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otouto no bannin
【上級者向け】ヤバすぎる背徳BL決定版!【閲覧注意】
・・を読み、再読。
未レビュー作品だったので、記載。
再読後思ったのは
・・そんなにヤバい背徳作品ではないのでは?(腐女子狎れのせい?)
・・ミドリノエバさんの絵が淫靡さを打ち消している。
絵を観たくて、紙版購入した作品。
絵が淫靡ではないので、さほどヤバさを感じない。
●峻一:18才 名門私立高校3年生 父親似
表紙の背が高い黒髪。ザ・雄。
両親の理想の子。自分を溺愛する両親より、兄に懐く。
●貴明:27才 9才差。母親似
華奢で秀麗。大人な美男。真面目で優しい、
慎重すぎて、親に愛されなかった兄は、歪んでいる。
二人は、血が通った兄弟。
番人とは、兄は、弟のマネージャー。
弟は、兄を密かに愛している。
兄も、弟への想いを隠していた。
弟のモデルデビューの条件は、兄を番人にすること。
歪んではいるけど、暴力なし。
心情描写重点。さほど淫靡で背徳的ではない・・気がした。
★姐さん情報に、「堕ちゆく者の記録」のKとA・・とあったので、
それも読む。
ガチ兄弟ものでした。
抵抗は無いのですが貴明の弟に対する劣等感があまりにもしつこく書かれているので、途中何度もうんざりしてしまいました。
両親の過去にされて仕打ちも何度も何度も繰り返し記述されていて、もうわかったからとなりました。
確かに毒親でしたが30歳近い男がそこまで固執するのが不自然でした。
弟の峻一は初めこそ不遜で不気味な感じがしましたが、後半になるに従って年齢相応に思えました。
途中モデルの宮野に薬を盛られて身体を弄ばれた時は全然抵抗出来なかったのに、峻一に手を出された時の恫喝が別人のようで不自然でした。
最後にお互いしかあり得ないって関係は悪くなかったです。ただ主役の貴明があまり好きになれませんでした。
ガチ兄弟もの。
弟x兄。
私はガチ近親は苦手案件なので積んでいたのですが、読んでみて全然別の所で思いっきり引き込まれた!
というのは。
コレ、監禁SMものの過去作「堕ちゆく者の記録」が関係してる⁈
主人公の、実の弟に対する強烈な愛憎感情。
その元となる毒親との関係性。
私はガチ近親が苦手なので、弟の峻一が兄の貴明を力づくで犯す場面は「うえ〜…」。
体格差もあり、どんなに拒絶しようと無理やりに押し入られる貴明がなんとも痛々しい。
しかし、頑なに峻一を拒む気持ちは、愛情の裏返し…
主人公はモデル事務所の美形マネージャー・馨屋貴明(かぐや たかあき)。
実の弟峻一は貴明とは全く似ていない。「ザ・オス」の峻一。
何も知らない事務所の社長は峻一をスカウトし。
貴明を狙う別のモデルを当て馬にしつつ、峻一のスターダム計画が進展していくのですが。
社長の原田が峻一を売り込もうとしているアパレルブランド「A(エース)」はとにかく秘密主義。
オーディションでも「A」社長の石田も、デザイナーのAも姿を見せない…
…とここで気づいた「A」の秘密。
これって秀香穂里先生の「堕ちゆく者の記録」のKとAだよね。
そこに気付いてビビビビーッ‼︎と電流走った…!
峻一と貴明のエロが吹っ飛びました。
本作のガチ兄弟エロはそれとして、アノKとAがこうなったのか‼︎という驚きと萌えが襲いかかりました。
ぜひ、本作を読んだ後、「堕ちゆく者の記録」を読んでいただきたい。
申し訳ないけど本作を食っちゃう感情が湧き上がると思う。
(「堕ちゆく〜」のレビューで、石田を「石井」とミスして書いています。お恥ずかしい…ごめんなさい)
ふばばさんへ、初めてコメントを寄せます。
ふばばさんのレビューにて「堕ちゆく者の記憶」について初めて知りました。
そちらのレビューを覗いてみたところ全体の評価が結構ばらけているし、ホラー要素に通じる怖さがあるようですね。
是非今すぐに読みます!と言い切れずに申し訳ないですが、いつか読めたらいいなと読みたい本のチェックに入れて置きました。
情報ありがとうございました。
イラストのミドリノエバさん目当て。
秀さんは初めての作家さんなので悩んだのですが、
口絵の攻め※がカッコよすぎて買わずにはいられませんでした…。
私は小説を読む時、登場人物は挿絵イラストのまま
脳内で動き回るため、イラストの重要度が非常に高いのです。
※弟(←重要)で雄み溢れる強引ワンコ
モデル業界を舞台としたガチ兄弟ものです。
設定の割には葛藤も背徳感もそれ程ディープなものは感じられず、
その割にとても楽しめたのは!
