう熊猫先生のタロットカードの絵を眺めるだけでも、とてもテンションが上がりました。
サラリーマン姿と、夢の中の異世界ゲームの世界。スーツと勇者や魔王姿が1冊の本の中に存在しています!美味しい。
そして、夢を見るためのトリガーはタロットカード。そもそも、不眠症の人が他人に添い寝してもらって不眠を克服するという設定はちょっと現実離れしている気がしますが、
それはそれとして。
眠る為に男性とワンナイトの関係しかしてこなかった八代が、エッチは無しで添い寝だけということで一色に協力してもらったら、夢の中でゲームの中の世界で一色そっくりなトーマ様に溺愛されている。という、夢の様な夢を見る事ができるんです。
異世界のトーマ様の角の生えた姿がとってもセクシー。
そして、だんだん現実と夢の中の出来事が混ざり合っているような感覚になってきます。
そして、エッチなシーンは受けの八代が可愛くて、攻めの一色はちょっと傲慢な顔したセクシーさで、しかし、最後にはすごく優しい顔になってたのが良かった。
あと、タロット占いやってる晶が好きです。
ゲームが好きで、生活全般に興味の無かった八代が、一色の影響でちゃんとお茶を入れたり、きちんとした食事を取るようになったり、食器にもこだわって、人間らしい生活を取り戻していくとともに、恋人と過ごす時間の意味や尊さに気づいていったのが良かった。
どの顔もとても表情がすてきで可愛かったりセクシーだったり。トラウマからの救済という点も丁寧に描かれていて、とても満足出来る一冊でした。

二人の日常が読めてホント嬉しい!

本編では何かと重たい空気がどこかしらに潜んでいましたが、この番外編は純粋に二人の自然な生活が読めてとっても楽しかった。
食べ物の好き嫌いを言う辰巳。辰巳が嫌いな物は別の具材に変更して美味しく料理してくれる大地のお母さんみたいな優しさ。などなど、ほっこりしたり、ちょっとヤキモチ妬いたり。でも、結局はお互いからかい合いながらも〈好き〉な気持ちを確認して満足してたりが見られます。
二人で自宅で過ごす時、辰巳は長袖Tシャツにスウェット姿なんですが、それでもセクシーダダ漏れているのが凄いです!
それにしても永井さん、あんなに美人で可愛いのに、辰巳と大地を観察して二人のツンデレラブを楽しんでるけど、彼女にも幸せになって欲しいなぁって、思ってしまいます。でも、辰巳と大地を見ていた彼女は、どんな恋愛ドキドキするのかな?とか。そんな事を心配してしまいました。

激しい愛情と、今だに残る心の闇が知れます。

一巻はネタバレに配慮してあまり語りませんでしたが、
二巻は一応、一巻を読んだ前提でレビューします。
一巻を読んだ時に、正直二巻はこれ以上のドラマチックな展開は有り得るのかな?と思っていたのです。それくらい一巻が心に響いていましたが、二巻はそれを超えてきました!一巻では、二人が恋人同士になるんだろうな、、という先の見える話しでしたが、今回は脇役で出てくる闇の関係を持とうとする人達の動きが読めないというか、ストーリー展開が思わぬ方向に行って、不穏な気分や、ドキドキ、ハラハラしました。そして、そういう中にも、辰巳が大地に見せる独占欲からのエチなシーンも沢山盛り込まれていて。更には大地にもようやく、目標としていた仕事に就いたものの、仕事の中で過去の自分や辰巳の生きてきた人生などに思いをよせてしまい、心の闇や不安を掻き立てる様な心理になっています。そして、何より姉には辰巳との関係を未だに秘密にしているという。二人の関係は順調なのに、どんどんと嫌な方向に向かって行きます。しかし、大地は強いから辰巳とずっと一緒にいるって事だけはブレずに心にあるのは安心ポイントです。「恋人」という肩書きで一緒にいるんじゃないんですよ。もう、家族みたいな、ずっと一緒にいるのが当たり前、唯一の存在になってあげたいんですよね。
それにしても、大地が一巻は平凡な大学生だったのに、すっかり辰巳に育てられたと言うか、真面目そうなのは相変わらずですが、視線や仕草がかなり可愛らしく誘い上手なキャラクターになっていました。
辰巳もバーテン姿の時は大地にツンけんしているのに、二人だけの時は大地をつなぎ止めようと激しく求めたりが熱かったです。ただ、辰巳がこんな風に大地に体を求めるのは、愛情表現がそういう事で表現するしか今まで見ていなかったからなんじゃ無いかなと?辰巳もまともに恋愛した事なかっただろうし、家族の愛情なども知らずに来たから、もっと静かで温かい愛情表現が出来たら良いのになぁと。不器用に優しくする事は出来るんだけどね。
それにしても、辰巳の施設の後輩、矢野の今後の行動が本当に分からなくて、心配になるラストでした。それに矢野が最初にボコられているのを助けに入った人。あれも偶然じゃなかったよね?矢野とあの人は関係あったの?関係は無さそうだけど、どうなのかな?

