ランチの王子様

lunch no oujisama

ランチの王子様
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×238
  • 萌16
  • 中立7
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
11
得点
287
評価数
89
平均
3.4 / 5
神率
18%
著者
間之あまの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小椋ムク 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403524653

あらすじ

ずっと夢だった自分の店「ごはん屋 MORI」を開いた真尋。
店の常連となった大沢は、いつも美味しそうに食べてくれるだけではなく……?

表題作ランチの王子様

26歳、真尋の前勤務の常連客でIT系会社員
28歳、夢の自分の店を開店したオーナーシェフ

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数11

切なさと甘さ♪

作家様買いです。


ずっと夢だった自分のお店を持った真尋と
そのお店に来たお客さんの大沢くんとのお話です。

大沢くんが真尋のことが好きなのは最初からすごく伝わっていたので
早くくっつくのかな?って思っていたのですが、
真尋は自分の気持ちを自覚したけど、大沢くんに気持ちを気づかれないように…と思っているシーンはとても胸が痛くなりました。
が…!ちゃんとハッピーエンドなので沢山幸せな気持ちにしてくれます(*´▽`*)


何冊かこちらの作家様の作品を読んでいるのですが
やっぱり作風が大好きだなぁって思います。
攻めが執着攻めで、受けは天然で可愛い感じで
ハラハラ展開が程よくありすごい良いです…!!!!

この調子で他の作品にも触れたいと思います♪

0

甘々でホワホワしたお話。

お互いが王子様。

初めて自分から好きになった人と再会してグイグイ行く攻めこと大沢。
物語は受けこと真尋視点なのですが大沢の好意がとっても良く伝わってきます。

真尋も大沢への気持ちをとうとうキスをしたいような好きだと自覚するも男同士だし、大沢には好きな人がいるって言ってたし…となるんですが。

もうこれ時間の問題でしょ?な感じで中盤で想いを確認してさらにイチャイチャ恋人同士になります。
なる前から毎日お互いの家に行ったりランチを一緒にしたり、くっついてスマホを覗いたり、もう本当甘々でした。

山場と言えばクレーマーの追い詰めでしたが、心強い仲間達と一緒に改心させてめでたしめでたし。

天然無自覚煽り受けと幻の耳とシッポをブンブンさせるイケメン有能グルメワンコ攻めですね。

頑張ってる所をちゃんと見ていてくれる人がいて、その人がたまたま長身スタイル抜群のITに詳しいグルメなイケメンで、好意を持たれ神業のような再会をして、初めて自分から好きになった人に紳士的に協力したりグイグイ行ったり。
受けも頑張り屋で可愛くて芯が強くて一国一城の主で。でも年齢の割にはちょっと可愛い過ぎない?

綿菓子のような可愛いホワホワしたお話でした。

1

SNSのメリットデメリット



作者様買いなので、内容は確認せずに購入。
受け視点ではありますが、ほぼ最初から両片想いなので、全体的に甘々です。


<あらすじ>
自分の店を持つ夢のため努力していた料理人の森美真尋(受け)は、運も手伝って28歳で自分の店を持つことができます。
初めはぼちぼちといった客の入りでしたが、偶然以前働いていた店の常連さん・大沢(攻め)が同僚と一緒に訪ねてきてから風向きが変わります。
真尋の料理は大沢のドストライクだったようで、常連になってくれたばかりか、知り合いの料理ブロガーを連れてきてくれたり、ネットに疎い真尋に代わってブログを作ってくれたりSNSの仕方を教えてくれたのです。
その効果はすぐに現れます。開店前から並んでいたり、行列ができるほど盛況になるのです。
お礼と称して賄いをごちそうしたりランチにおまけをしたり果ては大沢とのデートのようなランチに行ったりと二人は急速に距離を詰めます。
そんな中、SNSにクレームまがいなメッセージが届くようになります。