イメージ通りの美しい兄弟のイラスト
+
攻め弟の執着愛(後に受け兄も追いつきます)
+
さらっとした展開で最後のあまあまパートにたどり着けること、かな。
当初、兄は弟を嫌悪しているのですが、
それをぶつけられる弟の方は鷹揚に受けとめ
兄に対する愛情を隠していないので、読んでいて全く辛くありません。
また、随所にエピソードが挟みこまれる両親も、
人の親としての酷さを文字上でなぞられているだけという感じで、
感情を揺さぶられるような存在感は感じられませんでした(個人差があるかもです)。
そんな中、本来だったら警察沙汰級のいくつかの「事件」も
さらさらーっと流れていってるな、という印象でした。
タイミングによってはそういうところが
気になってしまってモヤモヤしたかも…でも今回は逆によかった。
小難しいこと考えずに攻めの言動にときめくことができて…//////
受けも非常に美しい大人の男で、多少流されやすかろうが、
この兄弟で絡んでいただけるのでしたら、ありがとうございます!
ということで。
イケメン同士のアレコレやいちゃつきを楽しめてよかったです。
ただし、兄弟ものの禁忌感やお話に深みを求める方(時)には
物足りなく感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
お話は萌え×1、イラストが神、間をとって萌え×2で!
電子購入:イラスト有/あまあまの特典SS付き
ガチ兄弟ものはまだ数冊しか読めていないので深く語るには及ばずなのだが、個人的には漫画より小説のほうが取っ付き易いかな、って事で読んでみた一冊。
話の内容は”逞しい男らしさがない”っていうコンプレックスの強い兄・貴明視点中心で進んでいく。
歳の離れた弟・竣一が望んでいるものを全て持っている事に憎しみを抱いていて離れようとしても、弟のほうが常に懐に入ってくるのでどうしようもないジレンマを抱えているって描写と、いざ弟に組み敷かれてしまう濃厚な絡みの描写が大幅に占めている。
ガチものって攻め側のヤンデレ具合で匙加減が決まってきそうなイメージだが、あまりに病み度が重くなってくると苦手になってきそうなところ、この話はその辺りが軽すぎず重すぎずで大丈夫だった。
おそらくは、作中の華やかなモデル業界、謎のベールに包まれたメンズブランド『A』(エース)の描写に引き込まれたってのが大きいのかも知れないが。
しかし貴明がコンプレックスを強く抱えていたってわりには、いざ弟に打ちのめされた後になってからのほうが一気に兄弟としての距離が縮まったんじゃないだろうか?
弟が危険に晒されたのに直面した事で,兄の内面で感情のスイッチが切り替わったように感じた。
180°目線が変わると、実の弟の執着もサイコと恐れる程に怖いものではなかった気はするね。
ガチ兄弟が好きな人にとっては、この話は兄の憎しみと愛情、弟の執着と可愛げの紙一重ってのを掴めれば、萌えが倍増する可能性があるかも知れない。
こちら、ガチ兄弟ものになります。
私は元々、義理ガチ問わず兄弟ものが大好きなのですが、それも兄×弟ではダメなのです。
弟×兄じゃないと!!
で、面倒くさい事を言わせてただきますが、受けである兄が弟を毛嫌いしてて欲しいのです。
そこに、超執着してる弟。
あのですね、毛嫌いしてる、しかも弟!!
そんな男に陵辱され、受けが酷い屈辱を味わって傷付くと言うのがゾクゾクするほど好きなのですよ。
弟に力で叶わなくて、その事にも悔しい思いをしたりするー。
で、毛嫌いどころか憎しみを抱くようになる。
自分でも相当歪んでると思うのですが、このパターンが死ぬほど好きなんですよね。
で、今回、そんなまさに個人的な好みにどストライクな作品。
読みながら、楽しくて楽しくて仕方ないよー!!
