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tokimeki kojou romance hakushaku wa love game ga osuki
え~、実はこの『ときめき古城ロマンス(+ハートマーク)』ってシリーズ名だけで引いてしまって、さすがにこれは・・・と一応買ったものの後回しにしてました。ゴメンナサイ。
ですが、明神さんの表紙イラスト(特にシリーズ3作目の『謝肉祭の夜に抱かれて』)がとても綺麗だったので、思い切って読んでみたら、失礼ながら意外と面白かったんです。
もちろん『超王道・ベタ甘ロマンス』の範疇ではという前提ですが。
こちらは、ストーリーとしてはもうあらすじだけで本文読まなくてもいいくらいです。完全に先読みできる、予想を何ひとつ外さないお約束展開です。
王道ロマンスでとにかくベタ甘ですが、もう初めから『こういうもの』だと承知で読んだのでそれはそれでいいんですよ。決して悪くはない。
余計なことは考えずに、予定調和の中のあまあまと、あくまでもラブストーリーのスパイスとしてのちょっとした切なさを楽しむ作品ですね。
ホント、真船さんの『王道』は安心して読めるという点ではよくできていると思います。安定感はスゴイです。
シリーズが4作(『仮面侯爵に囚われて』『謝肉祭の夜に抱かれて』『伯爵は愛にとまどう』)出ています。
ちなみに、1・3作目がイタリア、2作目がフランス、4作目がイギリス舞台です。
同じ国ということで、こちらのCPが3作目『謝肉祭の夜に抱かれて』にゲスト出演しています。