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チ○コもないくせにセックスできるわけないでしょう!
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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最高すぎるオヤジ攻めがここに!
斑目以来私にとっては最強のエロオヤジ攻めです。
「あなた本当に死んでるんですか?」と聞きたくなるくらい、おおらかで心が広く懐が深く、逞しく粋で色悪で。幽霊なのが勿体ない!
男も女も虜にしてきた土方。
安田のご先祖様に殺されアソコを切り取られ無くしてしまい未練を残して地縛霊に。
安田と一緒に暮らしながらアソコを探すことに。
子供みたいにヤンチャで、恨みも悲壮感もなく、やりたい放題な土方。
安田の不思議な力で実体化できるようになると、勝手に居酒屋に行っちゃったり、ムラムラしたと安田に手を出そうとしたり。
チンコないのにどうやってするんですか!と怒られると、えー!さすが中原さん。そんなハイパーミラクルが。しかもどんどん大物に使いわけて。
キュウリはいやー!から大根、筍、松茸とすごすぎる!
安田の葛藤に切なくも土方のオヤジぶりにもう笑えるやらハラハラするやら。
安田の友人除霊師の尾形が安田への想いを募らせ土方を妬み禁断の道具を手に行方をくらまし、とうとう消されちゃうの?とドキドキして。
お別れにこちらまで泣けて泣けて。もう本当にお別れなんだ。残りのページには何が書いてあるのかな?と読み進めると…。
ええ!良かったね安田!もう何が何でも離さないで!
お人好しの安田が土方にキュンドキして好きになっちゃうのも、体を開発されて欲しがりになっちゃうのも、エロオヤジな攻めも、安定の中原さんですね。
社会派ではないですが、振り切れたノリノリなお話に笑ってツッコんで泣けて大満足です!
こういうふざけた話を書く事にかけては、右に出る者がいないんじゃないでしょうか・・・?
作者さんお得意の、笑えるアホエロでありながらしっかりストーリー性もあるという作品でした。下ネタだったり下品な部分なんかもあるので苦手な方はご注意を!!
内容ですが、売れない小説家・安田が先祖代々の屋敷の管理に訪れると、そこには「無くしたモノを探して欲しい」という幽霊・土方が。
彼を成仏させる為に協力する事になりますが、何故か土方がどんどん実体化してきてー。
と言うものです。
あらすじ等で一応ぼかしてはありますが、ほぼほぼネタバレしてると思うので書きます。
その無くした大事なモノとは「チ○コ」です。亡くなった時に、付き合っていた女に切り取られてどこかに隠されてしまったとの事。
男の大事なモノを取り戻さない事には成仏出来ないとゴネる土方。
同情した安田が、真面目にチ○コを捜索する手伝いの過程で愛が芽生えるといった所です。ここだけで相当アホっぽいと言う事がお分かり頂けると思いますが、ここから更にアホな設定でとばしてます。
そもそも、攻めにチ○コが無くてBLが成り立つのか?て話ですが、離れ業を見せてくれるのです!