初めから真尋に甘々な大沢と、ほぼ最初から無自覚に大沢のことを気にしている真尋ですが、大沢の過剰なスキンシップというアプローチに友人とはこんなものかと勝手に納得している(しようとしている)ためなかなか伝わらりません。
大沢も男同士ということでなかなか告白とまでいかないため誤解されたりしますが、誤解されたとわかり真尋の気持ちに確信が持てたとたん速攻で動くので、結構さくっとくっつきます。
甘々な雰囲気とは対照的に、誰かわからない人物からの嫌がらせまがいのクレームが話を不穏にさせます。
でも、仕事の関係上会得したテクニックでクレーム主が同一人物であることを突き止めた大沢が大活躍でした。こんなにいろいろな技があるのかと感心します。

常連さんたちの見守りという強い味方を得て、真尋が犯人と向き合う時は、人の好い真尋がどう反撃するのか心配でした。毅然とした態度が取れたことは良かったと思います。
が、真尋を苦しめたことに対してはもう少し何か罰があってもよかったのではとちょっともやもや。

常連さんがいい人ばかりで真尋は本当に恵まれたと思います。きっと真尋の人柄が引き寄せたのでしょう。
真尋の初めての常連さんで1Fの文具店の鶴乃さん。SNSでのクレームに真尋に代わって反論してくれたり、不審者がいると箒を持って撃退しようとしたりとパソコンを駆使するかわいくてかっこいいおばあちゃん。
同じく開店と同時に常連になってくれた上階の会計事務所の紳士。クレームを気にしている真尋に相手の言葉の間違いを教えてくれたり、無口で不愛想に見えて実は人見知りな優しい紳士。
大沢の紹介で知り合った料理ブロガーの永美。
真尋の料理を気に入って自分のブログで紹介してくれます。インフルエンサーの彼女のおかげでたくさんの人に真尋の店が知られるようになります。
みんなが応援してくれるというのがあってこそ勇気を出せたんじゃないかと思いました。

犯人がその後どうなったかとても気になっていましたが、改心して自分の夢に向かって邁進しているようでちょっと安心。でも心の狭い私は、改心したからと言ってちょっと脅されただけで特に罰を受けたわけでもない犯人には夢をかなえるまでに真尋が苦しんだ倍くらいの苦労をしてほしいと思いました。

二人のいちゃらぶは安定の甘々ぶりで、砂を吐きそうになりながら堪能しました。(褒めてます)。
リアルな世界ではこんな風にうまくことは少ないかもしれませんが、最近話題になる(ドラマにもなりました)SNSの怖さも取り入れたお話だったと思います。

1

あったかいお話

 オフィス街に自分の店を構えた真尋は、従業員は自分だけ、という状況にも関わらず、一生懸命頑張っていた。
 そんな中、たまたま現れたのが、前の店の常連でもあった大沢。
 彼は真尋の料理を「すごく好み」と褒めてくれ、お店が繁盛するようにSNSの使い方を教えてくれたり、新たなお客さんを連れてきてくれたり、と心を砕いてくれる。
 あれこれと手伝ってくれる大沢に対して、真尋はだんだんと惹かれていくが、そんな中、SNSや口コミサイトを通じて、真尋の店を否定的に書く人間が現れて……

 という話でした。
 大型わんこみたいな大沢と、リスのような真尋がだんだんと距離を近づけてって、トラブルを乗り越えてラブラブになる……とってもほのぼのとして、いい話でした。
 無理やり、とか、束縛、とかそういうのが一切ない、甘くて優しくて……

 あったかいお話が読みたい方にはオススメします。

1

ごちそうさまです

作家さん買い。
オフィス街に小さなご飯屋を開いたばかりの受けと、そこに通い始めて常連客となる年下ワンコ攻めのお話です。
受けがやってるご飯屋さんが舞台なので当たり前だけど美味しそうな料理がやたら登場するので、お腹が空いて困る。
定食なんだけど、香の物とか、ほぉ〜味見してみたいなぁと思うものばかりなんですよ〜。

