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tokimeki kojoou romance
ときめき古城シリーズ第二弾です。
設定がどうこう以前に、キャラクターがダメでした。
それぞれのキャラクターもまったく好みじゃないんですが、とにかくCPの組み合わせがものすごく苦手なパターンだったんです。
とはいえ別に意外でも新鮮でもなく、ありふれたホントによくある『王道CP』ではあるんですけどね。
慧史(攻)が、実際(本心・本質)がどうであれ表に出てる部分が傲慢で意地が悪いというだけでもう無理でした。
陽太(受)も、慧史に比べりゃよっぽどマシですがやんちゃ過ぎてうるさくて鬱陶しくて堪らない。
もうその時点で完全に読む気なくなりました。頑張って読んだけど。
このシリーズ自体(これ以外の作品)は、読む前に持っていたイメージよりずっとよかったんですよ。決してキライじゃないどころか好みなくらいです。
でも、こちらはシリーズ中では最低でした。読まなきゃよかった。イヤ、読みたくなかった、こんなもの。
なんというか、私はこのシリーズに『高校生同士(しかも日本の)』なんて求めてないんですよ。
私は、高校生同士そのものはむしろ好みなんです(でも今作の2人は寒気するほどイヤなんですけどね)。
ただ、あくまでもこのシリーズには(何しろ『古城ロマンス』なんだから!)もっと違うものを期待しているわけです。
もういっそあり得ないくらいのベタ甘王道でいい。それが好みだとは言いませんが、このシリーズ設定なら貴族とか年の差・身分差とかそういうお約束でいいんですよ。
最初からそういう前提で読んでるシリーズなんだから、逆に『なんで普通(貴族や何かに比べたらってことで)の高校生同士・・・?』と肩透かしだったんですよね。
日本の高校生同士・しかも同じ高校の同級生ならわざわざ『外国の古城』じゃなくていいんじゃないの?それならもう日本でやれば?
というより逆に『外国の古城』になんで日本人・しかも高校生同士なんだよとなんとも微妙でした。
とにかく、ストーリーとしてはなんでこのシリーズ(設定)でやる必要あるのかさえ理解できませんでした。こじつけにも程があるでしょう。
結局のところ、この内容なら学園もの(しかも私の非常に苦手なタイプの)で十分だろ!?としか感じませんでしたね。
その上、肝心のラブがあまりにも適当でいい加減過ぎ。心情の変化が唐突なご都合主義で読んでてアホらしくなりました。
ひたすら読むのが苦痛でしたね。意外と好きなシリーズだけになんとも残念です。
そういえば、同じ学園を舞台にしているので、冒頭で『混線もようの恋だから』『混線もようはまだ続く』のメインCP(薫×祐人)が顔を出していましたね。ホントに単なるゲスト出演って感じでしたが。