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耳とシッポのほんわか物語

久しぶりにログインしてレビュー書きに来ました。
1年以上ぶりかも(苦笑)。
この「もふもふっ!」のためだけに。
原作は携帯配信のコミックスです。

いや~、まさか自分がドラマCDを買うことになるとは思いませんでした。
基本的に声優さんとかあんまり興味ないのです。
小説でもマンガでもストーリー重視なので、声で萌えを補給することは殆どないんですよね。

「もふもふっ!」はBLじゃありません。
でもニアBL・・・?
モフモフ尻尾と獣ミミの幼児が大変愛らしく可愛いい、童話のようなお話です。
ハートフルでほんわか幸せになれるマンガです。
(エロはないよ!!)

ドラマCDもかわいかった~v

特典冊子のコミックスは、物語から数年後。
幼児クラウドは小児クラウドになってましたが、やっぱり泣き虫で愛らしくて可愛かったよ~v

あ、ドラマCDにも書き下ろし特典冊子の内容が含まれてますので、特典つきのドラマCDが入手できなくてもストーリーは分かるかと。

このドラマCDを携帯コミックス読みながら聞きました。
大きくストーリーが変更されてないので、声付きコミックスを読んでる感じでした。

この「もふもふっ!」は、最初は携帯配信で出会ったんですよね。
携帯コミックスを読み終わって、作家さんのWebページを検索し、同人誌バージョンがあることを知って通販購入。
今度はドラマCDをコミコミさんで購入(特典ついてるから)。
ずっぽりとはまっています。

携帯配信の方でマンガを続けて欲しいなぁ。

ケモミミ、もふもふ、ショタ好き、といったキーワードにびびっとくる方にお勧めします♪

もっと「くるおしく」ても良かったのになぁ。

いいタイトルですよね。
「くるおしく君を想う」って。
読んでみた結果は・・・うーん。

確かに、くるおしく想っているのですが・・・思いの強さは、受の弁護士よりも、攻の外科医の方が強いような気がする。
ま、私の感じた「くるおしい度」なのですが。


となりに住んでいたお兄ちゃんが好きで好きでたまらないのに、彼は自分の兄を「くるおしいほど」想っている。
兄が寝ているトコロにキスをしているお兄ちゃん(兄とおにいちゃん・・・まぎらわしいなぁ(笑))をみて、自分にも、と想ってしまった瞬間から、受の受難というか健気というか、彼の「くるおしい」恋が始まったわけです。

攻は物質的には豊かでも、愛情面では枯れ果てた家庭に生まれ、精神的に追い詰められた子供時代をおくってたんですよね。
そこに受からの脅迫。
「兄はホモが嫌い」
「黙ってて欲しかったら、僕にもキスをして」
といった子供っぽい嫉妬と純粋さと卑怯と。
追い詰められていた攻はそれを受け流すことはできず、もっと自身を追い詰めていったんですよ。

で、受を殺そうとまで想い、行動してしまう。

そんなに嫌われているのか・・・という絶望に、受は攻を避けるようになり。
成人して社会的地位も得て、充実している日々の中での再会。

再会のきっかけを作ったのは、実兄。
借金して逃げた兄の後始末をする過程で攻に再会した受は、今でも兄を想っている攻に、身代わりになれと言われて。

身代わりをつとめる切ない恋話・・・を期待したのですが、ココからの「くるおしい度」があまり高まらなくて。
私的にはちよっと物足りないなぁ。

兄も攻のことが好きで、でも兄は自身の言葉で攻を振り返らせることが出来なくて。
攻は兄の言葉に救われ支えられて、思いを募らせる。
受は攻を想っての言葉を直接伝えることが出来ず、憎まれる中でもすがりつきたくて。

三人ともくるおしい恋をしています。


おまけ。
弁護士の同僚の方、いろいろ気になっているのです(笑)。

にゃんこがいい味を出してます。

過去の作品から見ても、 妃川螢さんのマフィア・モノは自分的大当たりの場合が多いのですが、今回の作品も私的には「大当たり」でした。

受は財閥の次男。
両親に全く似ていないことから、父親に「自分の子ではない」と存在を無視され、母親にも冷遇されてきた健気ちゃん。
ロシアで起きた問題を解決すれば父親に存在を認めてもらえる。
その一縷の望みを抱いてマフィアのボスと対峙します。