両片思いの二人が客とオーナーという立場から徐々に個人的に距離を縮めていくのですが、終始ほのぼのしてて安心して読めます。
ハンドクリームぬりぬりしてあげるとか、かわいい。

執拗なネットクレーマーに立ち向かうという山場はあるものの後味は悪くないし、心優しい常連さんたちに囲まれている様子にホッとできます。

ひねりがあるとか凄い見せ場があるという訳では決してないけれど、穏やかでかわいらしさに満ちた二人の恋愛模様と美味しい料理の描写のおかげで、読んだ後に思わずごちそうさまでしたと言いたくなってしまうような作品です。

激萌えした!という訳ではないのですが、身構えずに読める&一定のクオリティを保っているから安心して読める作品ってありがたいなぁと思うので、萌萌で。

2

攻撃力にやられました

お互い好きなんだから、くっついちゃえよーって何度呟きながら読んだことか!笑
お互いノンケでありながら、好きになって自然に付き合うのありだと思います。
同性でも大沢みたいにかっこよかったら、ドキドキすると思うし、ましてや特別感出されたら恋愛的に意識してしまうと思います。
そして怖がらせ無いように丁寧に丁寧に触って馴らしていくのって興奮します。
真尋の可愛さの攻撃力にも参りました。大沢がかなり煽られてましたが、読者まで煽られますね。あまの先生凄いです。
2人のひたすらに甘々なイチャイチャが大好きです。

6

料理人としての自信、店主としての矜持

今回はお店の常連客でIT系会社員と
夢の自分の店を開店したオーナーシェフのお話です。

受様が攻様や常連客の助けを得て
自店の経営を軌道に乗せるまで。

受様は自分の店を持つことを目標に
割烹とビストロで計画的に食を学び、
こつこつ貯金をしてきました。

友人の紹介で
カウンターとテーブルで10席程度の
元カフェという居抜き物件を
手に入れるチャンスに恵まれ
この9月から夢を叶えます。

同じビルの文具店女店主や
会計事務所の老紳士等常連客がつきますが
今のところかき入れ時の昼時さえ
カウンター席でこと足りる有様です。

そんなある日、
背が高くてイケメンな男性客が
受様の店にやってくるのですが

受様は視線が合った瞬間に
大きく目を見開くほどにびっくりしてします。

なんと彼は前に勤めていたビストロに
週一でやってきていたお客様で
彼が今回の攻様になります♪

受様が攻様を覚えていたのは
いつも幸せそうに食事をするからで
この日のランチのハンバーグも
攻様好みのどストライクな味と
絶賛されてしまいます。

翌日もやって来た攻様は
開店祝いにとベゴニヤの鉢植えを携えて
いい食べっぷりを見せてくれます。

その後、
ビストロの先輩シェフも来てくれますが
彼は料理の味や盛り付けの他に
SNSとかしたらと駄目だししていきます。

それを聞いていた攻様は
IT関連会社に勤めているからと
店のホームページやツイッターなど
サイト作りの手伝いを買って出てくれます。

その上、
人気グルメブロガーだという
知り合いの女性をランチに連れてきて
店の宣伝にも一役買ってくれるのです。

実は攻様はビストロの客だった頃から
受様に好意を持っていたのです。

それとなく好意をアピールする攻様ですが
ちょっと鈍い受様は攻様のアプローチに
全く気付きません(笑)

そんなこんなで受様の店も
多くの客が訪れるようになりますが
色々なサイトで受様の店の不評をする
クレームも書かれるようになります。

攻様の調べによると
徐々にエスカレートしているクレームは
全て同一人物の仕業のようで
受様には心当たりがあるようです。

果たしてクレーマーの目的とは!?
そして受様と攻様の恋の行方とは!?

