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jonetsu no kizashi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ13作目
第3部のスタートです。
色々とトラブルに巻き揉まれやすいカップルですが、今回は佳人が殺人の第一発見者になってしまいました。
でも、サスペンス色は薄く長年連れ添った夫婦のような情愛やお互いへの思いが溢れるいいお話でした。
発行はシリーズ1冊目から17年経ちますが、物語の中では4年弱、前々作で佳人が会社設立して1年ほど経ち、前作の『艶乱』から間もない時系列です。
事件に巻き込まれて動揺する佳人を思いやる遥の熱情
裏社会を生きる東原の遥への独特な感情
腹の読めない男に寄り添う貴文の苦悩
それぞれが彼ららしい優しさや思いが伝わってきて、物語の中で流れた時の長さと変化を感じました。
遥・佳人の二人がそれぞれにお互いが出会ったことと現在の幸せをしみじみと思い、共に居られる喜びがたびたび描写されるのがとてもよかったです。
イラストもいつも通り素敵でした。
一番のお気にいりは遥のシュッとした端正な和服姿です。
引き続き佳人は遥の乳首開発にご執心?なもようでした。
安定した日常の中に大きな変化が起こる予感がします。
新たに登場した少年が今後の二人にとって重要な存在になっていくようです。
垣間見えた貴文の今後も含めて次巻が待ち遠しいです。
長く続くシリーズですが、
このお話、派手な展開はないのに離れられない。
それはひとえに、主人公二人の魅力なのかなと。
遥さんはいわゆるスパダリv
佳人さんは健気で凛としているのに、エロいv<ココ重要!
今回はまた新しい展開ということで、
どうなるのかと期待して読み進めていったのですが、
その期待を裏切らない出だしであります!
読み進めればこうなるのかなという、
先読みは出来てしまうのですが、
そのもって行き方が流石遠野さんという、
違和感のないうまい展開!
さらに遥さんと佳人さんの
滲み出るようならぶらぶ具合vvv
今後もこんな感じで、
ずっとらぶらぶしているのだろうなと伺えますv
重要な新しい登場人物も、
今後どんなふうに成長していくのかとても楽しみですv
第三部の皮切りとしては期待大の好発進です!
とにかく二人のらぶらぶ具合にアテられて、
評価は「神」で!
ひそやかな情熱から始まる情熱シリーズ 13作目とのこと(先生あとがき)。同居して4回桜を共に見ている二人のお話です。そのためほぼ夫婦のような感覚で、通じ合っています。しばらく艶シリーズ(勝手に命名)の二人の方が気になっていたのですが、当作でこっちのカプは、そうきたか!という新展開になりました。その二人の絆に感じ入るものがあったので萌よりですが萌2です。
そもそも当シリーズを手にとったのは円陣先生の挿絵目当てでしたので、先に大好きな先生の挿絵情報から。
カラーは佳人の胸にちゅする遥。モノクロは全部で10枚。遥さんの和服立ち姿が1枚あり、絶品です。円陣先生の描かれる和服姿って私はぞくぞくしてしまうんです。にやりと笑う東原さんも1枚ご登場。あと新キャラが1人登場するのですが、その子もまたすごくすごくキレイです。今後どうなることやら。
お話は佳人が取引のある陶芸家と二人で浜松町近くの居酒屋で酒を酌み交わすところから始まります。その店で使用している皿に目を奪われたのですが、それは店の親父が作ったものだと聞かされ、なんとか佳人の店で取り扱わせてもらえないかと名刺を渡し・・・
*********以下は より内容に触れる個人的感想
最初2時間サスペンスみたいになるのか と思っていたのですが、そのような色合いは薄く、その事件に巻き込まれたショックから立ち直るために、二人で濃厚に盛り上がっているのが印象的でした。あまり艶っぽいシーンって興味ない方だったのですが、ひどくショックをうけた日の夜はこんな風にしてもらえると、何も考えずにストンと眠れるんだわーと思い、二人で支えあうためのコミュニケーションツールの一つでセックスってありなんだわーと酷く納得。そんな風にできる二人がすごく羨ましかったです。
で、二人で出した結論が、あらーそうきたかーでした。遥と佳人とどんな関係を築いていくのか、とても楽しみです。また東原さんも執行さんもまた何かありそうな事を先生がちらちら書いておられたので、うーん、どうなるんだろう。一番不安なのは東原さんなんですよね。
先生、続きをまた楽しみにお待ちしております。執行さんをいつか安心させてあげてください。