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kawaii ofuroyasan
祖父の銭湯を継ぐつもりでいるユウキと、銭湯にやってきた日本語が話せない外国人のフレッド。頻繁に銭湯に来るフレッドにユウキは興味を持ちつつも、言葉の壁で中々話しかけられずにいたが、閉店間際にくるフレッドとのやり取りで距離が縮まり。。。
以前似たような商店街開発の話を読んだことがあり、どうしてもその作品とダブってしまいました。商店街をテーマにすると、似てしまうのでしょうか。。。
言葉が分からないと嘘をついていたり、仕事が一区切りしたら国に帰るとか、沢山の嘘を重ねてしまったフレッドが、う〜ん。。。という感じでした。
ユウキも可愛いと言う感じではなく普通。芯はしっかりしているのは、良かったかなぁ。
商店街開発に関係していたフレッドが、両親との縁を切られることになり、ユウキと話に行くのですが、これも何だか上手くまとまり過ぎで、結果だけ見れば良かったになるのですが、読み手としては物足りなさが残ります。
商店街の事がメインなので、ユウキとフレッドが惹かれ合うのが少なかったなぁと感じました。ユウキがフレッドに裏切られた!という心情がとても強いので、そこからHまでの心の変化がもっとしっかりあればと思いました。
文字通り、タイトルと表紙がかわいいので手に取りました
初めて読む作家さんだと思ったら、新人さんでした
新人さんといっても、文章は読みやすいし、特に問題はなかったです
でも期待しすぎました
主人公の受けは生まれ育った実家の銭湯を継ぎたいと思っていて、それを反対する祖父が入院中、ひとりできりもりしていると外国人の攻めがあらわれて、さらに銭湯のあるさびれた商店街の再開発話には、もちろん攻めがかかわっていて・・・・・・というわかりやすい展開でも、BLらしいし、楽しく読み進めていたんですが、中盤以降、首を傾げる展開に・・・・・・主人公の受けと祖父がぶつかって、そこに攻めが手を貸して最終的に銭湯を継ぐ、みたいな展開を想像していたので、攻めが勘当されたとか、唐突に出てきた攻めの両親に受けが直談判するという流れに???
BLを読み過ぎているせいか、勝手に先読みしすぎました
前半を楽しく読んでいただけに中盤からの流れに戸惑ってしまい、最後に二人がくっついて、あれこれ丸くおさまっても・・・・・・・うーん
前半だけなら萌2、後半は趣味じゃないという感想なので、いちおう中立にしました
でも、BLをあんまり読んでいない人だったらたのしく読めるのかも
下町の商店街とか、家業が立ちゆかず奮闘する受け系のお話が個人的にそう好きではないのですが、作者さんの前作の『びんぼう草の君』がなかなか良かったのと、イラストが可愛らしかったので手に取った本です。
受けは祖父の営む銭湯を手伝っている青年。大学を出て銭湯でバイトしていて、いずれは跡を継ぎたいと思っているのだけど、当の祖父からは「自分の代で銭湯は閉める、お前に跡は継がせない」と言われています。
そんなある日、祖父が入院。入院中は休業するという祖父を押し切って1人で銭湯を営業していたところ、キラキラ王子様のようなイケメンの金髪外国人攻めが来店、そのまま常連客になって…という展開。
…なのですが、うーん…この手の話が苦手な理由そのままの展開に加え、受けがあまり好みのタイプではなく、攻めもしょうもない嘘をつくキャラで、どちらも好きになれませんでした。
受けの祖父が「お前には跡を継がせない」と言っているのになぜ銭湯を手伝わせているのか、もう大前提のそこからして疑問でした。跡を継がせたくない理由があるのなら、大学を卒業した受けを働かせるべきではないと思うし、自分の入院中に受けが1人で銭湯を開ける、というのを断固阻止するべきだと思う。
受けの性格も、頑張り屋のいい子的な設定の割にキーキーした印象でした。あと都合の悪いことは後回し後回しにするタイプのキャラで、そこもイマイチ受け付けなかった。
攻めはといえば、初対面から「ワータシニホンゴワカリマセン」みたいな日本語話せない外人さんで、その口調で延々受けとやり取りしている描写が続くことにイライラさせられました。にもかかわらず、実は日本語ペラペラでした、日本語できないって嘘ついてました、と。なんだそりゃ!
かなりイラっとしました。その日本語分からないフリをしていた理由も訳わからなかった。
そして話は、銭湯がある商店街の立ち退き問題に。うん、きっとそう来ると思ってました。そして立ち退かせる側に攻めがいるんでしょ、分かります。
なんと言うか、これと思ったところをまったく越えてこないお話でした。最後の大団円にも突っ込みたくて仕方ない。今まで集客ダメだった商店街が小綺麗にリニューアルしたからって客が増えるわけないよ…。
良かった点はイラスト。すごく可愛いし華のあるイラストでとても眼福でした。知らない絵師さんだなぁ、と思って検索してみたら1冊だけ既読本があり、そういえば内容はイマイチだったけど(失礼)イラストは可愛かったなーと思い出しました。