夢だった自分の店を開き
一生懸命頑張る受様と
そんな受様に胃袋を掴まれた
スパダリ要素満載の年下攻様の
王道両片想いのお話になります。

攻様は受様が務めていたビストロにて
起こったちょっとした出来事から
受様に興味を持ちます。

自分好みの味を作るシェフを
好ましく思っていた攻様ですが
受様が店を辞めてから
受様への恋心に気付きます。

なので再会してからは
さりげなさを装いつつも猛アピール♪

受様も好き好きアピールする攻様に
気を許していろいろしてもらいつつも
攻様の好きの種類に気付きませんので
当然ながら攻様への独占欲にも
なかなか気づきけません(笑)

そんな2人のすれ違いにニマニマして
絡んでくるクレーマーにヤキモキしつつ

クレーマーの正体が判明して
2人の恋が成就するまで
楽しく読ませて頂きました (^O^)/

受様がクレーマーだった犯人と
毅然と対したシーンが
すごくカッコ良かったです♪

攻様は家族内で姉妹に揉まれている為に
モテスキルというか人心掌握スキルが
とっても高いです。

さりげなくスキンシップを高めつつ
わざとらしく「好きな人」の存在を告げて
揺さぶるという策士な面も見せますが

受様が結構ニブチンなので
なかなか効果はあがらず
攻様の思惑からズレていくのも
とっても面白かったです。

食べる事が大好きな人にとって
自分の味覚にどストライクは大切な事で
料理人にとって
美味しく食べてくれる人がいる事は
なにより幸せな事だよね。

今回はシェフ繋がりで1作
鳩村衣杏さん『好き嫌いはイケません。』を
おススメ作とします。
攻様が胃袋を掴まれる話っ以外と少ないな。

5

是非ともシリーズ化を!

BL初心者故、偏ったレビューになるかと思いますが、ご容赦下さい。
まず、初めて読む作家さんで完全に表紙買いでしたが、これが大当たり、私のツボにドストライクでした。
大型わんこな年下攻めのリーマン大沢くんと天然癒し系な年上受けのコック真尋さん。

大沢くんが出逢いから真尋さんへの好意がノンストップで、真尋さんは真尋さんで大沢くんに惹かれているのが丸わかりで、読者としては何故そこで抑えるー! と悶えつつも葛藤や戸惑いにあー、となったり。

とは言え大沢くん、しっかりちゃっかりデートに連れ出してますが。

お店の方も順調に常連を増やしつつ、クレーマーに弱気になる真尋さんを励ます大沢くんにイケメンだなあと感心しきり。


両想いになってからは、大沢くんの甘過ぎる真尋さんの溺愛ぶりに砂糖と砂を吐きつつ、いいぞもっとやれとにまにましてました。
最後の方は、もうおまえら結婚しろと呟いたくらいです、マジで。

ただ、ちょっと気になったのはふたりともセクシュアリティはノンケで、大沢くんは過去に付き合った女性もいる。
初恋もまだというピュアな真尋さんも、好意を持つのは女性だったのに、同性を好きになる事に躊躇いがなさ過ぎるような???

そこだけ少し引っかかりましたが、全体的な評価は神です。
個性豊かな常連客たちや、登場しなかった大沢くんの妹さんも気になるので、是非シリーズ化して欲しいです。

気に入り過ぎて書き下ろしペーパー欲しさに特典付き書店で再購入したくらいなので。

甘々萌をありがとうございました!

11

「ごはん大好き」王子

間之先生、楽しみにしていました。飯テロ気味+甘くて、いつもより色っぽさ増量という印象のお話、「本編250P弱+あとがき」です。ファンタジー設定じゃない場合は、ちょっと変な人の方が好きなせいで、その辺りにいそうな当作の攻めにそんなに萌えられなかったため、萌です。おなか空いてる時に読むのは、あまりおススメしないですw ご飯めちゃおいしそうなので。

オフィス街のレトロなビル2Fにあるご飯屋さん。元カフェだったこの物件を居抜きで買ってオーナーシェフになった受けさん。まだ1か月もたっていないですが、ランチタイムも一人で余裕で回せてしまうような状況が続いていたある日、店に入ってきた男性と目が合って、二人同時に「「あ」」と声をあげ・・・とお話は続きます。

