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flesh&blood
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
わーーーーー…!!!
もう、もう、何から書けばいいのか。。
読後のこの興奮冷めやらぬ気持ちを…
4巻で舞台が陸上・花の宮廷へと移り、ちょっと昂る気持ちが落ち着いちゃったかな…
なんて思っていたのですが;
もう、もう、この5巻、監獄に送られてしまった海斗の運命はどうなる!?と、
ハラハラドキドキが止まりませんでした。緊張と興奮で心臓ドンドコ…
それにしても16世紀イングランド、恐ろしすぎ。
衛生状態もそうだし、7ペンス以上の物を盗んだだけで絞首刑、
嘘つきは曝し台(さらしだい)に立たされ、動けないよう両耳を釘で
台に打ち付けられ、刑が終わったら、釘を抜く手間を惜しんで身体を引っ張るため、
耳はそのまま台に残ってしまった、という。。(「あとがき」より)
え、何かのホラー映画?
と思ってしまうような、とても信じられないことが平然と行われていたのですね。。
まさに、海斗が助かったのは奇跡。
指に”T”の焼印を押されるシーン、痛くてとてもじっくり読めず、
冷や汗が出ました。
そして、「どこまでも海斗と一緒だ」という覚悟を見せるため、
同じ焼印を入れるジェフリーとナイジェルの愛よ!!!!
もう、もう、泣けちゃうよ。。( ; ; )
グッド・ウィル(=シェイクスピア)のまさかまさかの正体にも
びっっっっくり。
4巻の初登場時にはあんなに興奮したのに、、しょぼん。。
海斗が拷問の最中夢に見た、和哉の現在も気になるところ。
刑事達に責められ、本当のことを告げるわけにもいかず、
おそらくまだ捕らわれたままの和哉。。
いやしかし、ますます目が離せない展開になり、
続く6巻もすぐに手に取らずにはいられません。
24巻まで、あと19巻も読める喜び!✨(番外編3冊も含めるとあと22冊ある)
次巻ではまた、舞台が船の上に戻りそう。
長い長い船旅、思う存分楽しみたいです。セイル・ホー!
F&Bの五巻。
厚みが薄いので、このシリーズは一冊をすぐに読み終えてしまいます。
わたしはまとめて読んでいるので良いですが、リアルタイムで読まれていた方はさぞやジリジリされたことと思います。
カップルは変わらずです。
現代からタイムスリップした学生の海斗と、海斗を愛する海賊のジェフリー。
もちろんチューどまり(笑
前巻で思いっきり宮廷政治に巻き込まれ、敵の策略にかかってしまった海斗。
無実の罪で投獄されてしまい、それをジェフリーとナイジェルが知略を巡らせて助けるお話になっています。
シリーズを読み始めてから感じた『初めて』が二つあった巻です。
痛い!というシーンと、ナイジェルが本当良い男だなあというシーン。
ナイジェルに関しては、わたしこの巻になって初めて見直しました(苦笑
ナイジェル派の方はもっと前から彼の良さがわかっていたのでしょうが…すみません、節穴でした。
こちらのシリーズ、最初読みづらさがありました。
よくよく考えてみますと、それは海外小説を読む時に感じる物と同じ。
海外物は翻訳者の違いでかなり読みづらいことも多いですし、間に一人入ることで、やはり筆者の生の声という感じがしなくなったりするなあと思うことがあります。
もちろんこれは日本人の松岡さんが書かれているのですが、そう感じるのは翻訳物のような固さがあるからかもしれません。
でも、外国が舞台でしかも現代でなく近世。
そんな小説にはこの一歩離れた感がぴったりだなと、読み進めるうちに思うようになりました。
エリザベス女王の晩餐の席で、
マニング主教毒殺の嫌疑をかけられた海斗。
女王陛下のお気に入りから一気に牢獄送りです!!
この怒涛のような展開にハラハラ。
牢獄で行われた海斗への仕打ちは、痛くて辛くて(泣)
そして意外な裏切り者の存在が…
海斗の無実を証明するために奮闘するジェフリーとナイジェル。
ナイジェルは海斗がジェフリーを好きなことを知っています。
それでも海斗を愛することをやめられない。
海斗とジェフリーの姿を見ているのが辛いが、
二人の側を離れるのはもっと辛いと苦しげに言うナイジェル。
そんな彼に『お前を傷つけたくない、嫌いになれない』と応えるジェフリー。
二人は海斗を大事に思う気持ちと同じくらい、お互いを思っているのです。
相手に嫉妬することもあるけれど、それでも失いたくないと思っている。
恋敵で無二の親友。このジェフリーとナイジェルの関係は、
ぶっちゃけメインカップルより萌えてしまいます。
ジェフリー・海斗・ナイジェルのお揃いの焼き印場面は、
三人の絆の強さを実感し、切なくて泣けました。