あらすじ
デザイナーの鈴蔵嘉瑞が休暇で訪れていた別荘に、嵐の夜一人の男がやってくる。
土砂崩れで道が不通になり足止めをされたと言うその男・斑尾笠は、初めは野性的な外見通りの不遜な態度で鈴蔵をお姫様扱いするが、数日滞在するうち美しいが尊大で鼻持ちならないという噂とはまた違った鈴蔵の本質を知り、「お前に惚れた」と口説いて別れ際キスを奪う。
正体も明かさないまま不埒なマネをして去った斑尾を腹立たしく思いつつ、東京に戻った鈴蔵があるプロジェクトのコンペに赴くと、そこにはライバル社のデザイナーとして斑尾の姿が…。
表題作甘やかされるキス
- 攻奇抜なデザインが特徴のデザイナー
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- 受ベーシックなものが得意なデザイナー
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