攻め受け以外の登場人物は
同じビルに入居しているお二人(お祖母ちゃん♡&ジェントルマン♡)、攻めさんの仲良し(♀)、受けさんの元同僚(料理人)ぐらいかな。お祖母ちゃんとジェントルマンがとっても素敵です♡♡
王子はとにかく食べることが大好き!!!一番最初のモノクロ挿絵がハンバーグ食べた時の彼の幸せ満点な顔・・・・こっちが幸せになる絵で、とっても好きです(≧▽≦)

**以下は攻め受けについて

受けさんはこつこつお金をため、和食洋食修行し、自分のお店を持つためにとっても努力してきた頑張り屋さん。えらいです、頭が下がります。攻めさんは持って生まれた容姿に加えて、姉妹からの容赦ない教育(女子の扱い方等々)によりモテ男に成長され、彼女さんが色々おられたご様子で、受けさんをIT面で色々助けてあげる良いお方。なのですが、なぜか琴線に響かず・・・。傲慢とかどっかずれてる執着変人なんかが好きだからかな。パンチが足りなかった印象です。めっちゃワンコ素材で好みかなと思ったんだけど。
最後の色っぽいシーンで、エッチ大好き星人の片鱗を見せてくれたので、これは後日談でさらなる変人ぷりを披露してくれないかしらん・・・と思ったのですが、残念、SSは付き合って一週間後のお話でした・・惜しい!

4

糖度120%の、甘くて優しいお話。

間之さんの作品は、そのお名前の通り甘々な作風のものが多いですが、この作品も甘い。めっちゃ甘かった…。

主人公はずっと夢だったお店を開店させたばかりのシェフの真尋。
何とか店を軌道の載せるべく奮闘する日々。
そんなある日、以前勤めていたビストロに客としてよく来てくれていた男性が真尋の店に客として訪れてー。

というお話。

何でもおいしそうに食べてくれるその客・大沢くんと親しくなる真尋だけれど。


作中、所々で様々な試練が真尋を襲います。

例えば、

大沢くんのそばに見え隠れする女性の影とか。
真尋の店「MORI」のHPに意地悪なコメントを残す嫌な奴の存在とか。

が、読者には、彼らが誰で、どういう意図でそういう行動をとっているのか、というのはスルスル~と読めてしまう。さらに基本的に真尋を色々な意味で守ってくれる登場人物が多いこともあってか、特にハラハラドキドキする展開にはならず。

何より、大沢くんがしょっぱなから真尋に惚れてるのが透けて見えているのでとにかく甘い。

間之さんらしい優しくてほのぼのな空気感に満ち溢れた作品で、そういったものを求めて読まれる方には超お勧めな作品かなと思います。

が、ごめんなさい、あえて辛辣な言葉で言ってしまうと「ぬるま湯に浸かったような」読後でした。

BL的な観点で読むと、なぜ、ノンケの二人が同性である男に恋をしたのか、というそのあたりがさらりと流されていますし、「男に恋をした」という葛藤も何もない。周囲からも普通に受け入れてもらっているし、真尋が男である必要性や必然性が無いように感じました。

個人的な好みですが、ドシリアスな作品よりも甘々な作品のほうが好きなんです。みんなに愛され大切にされる、という受けさんもめっちゃツボなんです。なんですが、この作品は甘すぎるというか、あらゆるものを駆使して真尋が守られていて、現実味にかけるというか。

甘々の中にピリッと辛さがあって初めて甘さが引き立つ、と思っているので、今一つ締まりにかける作品だったかな、と。完全に好みの問題ですが、ごめんなさい、いまいち萌えツボが刺激されませんでした。

が、小椋さんの優しい絵柄がこの作品に非常に合っていて、まさに「糖度120%」、というお話でした。こういう優しいお話がお好きな方はたくさんいらっしゃるのだろうとは思います。

評価下げて、ごめんなさい。

12

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