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たとえ獣と人だとしても、私たちは永遠に【番】だ――
souryu no kokuryuhi
「空を抱く黄金竜」、「緋を纏う黄金竜」のスピンオフ。やっぱり二段組み。
これ単独でも読めなくないですが、前2作を読んでた方が
面白いこと間違いなしです。
竜、魔獣、騎士が出てくる中世ヨーロッパみたいな国の騎士団が舞台の
ファンタジー。
今回は、騎士団が他国内戦?に介入するまでのお話に、
私が今まで読んだ中では最強!の騎士団副団長(美人!)と黒竜のお話が
絡んできます。
この副団長ノーラヒルデがとても好きなので萌2でお願いします。
カラー口絵がノーラヒルデなのですが、とーっても凛々しい!
一生ついてきます、副長!!!という気持ちになります。
登場人物は以下のような方々。
キャラがはっきりしていて、どのキャラもとても面白い。
ノーラヒルデ:副団長。事務的にもめちゃ有能、騎士的にすんごく強い。
右腕を魔獣に食わせている間にそいつを倒したことあり。
メンタル的にも超強い。怒ったらすんごく怖い・・
クラヴィス:黒竜。元魔王。大小サイズ調整自由自在。もちろん空飛びます。
ヒト型にもなります。小さい竜の時は超可愛い。ほぼペット。
すれてはいない。甘いもの好き(笑)
フェイツランド:騎士団団長、別名 破壊王。前国王。豪快、強い。
事務仕事大嫌い(笑)。
エイプリル:ラブリー出稼ぎ王子。騎士団でフェイツランドの世話係。
弓の名手。
ジュレッド:国王。フェイの養子。やっぱり強い。
マリスヴォス:騎士団1のお色気担当。若いが至極優秀。
今回は先鋒役に任命される。
ノーラヒルデと黒竜の出会った経緯が少しわかりますが
なんで黒竜がノーラヒルデの味方になったのかが分かりませんでした。
(読み飛ばしちゃったかな・・・)
それからあまーい部分は、本当に最後の方まで出てきません。
そして最後の方で、ノーラヒルデが黒竜を口説こうとするのですが、
その落とし方が自分的にはすごかった。。。
あのノーラヒルデが・・と衝撃的でした。
ファンタジーOKで、驚異的に強い、女王様気質の美人さんが
お好きな方にはいいと思います。
できればメインカプの方も読んでみてください。
エイプリルがとってもかわいいです。