もともと安田には特殊な能力(霊に力を与えるみたいな)があり、そのおかげで土方が実体化してきてー・・みたいな設定なのですが、その能力を持ってして、なんと身近で形状なんかが似てるモノをチ○コにする事が出来るのです!エッチの最中だけ!!これがまぁ、ニンジンだったり松茸だったりと、次から次へとチ○コに代わるモノが出て来ます。中には「それはちょっとビッグ過ぎなんじゃ・・・」てモノまで。土方に言わせると「オレのはこれくらい立派」らしいですが。
なんかこうして書くと、限りなくアホですね・・・。
そんなワケで、エロエロなのに笑える絡みシーンがたくさんあり、かなり萌えさせてくれます。
また、エロだけじゃなく、キャラクターも魅力的なのです。色悪といった感じの土方。下ネタ全開のオヤジですが、懐の深さを感じさせてくれるいい男なんですね。そして、困っている人を見捨てられない性分の安田。二人の同居生活がほのぼのさせてくれると共に、一緒にお買い物してご飯を食べてとナチュラルにイチャついていて、萌えさせてくれます。
あと、当て馬の尾形が、これ以上無いほど見事な当て馬っぷりでした。
結局、山林で土方が実体化する理由が、かなり力技で片付けられているのがアレですが。
ラストですが、土方が無くしたモノを取り戻すシーンには、大変笑わせてもらいました。本来なら感動するシーンのはずですが(笑)
笑ってほのぼのして、ちょっぴり切なくてと、とても面白く読めました。
それにしても、土方の股間を見た安田の「息子さん・・・ご不在ですね」のセリフには笑いました。
大事な部分を切除されてしまったがために、成仏できずにいた幽霊と、特殊能力ありのちょっとトボけた小説家のお話。大事なところがない、しかも幽霊…それなのに受けの都合のいい特殊能力で、ちゃんとBL的展開になるところが素晴らしい。あまりにも都合が良すぎて、ついつい笑ってしまう。
受けの能力で、いろんなお野菜が攻めの失われた攻め自身となり、攻め本人と一体化するというイリュージョン。致す時には都合よく実体化できて、体温も感じられるという素敵仕様。けど朝には魔法が解けたかのように、野菜は元通り、攻めも幽霊らしくスケスケに。
初手のキュウリはわからなくもないけど、さすがに大根はやめたげて~!とか心配になりつつも、小山田先生の描く着流し姿の攻めがセクシーすぎて、なんかもうそのへんもどうでもよくなってくる。BLはファンタジーなので大丈夫。受けのアナルは宇宙ですよ~。
受けの友人であり当て馬となった尾形くんが、少々可哀想ではある。彼は彼なりに幽霊に取り憑かれてる受けを助けたいと思ってたのに、まったく報われずいいとこなし…。
除霊されそうになり、クライマックスはどうなるのかと心配したけど、甘々ハピエンで大満足。明るいエロで、最後まで気楽に読めるので、元気が出ない時なんかに読み返したい一冊。
電子書籍で読了。挿絵有り。
昭和初期の色悪なオヤジに着流しはまあ定石として、キセルですよ、キセル!
渋い。
お話は皆さんが書いているように『アホエロトンチキ』なのですが、攻めの土方は普段のC調(死語?)ぶりに反して頼りがいがある『中原さんのオヤジ』で惚れ惚れするほど格好いいし、受けの安田くんは『いい人過ぎるうっかり君』という、これまた中原さんの定番の組み合わせ。
初めてのお店に入るほどの元気がない時に、馴染みの所でいつものお気に入りを注文して「あー、幸せ」という感じの一冊でした。
中原さんファンは外しちゃいけない本なんじゃないかしら。
カバーの、これぞ「色悪」っていう小山田先生のイラストにほれぼれしちゃうこの作品。
タイトルと作者名でも十分察せられるとおりの、安定のアホエロトンチキ話でした。
安田が相続した古い屋敷には、気風のいい色男の幽霊の土方が成仏できずに地縛霊としてさまよっていた。土方が成仏できずにいる未練とは?
土方の繰り出す、時代がかった下ネタの数々!
