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そなたが可愛すぎるのがいけない。 愛している、はじめて見た瞬間に捕らわれていた。
この作者さんの別の騎士ものを読んで、こちらも気になり手にとってみました。
国と国、騎士と騎士、王妃と騎士、兄と妹、兄と弟、そんな複雑な人間関係が描かれています。
けれども、それがスッキリと脳内に入ってくる文章と物語は、読んでいてとても心地よかったです。
イオカステが心の中に抱く自分の在り方、妹のイリアへの想い、そしてアレクとの出会いから、アレクに魅かれ、その心を押し隠し裏切らなければいけないさだめが、とても切なく儚いと思わせました。
そんな心と心のドラマを彩る世界観の美しさも、この本のいい所だと思います。
この作者さんの本は何冊か読んだ事があるのですが、世界観の描き方がとても綺麗で、文章から色や香りも伝わってきます。
そして、起承転結の「結」で、全てが明らかになります。
一言で言えば「敵を欺くには味方から」でしょうか。(これだけだとネタばれにはなりません……よね?)
恋を知る騎士の切ない想いを堪能したい方は是非!
と、こんなふうに書くと、イオカステが純粋無垢な箱入りな風に見てますが、この男、ちゃんと男です、やんちゃです。でも照れると初心です、でもやんちゃです。
そんな所も可愛いのですが。
「攻めと剣で手合わせしたいの!」とひたすらキラキラしてる受けの男の子っぷりに萌えました!
でもそんなザ・少年!ザ・男の子!な受け(いや年齢は大人ですがw)を、攻めは最初からエロい目で見てたんですねえw
最後のネタバレを読んでから、冒頭から読み直すとその対比にニヤニヤしちゃいました。
読後感さわやかで、読んで幸せになれるお話でした。
エロの量もほどよかったです
表紙買い。正座して、ははーとひれ伏したくなる美しさ。
弱点をいくつも突かれているので、もう買うしかないです。
中の挿絵で一番好きなのは最後の1枚。
おかしい。騎士の装束にベールは似合わないはずなのに、なぜだ・・・
でも美しいものは美しい。このページをカラー口絵で見たかったな。
カラー口絵は、薄闇の中、一糸まとわず絡み合う二人の図。
これモノクロでもあんまり変わらない気がする(笑)先生ごめんなさい。
お話は二国間の陰謀もの。
北のノースガルドという大国に、サザンランドという南の国から嫁入りするのが
イオの妹であるイリア王女(庶子)。
王位継承争いの元ネタにならないように、早々と配下のものに養子に出された
イオ(庶子)は優秀な騎士となり、嫁入りする妹の護衛についていく。
そして妹、国を守る密命を受けていて・・・
*******で 以下は よりネタばれ
王道で、安心して読めます。
色っぽいお話は少ないですが、攻めがまあお約束通り、絶倫系。
腹黒気味ですが、そんなに「こいつ(怒)」というほど酷い腹黒には
感じませんでした。
受けが予想に反して、じゃじゃ馬気味(強気 ともいう)で、
最後のクライマックスでぶち切れて「貴様が説明しろっ」と
怒鳴るところがよかったです(笑)
好きだわ、剣振り回す、この強い可愛いらしい「うぶうぶ」な「じゃじゃ馬」。
絵としては、筋肉それなりについてます気味に描かれておられるので、
はんなりほっそり系でないと嫌!という方は、ご注意ください。
こういう基本的な大好き作品、金髪きらきら騎士+あまあま+じゃじゃ馬を
補給できて大満足でしたー
カバーイラストの美麗さに惹かれて購入。
もちろん中のイラストも美しく大満足です。
