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α no inyoku Ω no hatsujo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
冒頭から世界観に惹かれました。
これ面白い(ノ´∀`*)
読み初めは非道な攻にに手篭めにされて、
でもオメガの身体は火照りよがり狂い。
流し流されて結局なところにおさまるというお話なのかなと
とりあえずエロければいいなと思っておった訳ですが。
読み初めからいい。
文章が肌に合うってのもあるんだけどね。
わりと早い段階から、あれ?この攻…受のこと好きじゃね?
と思う一場面があるのです。
それに気づいてからからはニヨニヨが止まらずじまいでした。
そりゃ確かに最初は強引というか無理やりというか、強制的にというか。
強めの描写はあるにせよ、なんだかんだな攻が可愛いと思えてしまう。
何気に頑張りンボの攻が好き。
受が欲しいのだと知るとちゃっかり迅速に用意しちゃう間抜けさも好き。
恋は盲目なのデス。
受に関していえば、
まぁ、これもある意味流され・・といえばそうなのですが
個人的には流され受というジャンルでもないのかなという印象。
出会いから、身体をつなげ、「好きじゃない」がいつの間にか「好き」に変わる。
あまりにピュアっ子な為に俄然わかりやすい攻の好意にも気づいてない鈍感さが好きです。
オメガバースの基本はありつつ、オリジナルの補足設定が好みでした。
なによりエロスだよね。子宮口が吸い付くとかなんなのw
「赤ちゃん出来ちゃう~」は若干萌え減退ではあるものの
キャラクターも活きてて楽しく読了。
ある意味サブの人々がいい味だしてたので
スピンオフとかも楽しそうだなと思う作品でした。
オメガバース設定は、まだ数冊しか読んだことないので分かりませんが
新しい設定というか、始まりが斬新だったなあ…と感じました。
受けさんのキリルは、オメガが生きにくい世界でオメガである事を
自ら抑制剤の被験体となりながら、薬学術研究所で働く研究員。
知っているのは、自分を保護してくれたウルリヒ教授とその息子でありキリルの上司でもあるフェドートのみ。
これからも地味に目立たないようにオメガ性と戦っていくつもりだったキリルに
攻めさんとなるゲラシム殿下との出会いが待ち受けており…
という、あらすじだけ読むとオメガバースでは王道展開かなあ?と読み始めたのですが。
今まで出会ったオメガバースの中でもオメガが本当に生きにくい世界観で。
愛故に無理矢理犯すアルファ…ではなく、本当に性欲処理のために無理矢理キリルを抱くゲラシム。
ゲラシムの側近がまた鬼畜。
フェドートも密かに抱える気持ちがあり。
結構本気でゲラシム兄がクズ野郎で、キリルがギリギリ一歩手前まで危なくなったり
など、ハラハラ展開満載で辛いシーンも痛いシーンもあるのですが
物語としてはしっかりまとまっていて、オメガバースって難しい!奥深い!
た、改めて思わされた1冊でした。
シリアス展開で進むお話なので、ゆっくりと時間がある時に読まれるのをおすすめします。
これは…面白いです。いわゆるオメガバースの話ですが、高月さんの代表的シリーズ「仁義なき嫁」のキャラクターになぞらえるとまた萌えるのです。
主役カプはある国の第二王子で第一王子より優秀な攻めアルファ・ゲラシム。ハイスペックで傲慢だけど魅力的っていうまさに仁嫁の周平タイプ。受けは王立薬学研究所の優秀な研究員・キリル。仕事が好きなのにオメガ性であるハンディを背負い悩んでいる美しい人。フェロモン出しまくって周りの男を狂わせる佐和紀と同じ立ち位置と考えて良いでしょう。
カッコいいスーパー攻め様と美しいスーパー受け様なのでお互い命の危険な目にも遭いますが、悪役を倒し最後は結ばれます。この攻めの腹心の部下・エラストが周平の右腕・支倉とダブり、愛する受けを守ってきたけど近くにいすぎて兄以上の存在にはなれなかったフェドート教授が岡村とか岡崎とだぶりました。
フェドート教授は世話焼きのお人好しであまり報われないという、私がスパダリよりも大好きなタイプの攻めです。ちょっと情けなかったり人間らしい人の方が好き。エラストも仕事は優秀でプライド高くて最初はちょっと嫌な奴だけど素直になるとめちゃ可愛いという大好きなタイプ。
なんとラストでこのフェドート×エラストを匂わせるシーンが。エラストはあんなに差別的で嫌な奴だったのにフェドート教授に言いくるめられたっぽくて可愛すぎる。こっちのカプの話が読みたい!絶対お似合いだよ。多分ベータ×ベータのカプだけど、普通っぽい人が努力して悩んでもがいてるのも大好きなので。
高月先生書いてくださらないかなあ。オメガバースとしての需要じゃないから駄目なんだろか。ならせめて仁嫁の岡村×支倉を…そっちのがもっと駄目か。岡村のファン多そうだから佐和紀信者の設定はなかなかはずせそうにないし。先生が支倉受けの魅力にも目覚めてくれますように。
仁嫁ファンじゃない方には全くわからない感想になってしまって申し訳ありません。
物語が始まりしばらくするとオメガだという理由で発情期に誘拐され、蔑む言葉をかけられ、ほぼ強姦。読むのが辛いほどだった。
その後はお互いに好きになるんだけど、そこまでが私の心が負けそうになった。辛い。
最後はもちろんハピエン。最後まで読むと、読んで良かったと思えるけど、途中キリルが可哀想で読むのをやめたくなりそうだった。
オメガということで人生諦めてるところもあるけど仕事には誇りを持ってて、アンバランスな魅力をもつ主人公でした。
好きになった瞬間を言葉ではっきり描写されていないのがリアル。
この世界のオメガへの扱いが酷くて少し辛い。ゲラシムの兄トリフォンに捕まって、取り巻き達に痛めつけられてるシーンはハラハラした。
でもちゃんと、キリルを守ってくれる味方がいる安心感もある。
王族アルファと平民オメガという違いすぎる立場と、この国のオメガの生き方というか境遇が苛烈なのもあって、キリルが自分の気持ちにも正直になれない、言えないのが見ていて辛い。
つがいの契約方法がはじめて見るタイプ。