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tsuduki wa otona ni nattekara
最初は受けのキャラクターにかなりイラつきましたが、後半では180度ひっくり返り、そのキャラクターに萌えるという不思議な作品でした。萌が加速度的に大きくなり、終盤のエッチではもう「神か!!」と言うくらい萌えたのですが、やっぱり受けに引っかかる部分もあるので『萌2』です。エッチのみなら『神』と言うほど好みにぴったり合致していて、本当に最高でした。
内容ですが、保育士をしている椎名。4才年下の幼馴染み・征海の二十歳の誕生日に「セックスしたい」とねだられー・・・というものです。
征海のワンコっぷりと健気さ、あと微妙にズレてる所なんかが可愛くて、果敢に攻めていく所が年下特有の真っ直ぐさなんかを感じさせてくれました。
問題は椎名の方ですが、ポヤポヤしている癒し系の美人。こう言っちゃあナンですが、ちょっとおつむが弱くて股が緩い印象です。本人は真面目な恋愛を望んでいるのに、遊び目的のクズばかりに引っかかってしまう・・・。
なんと言うか、読んでいてイラついて仕方ないです。会話の最中に良く思考が別の所にとんでいるので、おっとりと言うよりボンヤリしてるだけに思えるし、誰がどう考えたってあやしい罠にほいほい飛び込む。親友にも攻めにも止められているのに、それを振り切って行動し危険な目にあう。「アホかー!!」と言いたくなります。過去にかなり痛い目にあってるんだから、学習して!!
しかしこの受けの性格がですね、後半にかけては逆にいい方向に作用するのです。
なんだかんだすれ違いもありつつハッピーエンドなのですが、終盤の二人のエッチが「神」。
股が緩くてその上天然なのが、これ以上無いほどエッチでは萌えさせてくれます。
そもそもエッチが濃厚なのに、めちゃくちゃ可愛いのです。ページ数にして、およそ30ページくらい。
まずエッチの序盤です。童貞攻めの初々しさに対して、百戦錬磨な受けの、良い意味での恥じらいの薄さ。受けにとっては大したことない行動で、攻めが煽られまくってます!
そしてここから本格的な濡れ場に突入ですが、今度はその天然な言動とストレートさで、いちいち攻めを煽って興奮させちゃうのです。
あまりの快感の強さや攻めの巨根ぶりに怖くなり、とりあえずストップをかけようとしては、逆に煽るセリフばかり言ってしまう。そして童貞くんの目をギラつかせる・・・!また、そんな受けに泣きが入ってるのも最高でした。
・・・からのピロートークです。ここでも受けの天然ぶりが炸裂です。
ほんと、こんなに濃厚なのに可愛くてキュンキュンさせてくれるエッチて・・・!まさに神と言いたい!!(しつこくてすみません。)
とりあえず一途で健気なワンコと、緩い年上美人受けの、かわいくてピュア+(作者さんの言葉を借りると)体格差カップルの攻めが受けを抱き潰すエロなんかが好みの方は、楽しく読めると思います。
サラリと書かれていますが、受けの過去が結構痛々しいので苦手な方は注意して下さい。
あらすじを見ずに作家買い♪
タイトルや表紙から想像してたイメージとガラリ違って少々ビックリ。
勘違いがないように、ショタものではないですよーとお伝えしておきます(^^)
(↑完全にショタ絡みと思ってた;)
表紙の小さい方が年上で24歳。
黒髪が年下で20歳です。
文章の印象とイラストのイメージが合わず残念でした。
イラストは幼すぎる気が…(;´Д`A
さて。年下ワンコ攻めで幼馴染モノ。
とにかく攻めが「一途」の一言に尽き、正座して"待て"が出来る子です。
文章からも尻尾をブンブン降ってるのが伝わりとっても可愛い( ´͈ ᐜ `͈ )
クソ真面目で四角四面。マニュアル通りに動くのがデフォな年下ワンコくん。
最初の告白は少々食い気味でガツガツ襲いかけたけれど、
「告白して、いきなりエッチなことはしてはいけません」と忠告をうけスンナリ納得。
・お付き合いの初歩としてまずは「お友達から」
・恋人になってから段階を踏む
これを忠実に守る姿がとっっっっっても可愛いんです!!!
恋人になるを前提とした友達デートを重ね、3回目のデートでキス。
改めて告白しなおし「俺と付き合って下さい」にキュンキュン(∩´///`∩)
長年見知った幼馴染関係なのに焦れったい段階を踏むの萌える〜〜〜!