マリアベールの騎士装束がとっても素敵なので未読の方には是非ご覧いただきたいです。
訳あって王の庶子ながら臣下となり騎士として仕えるイオカステ。
大国に嫁ぐ妹姫の護衛として付き添いながら刺客という密命を携えて王城の最深部に侵入。
小国の存亡を命をかけて守る美しい騎士の物語です。
あらすじとタイトルから、王の暗殺に失敗した挙句妹の身の安全と祖国の安寧を楯にとられ身を差し出し凌辱される高潔な騎士が浮かんでしまったのですが好みでないので外れて安心しました。
気に入ったからと無理やりあれこれしちゃう攻めと、嫌なのにいつしか体から絆されていく受けという話は数あるのでもういいかなと思って手にとらなかったのですが、そういうエロエロ展開じゃなくて甘く切ない系の展開で騎士としての尊厳を大切にしてくれる優しい攻め様でした。
相手の素性を知らずに出会い徐々に好意を持って行く段階が行く末を思うと切なくなります。
やがて裏切ることになろうことや長らえることのない命の覚悟が痛々しく、生い立ちの不憫さや孤独感と相まってなんとか幸せになる道はないのかと祈りながら読みました。
ただただ穏やかな小さな幸せを求めているだけなのに、権力者たちの身勝手な思惑や国政の歪みがそれを許さず最後まで密命を遂行しようと命をかけるイオが哀しかったです。
イオカステの祖国が凡庸な王のもといつまで平穏な時が続くのか心配ではありますが、きっとアレクが存命の時代は愛する妃のため強力な後ろ盾になってくれることでしょう。
王族でありながら庶民に落とされた悲運の騎士イオは、王女である妹の嫁入りに同行する。
実は同行は名目で、嫁ぎ先の国の王、ルキウス王の暗殺という密命を帯びていた。
敵情を探るために忍び込んだ城内には、美しい薔薇園があり、
そこで黒髪の騎士、アレクと出会う。
二人は意気投合し、よなよな剣や酒を交え親交を深めていくが…
表紙の二人のあまりのかっこよさにジャケ買い?してしまいました。タイトルデザインのセンスもいいですね。衣装がすごく繊細で素敵と思ったのですが、この衣装、本文中にも出てきます。それだけでも、とてもテンションが上がりました。
ストーリーはどこかで見たかな!?というほどの王道of王道の展開に、ある意味度肝を抜かれました。ディ〇ニーでやっててもおかしくなさそうなほどです。
主人公イオの住む砂漠の国サザンランドと、嫁ぎ先であるノースガルトの設定はしっかり描かれています。
酒を交えながら、二つの国の違いについて二人が話し合うシーンは印象的でした。
ただやっぱり受のイオが「強くて頭のいい騎士」だという言われようなのにもかかわらず、ずっとアレクの正体に気づかないというのは…無理がある気がしました。
ここを頑張り屋だから仕方がない!と許せるか否かで、評価が分かれると思います。
電子書籍で読了。挿絵あり。このお話とみずかね画伯のイラストはまさしく『正統なマリアージュ』とでも言うべきシンクロ率!凶器レヴェルでドはまりです。
お話の冒頭から、大団円までが目に見える筋立てとなっています。ハラハラドキドキして読む種類のお話ではありません。幸せな結末までのディテールを楽しむ本です。強く賢く紳士なくせに野性的な攻め様、美しく不遇な生い立ちながら拗くれず健気でありながらはねっかえりの受け様、好奇心旺盛で可愛げがあり優しい受け様の妹等々を初めとして、登場人物全員が寸分たりとも外れない言動。
これを『様式美の極地!』ととるか『刺激が足りない』と取るかによって、面白く読めるかどうかが変わってくると思います。
私は楽しみましたとも!
