恋をするなら英国紳士

koi wo surunara eikokushinshi

恋をするなら英国紳士
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
11
評価数
6
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
樹生かなめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
高永ひなこ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥476(税抜)  
ISBN
9784044502027

あらすじ

人気爆発の樹生かなめ、待望の新作!! なんと今度はラーメン屋台!?凛とした美形・相良郁郎の職業は、ラーメン屋台の主。借金王の父親のせいで苦労してきたが、努力と知性と根性で乗り切ってきた。そんな郁郎は、金髪美形のイギリス貴族・ウィリアムに一目ぼれされてしまい……?

表題作恋をするなら英国紳士

伯爵の子息、25歳
屋台のラーメン店店主、25歳

レビュー投稿数5

もう これは笑うしかないでしょ~ ヽ(´ー`)ノ

屋台のラーメン屋店主の郁郎は、ダメ親父の借金のせいで、高校中退→マグロ漁船に売られるという壮絶な過去を持った青年です。
同級生だった男に連れられてやってきたウィリアムが、バラの花束を片手に毎日ラーメンを食べに来るように・・・

郁郎の親父、ホントにだめだめです。妻にはとっくの昔に出ていかれ、無職で、女好きで、ギャンブラーで、作るのは借金ばかり。とりえは顔と調子のよさだけ。
ただ、郁郎と郁郎の姉をホントに愛してます。女より子どもたち。病気になればおろおろする(だけ)、暴力をふるったことなど一度もない。でも、生活力ナシ、ただ愛してるだけ。おいらなら絶対ほれな~い ヽ(´ー`)ノ

おかげで、郁郎は極貧生活。でも開き直っているのか、ちっとも卑屈じゃないんです。自称「温室育ち」のウィリアムはそんな強さに惹かれます。
ボロアパートであり合わせの材料で作ったヤキソバをご馳走する郁郎。お礼にと招待されたウィリアムの家は、元麻布の広大な屋敷で、執事とメイドと運転手が標準装備。
郁郎を口説くウィリアムですが、言葉を尽くすだけ。あきれるほど「紳士」なんです。やっとこさ いい雰囲気になったと思ったら、親父の借金取りが郁郎を追ってウィリアムの屋敷にまで乗り込んできます。 Σ(・ω・;)
フツーそんなことされたら、どん引きしそうなもんですが、ウィリアムくん、執事に言いつけてさっさと払っちゃいます。Σ(・ω・;)
それでもウィリアムとの仲を反対する親父。おいらが郁郎だったら、とっくに鎮静剤打って病院に放り込んでるね。 いや、バカすぎて憎めないキャラなんですけどね。

えっちは、他の樹生作品同様、朝チュンです。
ラブラブになったものの生活レベルのギャップはそのまんま。嬉々として屋台を手伝うウィリアムくん。
この先どうなることやら・・・って感じです。

まぁ、ギャグなんだから笑ってしまえばいいって感じなお作品でございました。

1

ひどい話だww

ひどい話でしたww(誉めてます)
樹生かなめさんのユーモア、本当に好きだわ。
この手のユーモアって、生理的に合うか合わないかって部分がすごく大きいだろうなと思います。合う人には面白いけど、合わない人には不快だろうなと。理屈じゃないんだよね。
私は好きだ!

こんな英国紳士はたぶん漫画とか小説の中にしかないだろうなw 外国人が作り出す、日本人なら「ねーよ!」と言いたくなりそうなトンデモ侍みたいな。
でも、それがいい。樹生かなめさんだって分かって書いてるのだ。
ステロタイプな英国紳士を更にデフォルメしたような、天然ボケながらかっこよくて一途な攻めが素敵でした。かーわいい。

対する受けは、ダメダメな父を抱えるラーメン屋台の兄ちゃん。
借金のカタにマグロ漁船ってネタにはよくあるけど、本当に乗っちゃったパターンて珍しいよね。「乗ったのかよ!」「しかも三回もかよ!」っていちいちツッコミ入れてしまいました。
父のダメっぷりは突き抜けてました。
この父のダメさに笑えるなら「勝ち組」です。あくまでもこの小説を読む上でのショボい勝ちでしかありませんがw
姉もすごいキャラしてたねー。でもいるんだよね、こういうダメダメ男ホイホイな女ってさ。笑いつつもなんか身につまされる感じ。

