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flesh&blood
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
やーー、やっぱりやっぱり、このシリーズのキャラ達には陸より断然海が似合う!!
舞台が海へと移り、フランス海賊とのドンパチに
「うおー!!」と興奮しきり、の6巻でした。
それにしても、これ、タイムスリップしてからどのぐらい経ってるんだろう…?と
疑問に思ってきたところでの、作中の“半年”との記述に思わず「おおお」と声が出てしまいました。
たった半年の間に過去へとタイムスリップし、
海へと繰り出すことになり、何回も海戦を見、
スペインへ攫われそうになったり、牢獄に閉じ込められて拷問を受けたり、
死刑を免れたと思ったら親指に焼き印を入れられたり……
は、波瀾万丈すぎるー!!
やー、たった17歳でこの世界へと投げ出され生き抜いてきた海斗、本当に本当にすごすぎる。。
一巻一巻、海斗の成長が見えてワクワクするシリーズですが、
6巻はついに!船がピンチのところ、高所恐怖症の彼がやってのけましたね…!
細かい船のパーツ名などが分からないため、文章に書かれていることが
頭の中で完全な映像として再現しきれないのがなんとも残念無念…( ; ; )
終わった後は水夫たちに揶揄されるようにジェフリーに背負われて…だったかもしれないけど、
またまた一回りも二回りも大きくなった海斗の姿に、感無量でした。
そしてこの巻で印象的だったのは、海斗の周りの“粋”な人たち。
特にグッドウィル(=シェイクスピア)とエリザベス女王です。
正直5巻での牢獄での出来事で、グッドウィルにちょっとがっかりしたりしていて、、
やーーでも、別れ際、最後の最後に情というか、粋なところを見せてくれたなあ。
すんでのところで海斗を救う決断をし、温かな眼差しを向けてくれるエリザベス女王もまた、
とてもとても魅力的なキャラでした。
ぜひ再会してほしい!
2人のラブは、ディープキスが見られてもう、もう…!
それだけで大満足ですよーーーー!!!!✨
ナイジェル推しの自分としては切ない三角関係だけれど、その切なさもこう、
なんというか胸焦がす甘美な炎…?
このシリーズの魅力の一つだなあと。
これはもう、7巻も続けて読むしかない…!
すっかりこの世界観にハマってしまい、次の巻へ、と伸びる手が止まらなくなっています。
セール・ホー!☺︎
F&Bの六巻です。
前巻で無実の罪で投獄されていた海斗でしたが、無事釈放され、そろそろロンドンからプリマスへ戻ろうかという辺りからスタート。
カップルは当たり前ですが、変わらず。
日本人で、タイムスリップしてきた海斗と、私掠船長のジェフリーです。
プリマスへ戻る前にフランスからの使者を送ることを女王から命じられ、その行程で海賊と戦ったり、海斗は女王との会話を回想したりと、お話的にはあまり進みはありません。
このフランスの使者であるアルトヴィッチはなかなか良い男。
この時代は、皆、自分の利益を追求することに貪欲です。
生きることに懸命にならないとあっという間に失われるので当たり前なのですが、そんな人ばかりでちょっとくたびれていたんです。
なので、アルトヴィッチが心地よい人物でホッとさせられました。
これから先も登場機会はあるのでしょうか。
ふたりが出会ってからまだ半年ということですが…半年の間に色々あり過ぎでしたね(苦笑
半年と考えると、ノンケの海斗がジェフリーに惹かれるまでが速かったなあと感じますが、もう六巻なんだからそろそろどうにかしてあげて!とも思ってしまいます(笑
次巻はラブ度が高めだとお聞きしたので、楽しみにしております!
ロンドンの宮廷から、舞台は海へ。
貴族の陰謀策略も面白かったですが、やはり主役は海賊たち。
大海原が舞台となるとイキイキし、読んでいても気持ちがいいです。
フランス国王の使者・アルトヴィッチがお茶目で好きです。
甲板で変色したロープに「これでもか」と水をかけていた場面が、笑えてしまって。
緊迫した場面だったんですけど、何だか和みました~(笑)
そしてイングランドチームのトライアングルも、切なさがますますアップ。
『俺はお前を愛している。お前のためなら命を賭ける』
ジェフリーの台詞です。
これが恋人(海斗)でなく、親友(ナイジェル)に対しての言葉というが、
泣かせるではありませんか! 海斗もナイジェルを大切に思っているし。
この三人が誰も傷つかず、上手くいく方法はないのだろうかと。
無理は承知ですが、思ってしまいます。
あと孤独な女王エリザベスの占いには、泣けました。
そして不穏な動きを続けるビセンテが気になりつつ、物語は7巻へ。