子を孕め、私のかわいいオメガ

獅子皇帝とオメガの寵花

shishikoutei to omega no chouka

獅子皇帝とオメガの寵花
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×226
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
6
得点
225
評価数
66
平均
3.6 / 5
神率
31.8%
著者
かわい恋 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
羽純ハナ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
発売日
価格
¥601(税抜)  
ISBN
9784866572253

あらすじ

田舎の村で育ったマキナは、自分がヤハナン王家唯一のΩだと知らされる。
そして、イビドラ国の皇帝に献上されることになり…!?

表題作獅子皇帝とオメガの寵花

大国イビドラの皇帝・α
田舎で育ったヤハナン王家第六王子・Ω

その他の収録作品

  • 獅子皇帝と愛しきものたち
  • あとがき:かわい恋、羽純ハナ

レビュー投稿数6

読んだ後に幸せな気持ちになるオメガバース作品です

甘くて良いお話でした。
黙っていれば儚げな美貌なのに勝ち気なマキナと、褐色の美丈夫で溺愛系のアヌマーン。
オメガバース物なのに痛い場面が無いので苦手な方も安心して読めます。
お互いが大好き故のすれ違いはありますが、2人とも真摯に向き合っているので大事には至りません。
子ライオンのモフモフも可愛いです。
アヌマーンがライオンになって性交しないと子どもが出来ないので、獣交シーンはありますがそれさえ甘々です。
アヌマーンが皇帝なのにマキナの育ての親にも誠実な対応していて素敵です。
子どもを産んでも健康的なマキナは子だくさんになりそうで、素晴らしく明るいオメガバース作品です。

3

オメガを大切にしている世界

この世界はオメガは大切にされてる(そこが好き)。村を守る為にお嫁に行くんだけど皇帝がとても優しくスパダリ。加えて褐色肌❤
Ωは元気いっぱいな少年で弱々しくない所も大好き。
えっちも多めで甘々なお話。

2

予想外にピュアで甘々でした(* ´ ▽ ` *)

こちら、超甘々でエロエロなオメガバース作品になります。

あらすじから不憫受けを想像したんですよね。
無理矢理皇帝に献上され、エロエロな事をされちゃう美人受けみたいな。
が、これが予想外に元気いっぱいな受けでして。
どちらかと言うと、振り回されてるのは攻めなんですよねぇ。
また、これが振り回されるのが逆に嬉しそうな、鷹揚で優しい溺愛攻め。
いや、予想外に超甘々ですわ~。
予想外にピュアで可愛いわ~、と、とても楽しく読めました。

一点、引っ掛かる部分もあって、ここで好き嫌いが分かれそうな気もするんですけど。
私も若干、「ダメだろ~」と思わなくも無いんですけど。
まぁでも、これもまた生身の人間の感情だと思うんですよね。
そんなワケで「萌2」です。


内容ですが、大国イビドラの皇帝・アヌマーン(アルファ)×従属国・ヤハナンの田舎育ちの王子・マキナ(オメガ)による、オメガバースで王道花嫁ものです。
多少切ないスレ違い部分はありますが、基本的には甘々キュンキュンな正統派のラブストーリーになります。

ヤハナン王国の田舎で育ったマキナ。
実は王家唯一のオメガだと、彼に王家から迎えが来た所からお話はスタート。
宗主国イビドラの皇帝・アヌマーンの後宮に「子を成す」為だけに送り込まれたマキナが、そんな周囲の思惑とは関係無く、アヌマーンと自然に惹かれあい心を通わせて行く様。
そして、ちょっとしたスレ違いなんかも乗り越えて、二人が結ばれるまでとなります。

で、こちら、読んで一番の感想ですが、とにかく甘いに尽きるんですよ。
そもそもですね、あらすじや表紙のたおやかな様子から、受けであるマキナは清楚な美人を想像してたんですよね。
が、いい意味でそれを裏切ってくれると言うか。
いや、美人はめちゃくちゃ美人なんだけど、中身は元気いっぱいの普通の青年と言うか。

