FLESH&BLOOD(8)

flesh&blood

FLESH&BLOOD(8)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×25
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
93
評価数
23
平均
4.1 / 5
神率
47.8%
著者
松岡なつき 

作家さんの新作発表
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イラスト
雪舟薫 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
FLESH&BLOOD
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784199003561

あらすじ

フェリペ2世の厳命を受け、海斗の拉致に成功したビセンテ。
海斗からは激しく拒絶され、迷信深い水夫達には異端の目を向けられても、ビセンテは真摯に海斗を守り、一路スペインを目指す―。
一方、海斗奪還のため、猛追跡を開始したジェフリー。
けれど、生涯の親友と信じていたナイジェルから、衝撃の裏切りを告白されてしまう!!危急存亡の時、二人の絆に決裂の危機が…。

表題作FLESH&BLOOD(8)

海賊船の船長
タイムスリップした高校生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

ビセンテーーーー!!! ビセンテ推しにはたまらない「スペイン編」開幕

スペイン編、といってもまだスペインには辿りついていませんが;

1巻からずっとビセンテ大好きな自分にとっては、嬉しすぎるご褒美みたいな一冊でした・・

いや、ナイジェルをあんな目に遭わせたことは許せん!! なんですが、
ビセンテの海斗を思う心(兄心?)、なんとしても絶対に守り抜いてみせる、という覚悟が素晴らしくて。

あからさまに海斗に憎しみをぶつけられ、罵られ、侮蔑されても
「今度こそ絶対に手を出したりしない」と決めてる彼は、その矜持を守り抜くんですよね。。
ジェフリーやナイジェルのような恋情ではないその感情に、
私の萌え心は燃え上がりまくり!!!

ただ、ビセンテ→海斗への寵愛が目立つ分、レオが可哀想で気の毒で仕方なかった( ; ; )松岡先生もあとがきで言及されてますが…

大好きなご主人様は怪しいジパング人(ご主人様のことを呼び捨てにして!)にばかり夢中で。。
今後彼が報われる時は来るのだろうか、、

狂った神父に海へポーンと投げ出され、漂流する羽目になった海斗。
もう、もう、波乱万丈すぎる。

助けに来たビセンテを「ジェフリー」と呼ぶ姿が切なかった(涙)
まさかまるまる一巻、ジェフリーに会えずに終わるとは!
というか、次の巻では確実にスペインに上陸してしまうから、
まるっと2巻分は再会できないのか、、!?

7巻を読んで「ついにー…!」と歓喜したのが夢のようです。。

でもでも、絶対にこのままでは終わらないはず。

ナイジェルが海斗にキスしたことを知り”親友”を失い、
その上”海斗が死んでしまったかもしれない”と思い打ちひしがれるジェフリー。

ああ。「カイトは生きてるよ!」と、物語の世界に飛び込んで
教えてあげたい…

24巻もあって未完のシリーズ、果たして読み続けられるだろうか…なんて
思っていましたが、完全に杞憂でした;
「フレブラ」の世界に夢中、寝ても覚めてもナイジェルとビセンテのことを考えてしまう。(ジェフリー×海斗は?)

続く「スペイン編」、海斗にまた試練が襲いかかるのだろうな…と
心配が尽きませんが、心して読み進めようと思います(`・ω・´)

1

ジェフリー、許してあげてー

F&Bの八巻です。
とりあえず十巻まで購入してあるのですが、これは急遽既刊を注文せねば!

前巻ではラスト海斗が攫われ、阻止しようとしたナイジェルが怪我を負い…となっていました。
ジェフリーはナイジェル、仲間と共に、ビセンテの手中に囚われた海斗を助けにグローリア号で出立します。

そして海斗自身も逃げ出す機会を模索しながら、スペインへの協力者を知ろうと諦めません。
きっとこの作品にファンがたくさんいらっしゃるのは、人間的弱さも強さも同時に抱えながら、諦めない海斗の姿勢が魅力のひとつなのでしょうね。
もちろん歴史背景もすごく緻密に調べられていて、舌を巻きますし。
『この辺りはタイムスリップでファンタジーなんだから適当で良いや…』という雰囲気がまったくなく、これだけでも松岡なつきさんスゲー!(ちょっと海斗風に)と感じます。

前巻で、海斗へとあることをしてしまいナイジェルは後悔しています。
そのことをナイジェルはジェフリーへ詫びるのですが…ジェフリー派のわたしでも「えー!許してあげてよー!」とブツブツ言っちゃいました。
本を読みながら危ない人になってますけども(汗
だって…この時代の男だよ、我慢した方だよ…
どこまで嫉妬深いの、ジェフリー。
いつもならばそんなところもチャームポイントだわ!なんてフィルターかかっているわたしでさえも、ナイジェル可哀想でした。
ただ、確かにジェフリーの言う通り言わないことも勇気だったかな。
話せば自分は楽になれても、相手は苦しむから。
なんだか現代の『浮気はしたとしても絶対わたしにはわからないようにして!』という女子のようではありますが。

4

スペイン編の開幕

とうとう海斗の拉致を成功させてしまったビセンテ。
やっと恋人として甘い雰囲気を楽しめるようになったのも束の間、
ジェフリーと海斗は離れ離れに!!

「時間がたっぷりとある」と思っていた二人の突然の別離。
7巻でのジェフリーと海斗が幸せすぎたので、この展開は辛すぎます。
人生はいつ何が起こるか判りません。一寸先は闇です。
一瞬一瞬を後悔がないよう、大切に生きていかなくてはいけないと感じました。

そしてナイジェルの衝撃の告白を受け、動揺するジェフリー。
唯一無二の親友だった二人の関係にもヒビが入ってしまって。
ジェフリーとナイジェルの「恋敵だけど、お前が大事」
という関係が好きだった私には、二人のすれ違いは辛すぎました。

なんだか今回は「辛い」としか感想が書けないです。
イングランドチームを悲しみのどん底に突き落としたビセンテ。
彼もいい男なので、怨めないのが辛いところです(苦笑)

3

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