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1冊丸ごと表題作です。喜多川の目線で進んでいきます。
喜多川(受け)は、社長から極秘命令を受けます。社長の息子と連絡をしてきた森村(攻め)が本当に息子で街がないのか調べるため、喜多川は会いに行きます。社長派と専務派で社内が二分される状況下、喜多川は慎重に行動をしようとしますが…。
取引という感じはしませんでした。互いに「相手を信じられるか」という点に重きを置いていた気がします。「信じてくれ」と二人とも相手に言う場面が多かったです。
森村は本当に社長の息子なのか、成沢に弱味を握られた窮地をどのように覆すのか。ラストまで面白かったです。恋愛模様も書かれていましたが、甘い雰囲気よりも「信じろ」「信じられない」ばかりだった印象でした。
なお、信田が主役のスピンオフ作品「恋は純情に愛は情熱で…」が発刊されています。