安田も、土方に無理矢理に憑りつかれちゃうんじゃなくて、自分から幽霊に力を貸そうとしちゃうお人よしぶり。
安田の友人尾形も、なんだかんだ言って結局悪人にはなり切れず、
いやな人間は登場しない、あっけらかんとした幽霊話。
サクッとエロ楽しくて、明るいエロおやじ攻め好きさんにはいいんじゃないかな。
何が無くなったの?と思ってたら、まさにナニ。
痴情のもつれで殺害&チンコを切断されてしまい成仏できない不良おやじ・土方の霊の頼みで、失われたチンコ探しをする羽目になる安田……。
チンコがないんじゃエロはできないよねぇ?道具に頼るのかなぁ?と思ってたんだけど、結論として「やりまくり」です。
受けは無自覚だけど、特殊能力がありそのおかげで幽霊なのに実体化できちゃう土方。
おまけにそのパワーのせいなのか手近にあったキュウリが……なんということでしょう!みるみるうちに吸い寄せられて土方の仮チンコへと変身☆
ここら辺まで読み進めたときに、この作品は「トンチキ」と言って差し支えないよね?これってかなりのトンチキ作品よね?と、ちょい不安になってしまったのですが、読後に拝見したみなさんのレビューに「アホエロトンチキ」と書かれてあり、ですよねーと。
ヤりたい放題です。
キュウリはまぁいいとして、中にはそれってフィストよりもデカすぎるんじゃ?受けの括約筋大丈夫?と心配したくなるようなブツまでチンコ化してしまう……。
大根くらいまでは楽しかったんだけど、全部で5回もエロシーンがあるので、こいつらまたやってら〜……という気持ちになり、途中で微妙に中弛み感が。
ただ土方がなんとも魅力あるキャラで良かった。
下ネタ全開な猥雑さと懐が深い漢っぷりが混在してて、彼の魅力で楽しくさらっと読めました。
作者買い!
これはホントにアホな(失礼)中原さん!w
あまりの突拍子のなさに、
読みながら呆れてしまうのですが、
それでもしっかり楽しく
最後まで読ませて頂きました!
途中も最後も、
なんだか調子良すぎだなぉと思いつつ、
笑い飛ばしながら読破。
欲を言うならば、
親友の尾形君がもう少しキャラが立ってたら
面白かったかなとかとか……
ネタ小説としては面白かったのですが、
私の中で、
イマイチ土方さんの存在が処理出来ず……
彼は幽霊のままでいいんかい?とか、
安田くんは最後
友達は黒猫だけでいいんかい?とか、
多少のモヤリを感じて、
評価は少し厳し目の「萌☓1」で。
中原一也先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
お人好し 3
エロ 3
異物挿入 2
コミカル 2
な感じだと思います。
土方さん×安田さんのカプです。
タイトルの○○で何となくアレかな?と思っていたら、本当に当たってしまった、なかなかなコミカル設定でした。
先祖の屋敷を相続した安田さん。そこであるものを失くした地縛霊の土方さんと出会う。そのあるものとは、土方さんの性器だった。成仏させる為にもお人好しな安田さんは一緒に探してあげるけど、生前男とも女とも遊んでいた色男の土方さんに色々と振り回されてしまう安田さん。
痴情のもつれで殺されてしまった土方さん。死後に性器を切り取られどこかに隠されてしまい、それを探している、というコミカルな設定だけでなく、テレビを操って番組を見たり、数時間だけだか具現化して飲み食い出来るようになったりと、幽霊らしからぬ行動をしまう。
そして、具現化出来ている時に、安田さんを押し倒しちゃいます。でも失くしているので、身体を繋げることは出来ない、と思ったらまさかの野菜のキュウリを手に取ります。異物挿入プレイかと思ったら、更にまさかのキュウリが土方さんの体内に取り込まれ、性器として変化します。絡み中は土方さんの性器の姿形になっているので、厳密には異物挿入ではないのですが、行為が終わった後は野菜のキュウリに戻るので、安田さんの認識ではキュウリでされてしまったと苦悩しています。他にも大根やマツタケなど、色々な物を代用した土方さんにやられちゃいます。
翻弄されながらも土方さんに徐々に惹かれていく安田さん。しかし、安田さんに想いを寄せている幼馴染みの尾形さんの諦めの悪さと嫉妬で、土方さんの魂を消滅させようとします。物語りの展開としては仕方のないことだとは思いますが、尾形さんの出しゃばり具合が凄まじいです。
クスッと笑えるコミカルさと性欲漲る不良オヤジだけど、土方さんの色男っぷりが何だかかんだ格好良いので、是非とも読んでほしいです。