とにかくラストは驚く様な人物が出てきて、とんでも無い事を辰巳は提案されていたので、早く続きが読みたくて仕方ないです。
もう、色々とストーリーが濃厚だし、展開もとても上手くて何度も読み返して辰巳と大地にこれから何が起こるのか、とても気になっています!とにかく最高に楽しめる神作です。

驚く様な設定なのに、どんどん感情移入してしまう!

ずっと気になっていたけど、重そうな雰囲気なのでようやく読みました。ネタバレ無しで読んだのですが、事前情報なしに読んで良かった。

攻めと受けの関係性が信じられない様な設定でしたが、本当に攻めの気持ちも、受けの気持ちも感情移入してしまって、ラストは泣いてしまいました。これ、ドラマや映画?骨太の人間模様を描いた作品を観終えた気分に浸れます。
様々な闇の要素が出てきますが、それでも、
主人公二人の気持ちや生い立ちが丁寧に描かれています。心の中で思っている事を全て言葉にするのではなく、絵で表現されている部分もあるので、じっくり絵の表現する意味を探りながらよんでいます。
二巻はこれから読むのですが、二人を応援したい!絶対に幸せを掴んで欲しい!と願いながら読み進めたいと思います。
本当に、心に響く名作なので、ストーリー重視の方は是非読んでみてください。


怖いけど読後の気分は晴れやか

霊が見えたり感じたりできる二人の物語です。確かにホラーの要素がありますが、そういう設定も上手く使って二人が恋人同士になり、更には上手くいってなかった人間関係を改善していこうと前向きになれるストーリーなので、読後感はとても気分が晴れやかでした。
光春は子供の頃から誰かに見られている視線を感じたりして、それを言うと周りからは根拠が無いとずっと嘘つき呼ばわりされます。なので、大人になっても自分の発言が嘘っぽいと言われるのではないか?と、素直な感想などを言葉にする事に恐怖心があります。人とのコミニケーションにコンプレックスがあるんです。会社の人のペットの写真にすら、素直に感想が言えないのです。
光春はある日狭いビルの隙間で具合が悪くなっている所を蘇芳に助けられます。実は蘇芳にも光春よりも更に強い霊感があるんですが、取り憑いた霊に悩まされている光春をさりげなく助けてあげます。
確かに怖い場面はありますが、光春は蘇芳という理解者が現れた事により、少しずつ人との会話も出来るようになっていくのが読んでいて嬉しい気持ちになりながら読みました。
そして、蘇芳にも強すぎる霊を見る力の為に、悲しい立場にあることが分かります。光春は蘇芳を救ってあげたいと、不慣れながらも自分の考える素直な気持ちを蘇芳に伝える場面が良かったです。
蘇芳の立場はなかなか厄介でしたので、直接読んで見て欲しいです。蘇芳はずっと光春に対して優しくて、グイグイと光春に行くのですが、光春から大胆に来られると、急に照れてしまったりする、とても魅力的な攻めでした!
読後に海野幸先生のあとがきを読んだのですが、カーテンの隙間が怖い時の対処法というか、先生のご友人の意見というのが書いてあり。これを読めば大概の人は怖さを克服できるんじゃない?とおもいました(個人の意見ですw)
そして、なによりコウキ。先生のキャラクターのお顔が素晴らしくて、蘇芳も光春もとても素敵でした。