イビドラの後宮ですが、従属国から送り込まれたたくさんのオメガが「花」と呼ばれながら、皇帝の寵を競ってるんですね。
で、そんな中にたいした準備も無く放り込まれてしまったマキナ。
当然、意地悪をされたりもするんですよ。
が、持ち前の負けん気を発揮して、「殴り返される覚悟がねえなら、喧嘩売るんじゃねぇ!」とばかりにやり返したりする。
一歩間違えば粗暴に感じられちゃうくらいなのに、彼は真っ直ぐで裏表が無くと、逆に気持ちいいんですよ。
皆が怖がったり「汚い」と嫌がる、後宮で飼われている仔ライオンと無邪気にたわむれたりと、なんか可愛くて。

で、そんなこれまでには居ない「花」であるマキナに、惹かれて行くアヌマーン。
彼は代々ライオンに変容出来る力を持つ皇帝で、アルファになります。
後宮にオメガをたくさん囲ってはいますが、これまでに子は無く、また色事にもあまり興味が無いと噂されていたりして。

マキナはですね、自分がアヌマーンの元に嫁いで子を成さなければ、育ててくれた両親や村を潰すと脅され、彼等を守る為に後宮に入ったんですよ。
そのため、アヌマーンの事は、オメガをモノ扱いするような好色な人間だと思っていた。
しかし、素の彼を実際に知ると、思いやりがあり優しい人物だと分かってくる・・・。

まぁそんなワケで、二人は互いを知るに連れ、身分も立場も関係無く、相手に惹かれあって行くー。

発情剤を盛られてしまったマキナとの、熱くて激しい一夜。
オアシスでの、二人だけの遠出と甘い時間ー。

そんなエピソードが丁寧に綴られ、甘酸っぱくてキュンキュンしちゃう感じでしょうか。
いやもう、世界に存在するのは二人だけ!!みたいな、甘過ぎる日々に悶絶しちゃうんですけど。
また、ちょっとやんちゃで何かと予想外の行動をするマキナに、そんな彼を眩しいものを見る目で見守るアヌマーン。
もうひたすら溺愛ですよ。
ひたすらデレデレですよ。
ついでに意外とムッツリですよ。
だって、やたらマキナに手を出してるしね。

そんな中、これまでにアヌマーンに正妃が居なかった、本当の理由を知ってしまうマキナ。
実は彼には、忘れられない亡き相手が居て・・・と続きます。

これまでひたすら甘かった分、ここでのスレ違いが切ないのです。
強いショックを受け、自身の感情を制御出来ずに泣きじゃくるマキナが可哀想で可哀想で・・・。

ただですね、ここでのマキナの行動が、ちょっと「う~ん・・・」と眉をひそめたくもなるんですよね。
マキナの態度が変化した理由も分からないままに、それでも真摯に向き合おうとするアヌマーン。
そんな彼に、感情のままに当たりちらし、みたいな。

う~ん・・・。
自分が傷付いたからって、相手を傷付けちゃダメだろ~と。
アヌマーンが大切にしている過去の思い出を、踏みにじるような事をしちゃダメだろ~と。

まぁでも、これが生身の人間の感情でもあると思うんですよね。
また、やらかしちゃったその後の行動に、本当の人間性が出るとも思うんですよ。
その点で、彼はやっぱり裏表が無く誠実に感じられると言うか。

あとですね、誤解が解けて結ばれた後は、また更にイチャ甘です。
いや~、とにかく甘々エロエロな作品なんですよ~。
受けのスレ違い時の言動さえ許容範囲なら、とても楽しい作品では無いでしょうか。

最後になっちゃいましたが、獣姦ありなので苦手な方はご注意下さい。

14

甘いの読みたいときにおすすめ

私は監禁されて陵辱されつくす受が見たい!!
そう叫びだすくらい作品は甘目です。
むしろアマアマです(笑)
強引に連れて行かれた割には皇帝には即腰砕けで濡れ場はメス化。
野生でそだったせいで粗野な部分も垣間見せる演出ですが、
なんてったって濡れ場が雌化しすぎてギャップ萌とは思えなかった。
あとは子供をねだる言葉を事あるごとに〜な後半がなぁ・・・。
もっとねだりかたにバリエーションが欲しかったのと、
いくら何でも次から次に産みすぎだろーよと思う。