エッチは朝チュン。
もうちょい読みたかったな。
でもこのぐらい朝チュンなほうが私は実は好きなのかも。
もうちょい読みたいって思わせてくれる濡れ場に結局いちばん萌えてるので。がっつり描かれてる小説だと、たいがい読み流してる私なもんで。
や、でもやっぱこれはもうちょい読みたい。

0

親の借金のカタに二度マグロ漁船行きを経験したラーメン屋(屋台)店主受

親の借金のカタに二度マグロ漁船行きを経験したラーメン屋(屋台)店主受ってスゴイよね。
対するのはまさかの英国貴族で、一体どんな出会いをするんだと思っていたら意外と普通でした。
郁郎の友達が、知人だったウィリアムを店に連れてきたのがはじまり。

育った世界が違いすぎる二人のかみあってるんだかいないんだかわからない会話は大変楽しかった。

主人公の父親が憎めない人ではあるんだけど、あまりにサイテーで、そのうえ更正が感じられなくてすごくもやっとしたまま読み終わってしまいました。

この親父と手をきったら郁郎はもっと幸せになれると思うんだけどなあ……

0

あとがきが酷いです。

英国紳士モノの作品にハマり始めて、
英国モノの作品を探していた時に知りました。
あらすじを見て、ラーメン屋台の店主と英国紳士の組み合わせが
とても面白そうだったので、古本で購入しました。

話の内容は、納得できない部分があったり、
消化不良の場面が幾つかあったものの、
全体的には面白かったです。
実は、受けが壮絶な人生だったこと、
受けの父親は あまりにも酷すぎるけど、
それを超えるほど我が子 思いな人だということ、
など、本来なら雰囲気が暗くなりがちな題材なのに、
この作品では読んでいると、不思議と明るくて温かくなりました。
登場人物も、みんな良い人たちばかりでした。

しかし、読んでいると、何の区切りも空白の行間も無く、
急に場面が変わる箇所がたくさんあって、何度も混乱して、
非常に読みづらくて、ストレスになりました。

あとがきを読み始めて、「~ざます」と、
作家さんにとっては冗談のつもりか、
おふざけで軽い気持ちで書いたのかもしれませんが、
最後まで納得できなかったりストレスを感じながら
読んでいた影響もあって、読み終わった直後に、
ふざけたような文章を見て怒りを感じてしまいました。
このような後書きは初めてだったので、驚きました。
樹生先生の作品は初めてですが、他の作品でも、
もし、あとがきがみんな同じような感じで書かれているのなら、
樹生先生の作品で他に読んでみたい作品があるので、
読む機会が出来たら出来るだけ怒りを抑えるようにしないと
いけないなと思いました。

今回の評価は、「中立」です。
あとがきを読む前までは、文章構成に難ありでも
「萌」評価にしようと思っていたのですが、
あとがきで作品の評価を左右するべきではないと思っていますが、
今回は評価を左右してしまうほど憤りを強く感じてしまったので、
今回は「中立」にしました。

0

中途半端

全体的にダラダラな印象。私的にはあいませんでした。
最後まで読んで『受け結局お前も金出させてるし!』愛する相手に貴方もヒモ、金づるですか。船乗ってと何度も出てきますが、最後でそれも意味を成して居ないと感じました。

オヤジも子供を愛してる!で子供を売ってたらただの自己満足であり貢ぎ物、生け贄で愛する子供へする仕打ちだと微塵も感じられない。

人として吐き気がする人種でした。

この話は纏まりがなく攻めもヘタレ系よりもっと印象薄い。ラーメンと花と団子、な印象しか残っていません。
このお値段ならもっと良い作品たくさんあるのになぁと買って後悔しました。

0

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