が、ボス(攻)は受を一目見て「(身体を使った)売り込み」だと貶して無視してしまいます。
しかしそのやり取りが原因で受の会社はロシアの財界から締め出されてしまうことに。

窮地でやっと見つけた取引相手の下っ端マフィアと対面しているとき、攻が現れて「自分の発言でいわれのないトラブルを被せたから」と窮地を救います。

でまあ、お約束の「取引の便宜を図る対価を」と愛人関係に。

取引成立後の関係は、「愛人」というよりも「恋人同士」って感じで甘々です。
攻は受を呼び出してはデートに連れ回すし。
カラダの関係なんて、最初の1回きりでしばらくは出てきませんよ。
でもその数々のデート(笑)で両者の気持ちが近づいてゆくんですよね~。

父親に認められたくて仕事にのめり込み、攻の呼び出しを断り続けてしまった受は、攻に拉致られます。
「仕事を片付けてやった」と自分の作るはずだった報告書を見せられて傷つく受。

健気なんですよ。
今までの妃川作品のマフィア・モノの受は、マフィアである攻と対立するくらいの力も気力もある、強い受だったんです。
でもこの作品のコは、力はありません。
心はとても強くて、芯のブレないしっかりしたコなのですが、細いし諸さが見えている。

自分の居場所を求めて必死に生きてきた健気ちゃんが、最後の最後に、死を覚悟して攻のところに向かうシーン。
ここがすごく好きです。


兄カップルも気になりますが…。
BLでは許されない(?)妻子のある受なので、多分、単独で兄カップルの話は読めないだろうなぁ…。

あらゆる意味で、深謀遠慮な聖帝サマ

プラチナ文庫で展開している橘さんの中華シリーズでは、この作品が一番好き。
今までの2冊とは違い、聖帝様が攻です。

受は国交がわずかにある程度の遠い国の王子。
イキナリ戦争を仕掛けてきた隣国のおかげで窮地にたたされている受の国は、やはり戦争を仕掛けられて苦慮している華朝と同盟を結ぶべく、受は旅をしてきました。

で、敵の目を欺くために旅芸人一座として聖帝の前に現れます。
密かに聖帝の寝所を訪ねた受は、同盟を結びたいと申し出るのですが、聖帝は「やり方に信用が置けない」と断ります。

まあその押し問答の中で色々あって、嫌がらせの為に受を押し倒すのですが…だんだん乗り気になって、本気ではまっちゃいます、聖帝サマ(笑)。


受が武人で、時刻の将軍だというのもいいです。
美人で強くてカッコイイ受、すき~。

攻の聖帝様もいいですよ。
側近が目を話したら姿を消してて、探し出したら城下の娼館にいたとか。
受を女装させ、側にはべらしてニヤニヤしてたりとか。

好きなタイプの攻ですね。
シリーズの中でも再読率の高いのがこのタイトルです。

発信してる受と、着信してる攻

かなり真剣にお仕事してます、2人とも。

主人公(攻)佐藤は、任者が設計してシステムのバグつぶしを押し付けられた、優秀なシステムエンジニア。
そしてバグってるシステムで困っている(怒っている)会社の担当者が、鈴木(受)。

佐藤さんと鈴木さん。
日本で最も沢山ある苗字のカップルです(笑)。
電話を介して毎日のようにトラブルがらみで険悪な会話をしている2人です。

仕事帰りにいきつけの飲み屋に寄った佐藤は、ゲイの痴話喧嘩に遭遇。
その美形にうっとりしてしまいます。
そして飲み屋で偶然にも一緒になってしまったことから、酒を飲みながらの会話が弾み、意気投合。
ドキドキ感が膨らんで、
「男でもあんたなら大丈夫そうだ」
ってアッサリと寝ちゃう。