ストーリー自体派楽しく読ませていただきました。
これ後宮にいる他のオメガはどーなる予定なんだろ

1

大人なスパダリ褐色肌攻めの魅力たっぷり

同じ世界観の作品としては、実は年下執着攻めの「金竜帝アルファと初恋の花嫁」の方がより好みだったのですが、こちらの年上溺愛ライオンα攻めも、最高に魅力的でした(*´˘`*)♡

攻めがライオン姿での獣姦あり。どんなものか、、とドキドキしましたが、愛のあふれたえちでめちゃくちゃ良かった…!

「金竜帝〜」の方は攻め受け共に魅力的でどちらも大好きだったんですが、こちらの作品は圧倒的に攻めのアヌマーンに蕩けました。エロスなラブシーンだった…//
このシーンの挿絵がなかったのは少し残念でした;

嫉妬にかられ、思わず…という作中のマキナ(受)の行動、理解できることはできるんですけど、ちょっと大人げなくて残念だったかなあ。。

そして多分自分は言葉遣いが乱暴、というか粗野な感じの受けはあまり好きじゃないのかも、と気付きました;
「秘めた強さ」みたいなものを持ってる受けが好きなので、「金竜帝〜」の方がぴたっとハマったのだと思います。

とはいえ物語としての面白さは素晴らしく、最後まで一気に読みました。

妻となったマキナと子ライオンたちを溺愛するアヌマーンの姿が目に浮かび、ほっこり。

そういえば。、後宮の”花(=オメガ)”たちはその後どうなったんだろう…と、その点はちょっと気になったりしましたが。
暴君ではない褐色肌攻めの溺愛を思う存分堪能できる、甘くて優しいオメガバースのお話でした✨

1

ライオンちゃん

すんなり読んだけど、モフ(ライオン)+オメガバースって、そういえば初めてだったかな??お子様ライオンが出てくるのでケモっ子の楽しさが少々加わり、色艶部分がオメガバースなので滴り多く・・という印象です。気の強い受けさんが好きだった等により萌にしました。本編210P弱+後日談8P+あとがき+羽純先生のあとがき。

田舎の村へ迷い込んだ女性から生まれた受けさん。母を亡くし村の夫婦に引き取られて育ちましたが、ある日、ヤナハン王国の第六王子でオメガなんだから、大国の皇帝に貢ぐと言われます。村全体を人質に取られたため渋々言うことを聞いて、大国イビオラへ行ったところ、そこの皇帝は数多くのオメガを後宮に囲っていて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
メイラン(マキナの世話する宦官、最後に羽純先生の挿絵あり!)、ユンファ(子ライオン)ぐらいかな。

**受けについて

田舎でふつーに育っていて、そんな急におしとやかになれっか!ということで、自然体でいらっしゃいます(笑)。子ライオンも「かわいー」とほぼ子猫を愛玩する勢いで愛でていて、えええ・・・ライオンの爪はイタイと思うけどなあ・・・とヒヤヒヤするほど。

陛下からのお手紙に対する返信も、書式なんて知ったことか!と、自ら思うところをしたためて、それが逆に陛下のお気に召すところに。というところまでは好き好きでしたが、やっぱりオメガバース、そしてかわい先生。色っぽいところではレロレロになっておられて、うーん。そういうところがいいんじゃーんという方もおられるとは思うんですけど、舌ったらずな口調でどろどろに溶けておられる様子はあんまり好きじゃないんだよな。±0のところに、子ライオンの可愛さ等で萌 となりました。

オメガが酷い目にあってるといった感じは無かったので良かったんですけどね。アルファがすごい!強い!という感じでもあまりなかったので、王道オメガバースとはちょっと違うかも。

1

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