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dekiai Juliet
高校の同級生の両片想いの再会ものです。
始まりはよくあるパターンですが、シナリオライターの受けが何度も同じ夢を見て、その中でヒロインとして行動するうち、その夢の登場人物に激励されるとういのが斬新だったと思います。
<あらすじ>
「理人が女の子だったら間違いなく付き合ってた」
フリーのゲームシナリオライターの十条理人(受け)は高校の文化祭で「ロミオとジュリエット」のジュリエット役をした際、ロミオ役の親友・路次美樹也(攻め)に言われた言葉
を10年近くたっても、忘れられずにいました。
折しも次作は恋愛シュミレーションゲーム「ロミオとジュリエット」。
偶然にも、海外にいた路次の帰国を記念して飲み会が企画されます。
10年ぶりに再会した路次はますますイケメンになっていて、理人をときめかせますが、路次が結婚していると知り(誤解なのですが)ショックを受けるのです。
プロットを書こうとすると路次のことを思い出してしまい、なかなか仕事が進まなくて困る理人ですが、何故か「ロミオとジュリエット」のジュリエットになる夢を何度も見るのです。夢だとわかっているためジュリエットは自分なのに他人事として客観的にとらえ、この状況を利用してプロットを考える理人は結構図太いです。
結構な修羅場であっても、これは誰のルートで誰が友人ポジションで・・などシナリオのことばかり考えているのは笑ってしまいました。
原作に沿っているようで違った展開で進んでいくストーリーに、理人は路次に対する自分の気持ちを再確認していくのです。
そして、言葉にすることがいかに大切かということに気付かされます。
路次はイケメンでありながら、明るくてさわやかであったかくて思いやりにあふれる男気があり、リーダーシップがあり・・・と理人に言わせると完璧な人間なようですが、けっこうヘタレです。
そのせいで10年もの時間を両片想いで過ごしたのですが、なまじ完璧な人間より魅力的なんじゃないかと思います。
現実の二人に関しては再会してからかなりあっさり話は進むので、はらはらすることもなくさらっと話は進むのですが、間にちょこちょこ入る夢の展開が毎回意外性があって楽しめました。
榊先生の挿絵狙いで購入。純粋なロミジュリ話かと思ったら違いました。受けさんがゲームのシナリオライターさんで、未体験であるソーシャルゲームについて垣間見ることができて良かったし、榊先生の挿絵がキレイだったのですが、超王道だったのと攻め受けにそんなに萌えなかったので、すいません、中立です。だんだん萌センサーが鈍ってきたのかも。ポイントは、受けさんが女性っぽくキレイなところでしょうか。(性格は女性っぽくないです)本編170pほど+後日談SS2編20P弱+15Pほど+あとがきです。
お話は、理人が高校生時代の夢から目覚めるシーンで始まります。前夜締め切りが押していたため寝たのは明け方、でもアポイントは9:30。ふらふらしつつ向かった先は、シナリオを依頼してくれる大手ゲームソフト製作会社に勤める大学時代の先輩のところ。今回依頼されたのはお得意分野、恋愛シミュレーションゲーム、そしてテーマは高校の文化祭で演じた「ロミオとジュリエット」で・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
シナリオを依頼してくれた沙籐、高校時代の友人たち、夢の中でロミジュリの各キャラ です。
夢と現実が同時進行で進むお話です。
**以下は 攻め受けに関する感想
攻めさんは傲慢なんかではなく、優しそう=ちょっと押し弱め?な感じ。見た目超イケメンなので、もうちょっと押しが強いのかと思ったら違いました(笑)最後の短編では、一緒の寝室でないとヤダとごねていて可愛かったですw
受けさんはごく普通そうな青年という印象。ロミジュリの世界を夢の中で展開して、夢では自分がジュリエットになりきっているのですが、ああこういう風にするとこのキャラ使えるな なんて、クールにシナリオ考えているところが面白かったです。
また、ソーシャルゲーム、全く未体験ゾーンだったので、それのシナリオってこんな風に作るのかと興味深かったです。ゲームに手を出すと確実に社会復帰できなくなるので、絶対手を出さないと固く戒めていますが、なんだか面白そうだよな・・・とゲームできる人が少し羨ましくなりました。
ソーシャルゲーム好きな方には面白いかも です。
うたいてちう
榊空也先生のイラストに惹かれて購入しました。
夢の中での描写がリアルでこっちまでキュンキュンしちゃいました。
受けくんの可愛さにどんどん引き込まれました。
途中途中で攻めとの過去や今の気持ちなどがあるのが良かったです。
ですが、攻めと受けが出会うのが遅く焦らされた気分でした。
全体的に話がスローテンポです。
ですが、二人きりの時の会話などが好みだったので萌って感じです。