そして真面目な男は最初の忠告を忘れません。
正式にお付き合いが始まった後もキス止まり。
エローいキスをして盛り上がるのに、エッチなしないという拷問状態w
受け曰く「清らかな心を持った天使」と形容するほどの年下ワンコの可愛さよ(^w^)
幼馴染という間柄の割に紳士的な年下ワンコというのに新鮮さを感じました。
受けは・・・うーん。
「幼馴染の優しい兄貴分」と見れば物腰柔らかく悪い人ではないけれど、
「彼氏」にするには無神経な面が目立ちました。
恋愛で散々な目にあってきたという割には学習能力がなく同じことの繰り返し。
警戒心がなく、流されやすく、軽い扱いを不満に思いながら軽い扱いにホイホイついてく矛盾。
その上、攻めが受けを想って誠実なお付き合いをしてるのに、言うに事を欠いてセックスしない不満を愚痴る。最悪。
受けにはイライラしながら読みました。
作中で受けの友達が警戒心のなさと馬鹿さ加減にウンザリしてたのに同調。
過去の恋愛歴も自業自得に思えてしまいました。
脇では、2人の恋愛を1歩下がったところで見てる 受けの弟兼攻め親友 ポジションの新が光ってます♪出番は少ないですが変に口出しはしないけれど、見守ってる感じがとても良かったです( ´͈ ᐜ `͈ )特典のSSペーパーは新視点のお話で大満足でした。
表題作とSS1本
本編は椎名視点。
保育士の椎名(受け)は真剣に恋人が欲しいのに、華やかな外見と最初の彼氏の悪行のせいで遊んでいると思われて、本命ができるまでの遊びとしてしか見てもらえず失恋ばかりしています。そんな中、4歳年下で隣人で弟の親友で幼馴染でもある往海(攻め)が20歳の誕生日を迎え、いつもの習慣でプレゼントを渡そうとすると、往海は椎名とセックスがしたいと言い出します。
今まで弟と合わせて二人の兄のつもりでいた椎名は驚きます。快楽に弱い椎名は流されそうになるのですが、弟だと思うといつものように流されるわけにはいかず、自分の普段の行いを棚に上げ、「おつきあいは順序が大切」とまずは付き合う前のお友達からと言いくるめてその場は切り抜けます。
順序を守って恋人になってからも、大事にするという言葉どおり、往海は手を出してきません。自業自得とはいえ、椎名は今までとは違うゆっくりさに欲求不満になってしまうのです。
椎名は本当に流されやすいでした。
酷い目にあってばかりなので、周りは余程酷い人がたくさんなのかと思ったら、椎名の周りには椎名の心配をしてくれている人がちゃんといました。バーのマスターや親友の潤といった本当の椎名を知っている人がいるのになんで毎回遊び人に引っかかるのかとても不思議でした。
椎名は前回の失敗も時間が経てば忘れてしまう鳥頭で、かつ心配してくれる人の言葉より甘い言葉を吐く遊び人の言うことを信じてしまうおばかなのでしょう。
往海が椎名を大事にしていてなかなか手を出してこないのをちゃんとわかっていないようなので、我慢しきれずに誰かについていってしまって酷い目に合わされないかと心配しながら読み進めました。
そして案の定でした。ちゃんと側に注意してくれる人がいるのに、なんでだ。経験をちゃんと生かせられない椎名に可哀想というより呆れました。
ただ、今までちゃんとした恋愛をしてこなかったせいで、怒らせたらすぐに捨てられると刷り込まれている椎名が、往海が怒ったことによってまた捨てられるのかと弱っていく姿は可哀想でした。
椎名は相手が自分のことをちゃんと好きな人と付き合うのが初めてなので、きっとわがままも言ったこと無かったんじゃないかと思うのです。これからはわがままも言えるようになるといいなと思いました。
全然成長しない椎名には苛つきましたが、1つ偉いと思ったのは、仕事にプライベートの気分を持ち込まなかったことです。恋人とうまく行かなかったとか意識しすぎたとかで仕事をおろそかにしてしまうというエピソードをよく読むので、ちゃんと責任をもって仕事をしている姿は良かったです。
それにしても、クズの元カレへの対応は甘いです。椎名は無理でも、往海は何発か殴ってもバチは当たらないと思うのですが。というかこれ以上被害者が出ないように、再起不能にしても良かったんじゃないと思うくらい腹がたちました。
椎名がまた誰かに騙されないように往海にはしっかり椎名を見張ってて貰いたいものです。
SS「おとなのおつきあい」
往海視点。
本編でいきなり「大人になったからセックスしたい」と突然言い出したことの理由とタイトルの回収が語られています。