読んでいる2時間、少女に戻った様で幸せな気分になりました。
表紙と中のイラストが、すっごくよかったです。
たまにバランスがいまいちなのもありましたが、二人とも美形さんでカッコよかった。
その表紙のイメージ通りなお話でした。
二人もキャラも好きなキャラでしたが、私はこの先が読みたかったなぁと思います。
読んで特に不満点は感じませんでしたが、あえていうと
もうちょっとハラハラドキドキ、どうなるんだろうとか、グッとくるような心揺さぶるところがあったらいいなとは思いました。
イオが夜中に庭園でアレクに会った時、アレクが実は王様なんだろうなーっていうのは、すぐに予想できちゃいましたが、アレクは最初から策略でイオが動かされてるって知ってたんですね。
まだ情報収集、証拠固め中だったにしても、全部わかっててだったなら、イオが暗殺しようとして捕らえられてからの5日間は特にですけど、もうちょっとやりようがあったんじゃ?という気がして、完全に道化なイオがかわいそうだと思いました。
イリアはちゃんと説明されてたみたいだし。
ただイオがアレクに翻弄されて道化になって結ばれただけって感じで、イオがアレクの剣として活躍する部分を読みたかったです。
結婚は最後にするにしても、アレクが王様だとバレるのは半分ぐらいの時点にして、そこから一緒に陰謀を暴くために二人が活躍してくれたらよかったなと思います。
kindle unlimited
みずかねりょう先生のイラストの表紙に惹かれて購入(*´∀`)♪
だって、見て〜この麗しさ。
白と黒の衣装を対比させたシンプルながらな2人のかっこよさにうっとりしちゃう(´∇`)
受け様は、国王の庶子ながら、王位継承争いを避けるため臣下に養子に出され、騎士として育ったイオカステ。
王女として育った妹のイリアが、大国のノースガルドの国王ルキウスに嫁ぐため、その護衛として同行することに。
でも実は、大臣からルキウス王を討つよう密命をも受けていた。
ノースガルドにて王宮内を探索中、イオカステは美しいバラ園にて1人の騎士アレクと出会う。
こちらが今回の攻め様。
精悍な美丈夫のアレクと剣を打ち合ったり教えてもらったりして、イオカステは心を許していく。
アレクの方は何気にイオカステに色気を送ってるのに、まるで気付かないんだよなぁ。
ウブというか、純粋というか。
そんなところもかわいい(´∇`)
この攻め様の正体、読んでいて多分この人だよな、とあらかた予想つくんじゃないかしら。
アレクに惹かれながらも、ルキウス王を討つという密命のため、苦しむイオカステの姿にきゅんきゅん( ☆∀☆)
これが最後とアレクに抱かれ、覚悟をもってルキウス王との対面に臨んだのに。
その後の展開に、えーーーっ!!
あの時の覚悟はなんだったの〜(´Д`)
ルキウス王のやり方に、私もイオカステと一緒にモヤモヤです。
どうせなら、2人で一緒に立ち回ってほしかった。
黒幕を相手に「ひっかかったな」なんて2人で不敵に笑って欲しかったよ。
なんて、思ったりもしましたが、そんな展開だったら、イオカステの苦悩、という美味しい萌えはなかった訳ですしね。
みずかねりょう先生の挿し絵は、どのページも美しく、物語に花を添えてました。
なぜ会話で解決しようとしない?
素直に本人にたずねてれば全て解決したのでは?
イオが悲観的で。複雑な生まれで翻弄されて仕方ないのですが。妹はイオが守ってるつもりで全然自分の好きなようにやってて。イオだけが一人全てを背負おうとしてて。
王の剣。良い言葉ですね。まさかのラスト!
死ぬ覚悟でいたのに、あれれ?と。
アレクが何枚も上手ですね、剣も口も。
剣の手合わせのはずがあれよあれよと抱かれちゃって。
なんかイオだけが悲劇でした。まあ最後は幸せなんですが。
イラストがみずかねりょうさんの麗しい異国の衣装です。なぜか二人とも鼻が長くないですか?
王を暗殺するという密命を受け、暗躍する騎士…と言うとカッコいいのですが、あらすじのような活躍はどこにもなかったです。
受けがやってたことと言えば、忍び込んだバラ園で攻めと剣の手合わせ、酒を酌み交わし、猫と戯れる。
もうちょっと、相手を疑ってもいいと思うの…読者にはバレバレなんだし。
いよいよ明日決行、という前夜に、思い出づくりに抱かれる流れは切なくて、緊張感あってよかったんです。
それだけにオチが…。
自国の王からの手紙が来て、実はこうでした、と説明されてポカーンな受け。読んでる私も唖然としたよ…受けは最初から、攻めの手の中で転がされてた道化みたいなものじゃないの…。そりゃ受けも怒るわ…。
ラストは緊張感もへったくれもなく、受けが攻め様の妃となって大団円。ファンタジーとは言え、男が王妃となることに本人も側近も国民も違和感なく受け入れる世界観…えーと、こういう話だったのね…。
せっかくの腕っぷしが、勿体ない気がするんだけど。近衛騎士団に入るとかでいいんじゃない?駄目?いきなり婚礼って。受けは本当にそれでいいの?まあサブタイトルがサブタイトルだもんね……。
ええと、苦手な花嫁もの、輿入れものでした。
腕っぷしの強い受けが、かっこよく活躍するところが見たかったです。
挿絵は美しかったです。