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久しぶりに、思わず何度も何度もくりかえし聞いてしまう、スルメCDに遭遇してしまいました。
このシリーズの初聞きです。シリーズの4枚目をまず購入したのは、原作で一番好きなエピソードだったからです。
小野友樹さんのチュン太役は大体想像がついていまして、予想通りイメージがぴったりだ、と思いました。
そして、聞く前に謎だったのが、高橋広樹さんの高人役です。
私は、以前より高橋広樹さんを、様々な役柄にすり寄ることが出来、「え、これ同じ声優さんが演じているの?」現象が起こす、カメレオン声優として高く評価しています。でも、どっちかというと、「攻め」の印象が強かったんですよねえ。ですから、チュン太より線の細い、華奢な印象もある高人をどう演じられるのか? 興味津々。
聞いてみて、「なるほど、こうきたか!」
私の高人のイメージとは、やや違っていました。
高橋さんの高人は、あくまでも「5年連続『抱かれたい男第1位』」のラインで、女性にセックスアピールを感じさせてしまう男性キャラのようです。
そういう高人がぁ、チュン太に押し倒されて、よがり泣く、と。
なるほど、これもアリだな!
そして、濡れ場の高橋さんは? おさすがです。私がこれまで演技力グンバツと評価してきた耳は節穴じゃなかったわ。
CDの中身は、チュン太が高人に初めて出会って、本当の恋、本当の欲望、本当の独占欲を、徐々に自分の内側から引きずり出されていく物語なので、前半はチュン太視点のシリアスなドラマです。チュン太と高人の距離が少しずつ縮まっていく芝居が、とても丁寧でいいなと思いました。
惜しむらくは、主役二人が出ずっぱりで、原作にある脇役さんたちのシーンが結構カットされていたことでした。三ツ谷社長が高人を評するところとか、佐々木マネージャーと芸能事務所の女社長の会話とかは、原作で好きなシーンでした。二人を取りまく人々がどういう思いで、それぞれを見ていたのかが、物語に厚みを加えていたと思うのです。まあ、1枚のCDには収まらなかったのでしょうけど。
CDの後半は、ふだんの高人視点に戻り、そしてひたすらエロかったです…
私は、ふだんからBLCDは、濡れ場を突出して聞いていないのですが。
「クライマックスが長いな… 長いよこれ。…もしかしてフル?」 フルでした。
そういえば原作もほぼ1話がまるまる濡れ場でしたっけ。
原作通りとはいえ、長いフルのHシーンを、抑揚と緩急を付けて、聞き飽きないようにできるものなのだなあ。声優さんって、すごいですね。
そして、最後の短編「その後」も、ほぼ濡れ場ばっかりでした。
くり返しますが、このCDは、全体の前部分3分の2がシリアス&センシティブ、後ろ3分の1ががっつりエロです。
私のスルメCDになってしまった理由は、たぶん全体的に軽やかで聞きやすい作りになっているからじゃないでしょうかね。
やっぱり、1も聞いてみて、2・3の購入を検討しようかしら。
描き下ろし小冊子は、甘々キュンキュンでよかったです。
小野友樹さんが好きなので、楽しみにしていた0章です。
准太のモノローグですすむ前半。
たんたんと毎日を過ごしていた准太、声も穏やかで起伏の少ない温度です。
ただ、高人さんの素を知ったあたりから、戸惑いや執着に伴うオス感が出て色気をかもし出していて、そうそう、コレコレ、でした。
高人さんもかわいい、より、かっこいい感じかな。
高人さんのモノローグですすむ後半。
いや、後半というより、怒涛のえちシーンですね。
始めのまだシッポふってる感のある発情天使のチュン太。
コミックで黒塗りの中に白い文字で書かれていたチュン太の「あぁ、ダメだ」「抱きますね」のセリフ。
高人さんを欲しがってるオス感があってすんごくいい。
発情した天使がオスになっていて、さすがです。ありがとうございます。