コミックで読める幸せ

小説既読です。挿絵担当のuser先生がそのままコミックで描かれているので、絶対に紙本で読みたい!と、思っていた作品。
異世界、そして王族の衣装の再現など、コミックにするにはかなりのご苦労があったと思います。感謝しかありません。
レシェイヌがまだ足弱を見ても確信が持てていなかった時の玉座の様子と、血族を得た後の玉座に座る様子などは、描き分けがとても上手かったです。灰色狼もこれからですが、それでも、青嵐や黎明も既に出てきて、これからの展開に注目したいと思います。
小説だと、アシがとにかく歩くのが困難で何か行動する時の描写がとても長く感じていたのですが(それはそれでアシの困難な状況を理解する上ではとても良いのですが)コミックでは、その辺の事がさほど重い表現はされていなかったので、サクサクと読めて、これはこれで、手軽に読むには良かったと思います。
今回、小さい頃のアシが見られてとても嬉しかったのと、小豆団子のお話は大好きなエピソードなので、読めてとても幸せでした。アシは最初は頑迷な老人に育てられただけはあるな、という頑なな態度でしたが、話しが進むにつれ、レシェイヌの孤独や寂しさに共感して絆されていく様子が、表情も柔らかくなっていました。レシェイヌも幸せな顔をたくさん見ることが出来て、とても嬉しかったです。

高校生というより、噛み合わない熟練カップル

絵がとても美しくて、海辺の町でホンワカ訛りのある話し方で田舎の高校生の萌えが沢山描かれていました。
一颯にもしかして彼女ができたのかも?という出来事があって、凪沙にも、後輩達からサッカー誘われて一緒に練習していたりを見て、お互いに誰にも渡したくない、という執着心の様なものが芽生えて。
しかし、彼女の話も誤解だったし、結果的にお互い離れたくない、嫌われたくないって気持ちを確信してしまいます。
ただ、そこから、一颯は学校を辞めて遠洋漁業に行くっていう展開や、凪沙はヤンキーだけど、学校は好きだから教員目指して進学するとか、そういう展開がちょっと話が雑なんじゃないかな?って思いました。
確かに大事な事は一颯は言葉足らずで言わない事が多かったみたいだけど、小学校5年からの付き合いなら凪沙も察する事とかあったんじゃないか?とか、高校生で運転免許も取得して既に働いていたり(これ、今の高校生でただのお手伝いの為と言うことでは許可されないと思う)、一颯のそういう一つの事に真っ直ぐ進む所が好きだったりしていたなら、今までどんな付き合いが二人にはあったのかな?って。急に好きだとか、キラキラな萌え展開がたくさん出てきたけど、ずっと友達だったなら、聞いたり、知る機会なかったのかな?って。
それで、お互い言い合いになると熟練カップルみたいな、犬も食わない喧嘩みたいなコミニケーションだったので。こんなふうに会話できるなら、何で大事なことを今まで知らんかった?ってなりました。
凪沙の髪を染めて、短ランでタバコも吸っててって設定も、いくら田舎でも、ちょっと私には受け入れられない高校生でした。サッカー推薦で進学するのかな?いやそれは無理でしょ?じゃあ勉強してたのかな?とか色々モヤモヤしました。
表紙裏の一颯が実は魚より肉が好きって言う話も、ちょっとジョークとしては笑えなかったです。そこは魚って言ってよーと、おもいました。
でも、一颯の遺書が本当に凪沙に一目惚れだったのだなという気持ちが分かって、その点は救われました。