往海が本当に昔から椎名しか見てなかったことを思うと、いろんな人に捨てられて泣いている椎名を陰で見ているのはさぞかし辛かっただろうなと思ったけれど、いくら「おとなになってから」と言われたからといって、律儀に本当に大人になるまで待たなくても良かったのに。そしたら、椎名が泣かされる期間が4年は減ったと思うと往海も馬鹿だなと思ってしまいました。
今作は今までになく、絡みが濃かったしと思います。そして絶倫攻めでした。濃かったからというわけではありませんが、絡みはとても良かったです。
経験だけは豊富なはずの椎名がちょっと前まで童貞だった往海に翻弄され抱き潰されるのはお互いに愛があるからという感じで凄く良かったと思いました。
イラストに関してはちょっとイメージと違っていたように思います。椎名は美少年って感じで可愛いのですが、どうみても未成年って感じで、どちらかというと高校生カップルといったほうがいい感じのイラストでした。
そして、往海は剣道をしているにしてはひょろっとした感じで(口絵と絡んでいる挿絵はそれほどでもなかったけど)、文中で「しっかりしていて筋肉がついている」と表現されているような身体つきには見えなかったのもちょっと残念でした。もう少しがっちりとした身体だったら良かったな。
椎名にずっとイライラハラハラさせられたので、中立かなと思いながら読んでいましたが、後半以降凄くいい感じで、二人がちゃんと両想いになってからちゃんと結ばれる所は神でした。後半だけなら神なのですが、前半がダメダメだったので、評価は☆−1で。
地雷要素として、元カレに騙されて輪姦されたと思しき表現があります。ただ、かなりぼかして書かれていたので、ダメージを受けるほどではありませんでしたが、ぼかした表現でも無理って方はお気をつけて。
昔の約束を忠実に守り、20歳をすぎたから付き合ってくださいと申し込む攻めと、悪い男に酷い目にあわされ酷い目にあったのに、人の良さからトラブルに巻き込まれる受け。
互いの気持ちの変化がくどすぎず細かく説明されて、読者が置き去りにならない文章。とても満足しました。
付け足しますと、個人的に苦手とする犯罪シーンに関しても、気持ち悪くならない程度の扱いだったので良かったです。
挿絵がとても可愛らしくて好感がもてました。
「早く大人になって受けを守りたい!」と歯痒い思いをしながら受けに思いを寄せている年下ワンコが読みたいなと思い、詳細検索で「年下」「ワンコ」「健気」にチェックしてヒットしたのがこちら。
内容としては求めていたものだったけど、残念ながらキャラ萌えができず萌え半減でした。
とにかく受けが、学習能力と危機管理能力が皆無なでもでもだって男。
頭もゆるけりゃ股もゆるいみたいなビッチ受けとかアホの子受けも大好きですよ。
でも、この受けにはイラつきしか覚えなかった。
初めての男から酷い仕打ちにあったのに、そいつと再会後、ふつーにLINEでやり取りをするとかアホなの?!
そもそもそんな男、普通ならとっくの昔に問答無用で削除で正解でしょ。
おまけに、そいつの言うことをあっさり信じてあっさりピンチに陥るアホ。
まったく共感も同情もできなかったです。
攻めもなぁ……。
確かに一途なワンコなんだけど、言葉が足りないし、堅物というかクソ真面目なところが好印象にはならなかったんですよね……。
融通きかなさそう……と思ってしまったというか。
「待て」ができるお利口ワンコだし、真っ直ぐで、一途で、健気で……と確かに良き年下攻めとしてのツボは押さえていたんだけど……。
そもそも、なんでこんな受けのことをここまで好きなんだ?と根本的に思ってしまったというか……。
求めていた設定でありながら、キャラ萎えが酷くてがっかり感が凄いのでこの評価です。
うーん。自分の想像と挿し絵のギャップなのか、受が若すぎる気がしてずっと違和感を持ちながら読み進めました。
高校生で出会いを求め、出会った人に尽くしひどい仕打ちを受け、それからもろくな男に出会わず、まるで遊んでいるように見られてきた椎名。
最初の失恋の時に泣きじゃくっているのを見つけた征海は当時小学6年生の幼なじみ。
そんな征海が二十歳になり、いきなり椎名に迫ってきた。
そんな2人が友だちから恋人に段階を踏んでいくのですが、どうしても現実味がなく、先が読めてしまう内容でした。それでも、2人が甘々で読んでいると幸せに感じるならいいのですが、そうでもなく。。。
文章の中で、『科白』と言う言葉が多く使われているのですが、あまりに多過ぎて物語に集中できなかったです。他の言葉でもいいのでは?と思いました。