エッチの後の「あなただけが俺の宝物です」
愛おしさ、あふれてました。
基本、チュン太は優しくてかわいい天使のトーンなので、たまにくるオスぶりが貴重できたらウホホーッて耳が嬉しい。
なので、ラストの演技指導と称したえちシーン。
ドラマのセリフがおいしくて最後までおいしく堪能させて頂きました。
このタイミングで過去。
頃合いが絶妙。
ちゅんたと高人の出会いのお話。
だいたい二人のキャラも聞く側も演じる側も、キャラが、固まってきた感じのいい感じの時に過去の話。
1だけ聞いてやるだけの軽めののりに趣味じゃないと投げた人に是非とも聞いてほしい。
私は今回過去編聞いてこの作品の印象がらりと変わった。
正直初めはいきなり好きだ好きだで、押されてなんかわからないけど、流されずるずるな受け。やるだけの軽めのお話?て思ってたけど、こういう、出会いの話をきっちりCDまで、丁寧に作ってくれると好印象。
そして、ちゅんたが高人のこと、好きになったきっかけも、わかるけど、高人も、流されただけじゃなくて、やっぱりちゅんたって特別だったのね。1で抱かれた後に抱かれたい男一位て肩書きに納得しちゃってたけど(笑)
認めてるてことだよね。
本編の内容はさておき、演技について。
今回は、モノローグが、小野さん。
ちょっと新鮮。
小野さんファンの私なら小野さんばかり誉めてしまういつもだけど、
今回は高人の高橋さんに大拍手。
確実にキャラが確立されてるのがわかる。
そして、濡れ場が、めちゃくちゃ色っぽい。
リアル。
なんかすごい進化。
1を酷評してる方に是非聞いていただきたい良作。
ポケットドラマ CD の配信で聞きました。これまで佐々木さん(西條さんのマネージャー)がやたら東谷にゆるいなと思っていたんですが(送迎はだいたい職務放棄(笑))、その理由がよく分かる作品です。また、抱かれたい男1位を争う二人の関係性を暗示するよう描写がたくさんあり、運命を感じさせる0章だったと思います。
また、西條さんは子役時代から芸能界を生き抜くために色んな努力をしてきたんだなぁと感動しました。自分の脅威になりそうな新人俳優をチェックしたり、東谷の出現に危機を感じたり・・・。才能はあるのにやりたい仕事が見つからない東谷との対比も良かったです。彼は西條さんと出会ったことで、仕事の楽しさややりがいに目覚めたんですね。これぞ運命。そして、西條さんが東谷を一人前の俳優に育てたことで、結局東谷が西條さんの脅威になってしまうシチュエーションに萌えました。下剋上とかそういう展開にはならず、これからも東谷には東谷でいてほしいなぁと思います。
原作を読んだときに、高人さんがキレイな人だということが凄く伝わってきて、
漫画としての描写力に感動した。
CDでは説明台詞やSEが足され、工夫されてはいるが…
やはりこの点では分が悪い。
今回は准太が駆け出しの頃、かたやトップに君臨する高人さん…
なのだが、いかんせん小野さんに演技力も貫禄もあるため、
それほど二人の差を感じない。
原作からは、体格の良い准太に対して高人さんは華奢な印象を受けたが、
声からは体格差を感じづらい。
二人がお互いに何を感じ、憧憬畏怖したのか…
これでは伝わりづらいのでは…。
雨の中「喰われる」と思う重要なシーンも、
あの高人さんの犯された少女のような反応はCDでは伝わってこなかったなあ…。
ここにきて原作とCDで剥離を感じる。
濡れ場の高人さんの可愛らしさを含め、1のほうがしっくりきていたかな。
フリト。
時系列では0章だけど、CDは4作目。
演技で気を付けた部分やキャラの解釈、
印象に残ったシーンなど作品の話がたくさんが聞けてよかった。
そこに齟齬はないので…私が原作や過去CDから受けていた印象と、
今作のそれが異なるのは、極めて個人的な意見だろう。
演技か演出か…何に起因するのかも含めて気になるので、
1→0と聴いたので間の2と3も聴こうと思う。