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攻は、新聞社政治部の記者・中垣哲平。
受は、参議院議員候補・大河内史貴。
2人は幼馴染で高校の同級生。
親友同士だったのですが、大学卒業の頃から音信が途絶えていました。
水質汚濁の市民運動に相談役として協力していた史貴は、参議院議員補欠選挙の候補者にと頼み込まれ、立候補することになります。
しかし市民運動の仲間は選挙運動にはシロウト。
立候補を表明してから1週間たっても、手探り状態でした。
そこに現れたのが、取材にやってきた哲平。
あまりにもたどたどしい選挙運動員たちを見て「選挙経験者を探せ」とアドバイス。
アドバイスだけでは心もとないと、哲平は当選請負人というあだ名を持つ土佐の存在をそれとなく史貴に伝えます。
哲平は「取材」と称して頻繁に史貴のところに顔を出しては、偉そうに忠告したり心配したり。
史貴は史貴で意地を張ってるので、素直に哲平の言葉を聞き入れないし。
お互いに好きなのは薄々わかってるようなのですが、お互いが意地を張り合ってますので進展しないのです。
(身体の方は・・・ガマンできないのか、あっという間に先に進んでいっちゃってますが(笑))。
陰謀と選挙妨害。
対立候補の秘書と哲平の密会の疑い。
売り言葉に買い言葉からの強姦(かなぁ?)。
味方だと思っていた運動員の裏切り。
様々な障害を一つずつクリアして、投票日がやってきます。
史貴は哲平が一方的に音信を絶ってしまったことに怒っていました。
哲平は哲平で、嫌われて親友のポジションすら失うくらいなら・・・という思いがあった。自分の思いは史貴のためにならない、と。
高校時代の同級生などは「2人は肉体関係のない恋人同士だと思ってた」と。
周囲から見れば哲平と史貴は互いしか見えていないくらいラブラブなのがはっきりしてるんですけどね(笑)。
選挙が進むのと同時に2人の関係も再構築されてゆきます。
ストイックな史貴と野獣系なくクセに腰の引けてる哲平と。
いいカップルです。
「覚悟をきめろ!」のタイトルは、哲平のコトですね。
いい加減、覚悟決めなさいって、と読みながら何度思ったことか(笑)。