こちら既に素敵なレビューが上がってるので、個人的に印象的な部分のみ書かせていただきます。
まず兄で受けである貴明ですが、弟に対して劣等感まみれなんですよね。
実は最初のうち、ちょっとイライラしたんですけど。
が、彼の不遇な家庭環境が語られると、これ程までに弟に劣等感を持つのが腑に落ちる・・・。
彼の弟に対する思いですが、すごく複雑なんですよ。
愛憎入り混じると言うか。
だからこそ!!
二人の均衡が崩れ、弟に陵辱されるのに萌えて萌えて仕方ない!!
また、彼の葛藤がいいんですよ。
兄弟でこんな関係と言う背徳感とか、力で叶わなかった怯えみたいのとか、それなのに快感に流されてしまった自分への嫌悪感とか。
これだから兄弟ものが好きなんだよ!!
あと、執着系である弟・俊一。
このパターンだと相当歪んでたりする事が多いと思うのです。
これがこれが健気で包容力のあるタイプだったんですよね。
最初はわりと不遜なイメージだったので、彼の意外なほどの健気さだったりが分かり始めると、よりキュンとくると申しますか・・・。
歪んでるパターンも好きなんですけど。
それでメリバとかも大好きなんですけど。
今回はこの弟くんだからこそ、素敵なラストになったんだろうと。
やっぱハッピーエンドがいいんですよね。
他、芸能界が舞台と言う事で、華やかな部分だったりドロドロした部分だったりと、そんなところも楽しめました。
注意点ですが、当然の事ながらガチ兄弟が苦手な方。
あと、ちょっと貴明の心情の変化が急だったり不自然に感じられたりする部分があります。
個人的な感覚の問題かもしれないんですけど。
とりあえず、個人的に大好きな兄弟もののパターンで、とても萌える作品でした。
作家買い。秀さんの新刊は弟×兄。血の繋がりのあるガチ兄弟ものなので、苦手な方は注意された方が良いかもしれません。
という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公は貴明。
ほぼ彼視点でストーリーは展開していきます。
モデル事務所でマネージャー業をしている貴明は、綺麗なビジュアルを持つイケメンさん。が、彼は自身に対する根深い劣等感がある。
理由は彼の家庭環境。幼少期から両親から愛された記憶がなく、9歳年下の弟と比較され、優劣をつけられてきた。そのため自分に対して自信が持てずにいる。
大学進学とともに実家を離れ自活してきた貴明だけれど、弟・峻一は貴明にまとわりつき、勝手に合いカギを使って自宅にも入ってくる。確かに子どもの頃は弟を可愛く思っていた時期もあった貴明だけれど、自分とは異なり天真爛漫でわがまま、けれど両親からの愛情を一身に受け続けてきた峻一を無条件に受け入れることが出来ない。
そんなある日、モデル事務所の社長が新たなモデルとして峻一をスカウトしてきた。しかも峻一は、モデルという仕事を受ける条件として貴明が自分の面倒を見ること、と言い出し―。
作中でも描かれていますが、聖書の「カインとアベル」を踏襲したようなお話でした。
親に愛されたくて奮闘するもその思いが報われることのない兄。
自由奔放で、けれど親からの愛情を一身に受ける弟。
貴明の孤独と弟に対するコンプレックスがメインに描かれている作品ですが、もう一つの大きなテーマは弟の兄に対する執着心、です。
色々な手を使い、兄を追い込み、手に入れる。
そんな弟くんの執着心が怖いくらいです。
年下攻め、あるいは弟×兄、という、お好きな方にはたまらない設定になっていますが、この作品のキモである、「貴明が峻一の愛を受け入れるのか否か」という点がやや甘かったのが残念と言えば残念でした。
初めて貴明が峻一に抱かれたときは、レイプと言って差し支えないくらいの無理やりなものでした。
峻一の、「自分のマネージャーを貴明にやってほしい」という要望も、突っぱねるなり事務所を辞めるなり、逃げる手段ならあったように思います。
が、劣等感の根幹であり、逃げまくり避けまくっていた峻一の愛情を、貴明が受け入れるようになる過程がややご都合主義な感じ。実は昔から好きだったー、ではなんとも拍子抜けです。
執着攻め、弟攻め、と萌えポイントも多かったのですが、もう一声ほしいなという感想を持ちました。
ミドリノバエさんの描かれる峻一が、めっちゃカッコ良かった。
雄臭い、というのか、ワイルドな男の色香に溢れていました。
高校生とは思えない腹黒さを持つ峻一の、内面まできっちり描き切っていて非常に萌えました。