イタシテしまった後、受が会社からシステムトラブルの連絡を受け、
「保守に連絡をする」
とかけた電話が…佐藤の持つ携帯電話にかかってしまう。

大変気持ちよくすごした恋人(未満)が、実は仕事での敵(対立関係)であったのです。
この鈴木が仕事の顔に戻ってクレーム電話をかけ、その直後に自分(佐藤)の着メロが流れる・・・まさか?!
という瞬間がとても好きです。

こーいう、立場の敵対する関係の2人のラブは面白いですよね。
佐藤は仕事を必死にこなしてバグを修正し、仕様書を作成します。

理不尽な上司のいやがらせとか、腐った人事とか、様々なトラブルが佐藤に降りかかってきます。
過労死しないのが不思議なくらい、お仕事してるんですよ(涙)。
でもちゃんとBLです。

鈴木がね、可愛いんですよ。
クレームの電話で佐藤を指名して「現場に来い」と要求するのですが、
「エラーを確認して部下に行かせます」
って返事をしたら、
「…もういい、直った」
って…これって、佐藤を呼び出したかったんですよね?
佐藤に会いたかったから、仕事なのに公私混同させてしまったんですよね?

このツンデレっぷりが激可愛です。
とても「抱かれるのははじめて」のゲイらしく、恥じらいもかわいいです(笑)。

旧版を読んだときは「神」だと思ってたのに・・・。

片思いの話です。
高校時代に好きになった同級生に、告白して振られてる主人公。
片思いの相手は、同性に対して恋愛感情はもてないからと。
まあ、ノーマルな人にとってはそれが普通の反応です。

しかしこの作品の最も切ないのは、社会人となって再会した後です。

フリーターをしている三浦の勤め先の花屋。
そこで片思いの相手・堂島と再会します。
しかも、花屋のカンバン娘の恋人として現れたんです。

思いを隠して普通で居ようとするのだけど、堂島は三浦が今も自分を好きだとは全く思っていなくて。
普通の同級生、友達として・・・かなり親しい友人として接するんです。

好きなのに「友達」としか思ってもらえなくて、しかも距離を置こうとしても追いかけてくる。
近づくくせに、気持ちは「友人」以上のものはない。

片想いがあまりにも切ないです。

実は堂島、心が変な風にゆれてて、でもその揺れの正体を「友情」だと思い込んでて。
この話は受よりも攻の方に、表立って見えないトラウマというか歪みというか、そういうのがあるし。
三浦にかなり残酷な事もしてますが(無意識に)、最後はちゃんと自分の心を自覚したのだから許します(笑)。

残酷といえば・・・花屋の娘とその幼馴染のカップル。
こいつらも無意識に酷いコトとしてるよなぁ。

新装版の書き下ろしのストーリーは、アレでないと三浦と堂島が自身の心をしっかりと持つための最後のハードルにならなかったとは思うんです。
だからいいんですけど・・・。

個人的に、プロポーズまでされてた元カレ(しかも二股かけて結局元々カレを選んだ。さらに自分から堂島をフったんじゃなくて、堂島から別れを言わせたという悪辣さ)を式に呼ぶか?
かなり悪趣味で厚顔無恥だと思うぞ。

そういう意味では、カンバン娘カップルのその後は不愉快でしょーがなかった私です。
切なさはハイパーマックス。
でも書き下ろしでマイナス評価とさせていただきます。
ゴメンナサイ。

始まりの物語

ネオアルカディア・シリーズの、物語の始まりになる作品です。

攻・国王バル
受・森の聖霊レリス

王についている聖霊が、途中で交代することがあるとはオドロキの展開でした。
今までともにあった地の聖霊が消え、喪失感に苦しんでいるバルの元に現れたのは、森の聖霊レリスでした。

