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作者様があとがきにもありましたが、それほど「残り香」をテーマに感じませんでした。タバコは随所に出てくるのですけれどね。
序盤に、病院で目に包帯巻かれた村瀬(受け)がキスされる場面がでるのですが、そこで何が香るわけでもなく。まぁタバコ=恋人だとすると、最初から余りに限定されすぎてしまうかもしれませんが、
「ステイ・ノート」と「キャッチ・ノート」の二本立てです。記憶喪失から相思相愛に戻る「ステイ・ノート」より、曾我(攻め)と誤解とすれ違いで苦しむ「キャッチ・ノート」の方が作品的には長いです。
「ステイ・ノート」では格好良かった曾我ですが、「キャッチ・ノート」では村瀬の性格を考えてもうちょっと気を遣ってあげてほしいと思いました。フォローしなさ過ぎ。でもその後のラブな場面は良かったです。
村瀬の健気さが可愛らしい作品でした。
火事で記憶の一部を失った村瀬。
その失った記憶の中には、確かに誰かがいて、その誰かと愛し合った日々もあるようなのだが、それが誰なのかがどうして思い出せない。
思い出せないのは、その相手が、、、。
前半「ステイ・ノート」は村瀬が火事のあと、なぜ記憶を失い、記憶と共に何を取り戻したのかのお話。
後半「キャッチ・ノート」は、記憶を取り戻し、新に二人の関係を結び直したた村瀬が、曾我の迂闊さのせいで無駄に苦しむ話。
村瀬、一人で背負い込みすぎ。