レリスはとてつもない健気さんです。
元は森の泉にいる小精霊だったのですが、森にやってくるバルに惚れて思いを募らせ、どんどんと力を得ていった恋する聖霊です。

恋しい王のもとに行きたいがために実体化できるようになり、地の聖霊と虹の御子の協力を得て、王の聖霊となります。

このレリスがとてつもなく美しいんですよ~。
口絵のイラストは最高。
もっと大きいサイズで見たいなぁ。

心も見た目も美しく、献身的なレリスに惚れないはずはないですよね。
バルとレリスは両思いとなるのですが、周囲が2人の恋を妨害します。

特に王の小姓ルカは陰湿に策略をめぐらせ、王からレリスを遠ざけようとしますが・・・。

王への気持ちだけでチカラを得ているレリスにとって、迷ったり苦しんだりバルに疑われることは、力を失うことです。
まんまと周囲の策略に陥ってレリスを苦しめてしまうバルってば、本当にヘタレさん・・・。

死にかけたレリスを救うためバルのとった行動が、闇が広がる原因となりました。
レリスは力を取り戻しましたが、その罪は大きいですね…。

読み終わって、レリスの健気さに涙。
そしてシリーズ他作を再読したくなりました。

天然で手フェチ

シェフ×陶芸家

新しくオープンしたレストランに現れたのは、顔の綺麗な変な人物。
料理の感想をいうでもなく、オーナーシェフと同じ「ナギサ」という名前であるコトとか、店で使用している器モノのことをしきりに話していた。

その綺麗で変な人物は、店の常連となり、いつもカウンター席でシェフの動きを目で追っている・・・。

奇妙な常連客に興味を持ったシェフの渚は、何時の間にやら常連客の凪紗のペースに巻き込まれてゆくのです。

凪紗が天然さんで、渚は肉食系。
渚は色々と忍耐を試されそうですね~。

とりあえず1巻は、出会いと変化のお話。
続きが楽しみです。

ジレジレ感がたまりませんなぁ~

待ってたよ、第1巻!!

攻・敦士 18歳 大学生バスケ選手
受・友介 24歳 モデル

義理の兄弟です。
年下攻ですっ!

両親の再婚で兄弟になった2人。
バスケをする兄を見て自分もはじめた弟・敦士は、今や学生バスケ会の人気者。
弟が自分を追い越してどんどんと実力をつけてゆくのを見ていて、バスケをやめてしまった兄・友介はモデルをしています。

大学進学を機に同居することになった弟が上京してきて久しぶりの対面をしたら、予想以上に成長していてびっくり。
自分の後を追いかけてきていた子犬が、いつの間にか大型犬になって現れました。

その大型犬は、昔も今もお兄ちゃん大好きなブラコン。
が、実は弟はずっと兄のことを好きだったのですよ。

という、義理の兄弟モノで年下攻めのテンプレみたいな設定ですが、定番はやはり面白い。
傍目には両思いなのに、当人達の感情だけがすれ違ってて、ジレジレなところがたまりませんっ!

キスとおさわり(しかも上半身だけ)しかしてないのに、妙にエロいですよ、この兄弟。

2巻が楽しみですが…どれくらい待つんでしょうねぇ?
読者の私も随分待たされてジレジレしそうです(笑)

二度目の読書で印象が変わった・・・

最初に読んだときは、単純に、
「初恋が実ってよかったなぁ」
と思っただけだった。

先日二度目の読書をしたら…がらりと印象が変わって、気持ち悪くなってしまった。

高校時代の同級生の三角関係。
全く違う個性の3人の、切ない恋物語なのに、何故かもやもやとしたものが残ってしまって困った。

隆晴と多伎の恋愛小説として読めばいいのか、洋人と多伎が初恋を実らせる物語として読めばいいのか…。

最初に読んだときは後者として読んだに違いないのですが、再読時はどうも前者寄りで、そのせいで隆晴に対して拒否感が。




多伎しか愛してないなら、なんで結婚したんだよーっ!!



これなんでしょうね、引っかかってるのって。
何度読んでも「洋人×多伎」に気持ちが向くために、隆晴の愚かさに腹が立ってしまう。

死別も、結婚も、男カップルの離別としてはありがち設定ですが…だったら多伎よりも妻を選んでしまえよ、と。
多伎に決着つけさせるなよ~。


どうもそのあたりにムカムカして、初読の感動が砕けてしまった。

再読しなくてもよい作品というのもあるんだなぁと、気づきました。