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ijiwaru na manazashi
『意地悪なゆびさき』の続編です。
んー、やっぱり出来上がったカップルの続編は、ちょっと苦手ですね(作品にもよるんですが)。
お互いの気持ちはもう完璧に繋がってるから、すれ違いにいまいち切なくなれない。
もうちょいハラハラドキドキできるような波風がたってくれたほうが、私好みです。
受けの元カレはいかにもザ・当て馬で、「悪い魅力」も「実はいい人な魅力」もどっちもなくて中途半端なキャラ設定だったから、「報われない当て馬萌え」もできなかったし。
でもさくさくと読みやすいお話でした。
あと「エッチのたび、背中にみみずばれが出来るようなしがみつき方をしてしまう」というのがよく分からんです。
いくらなんでもそんなの、我慢できるっしょー、と。
前作から違和感を感じてたもんで、このネタで引っ張って欲しくなかったなァ。
シリーズ物の続刊になります。
ラブラブになった尚哉と洋人のその後の話です。
洋人は周りから言われたこともあって、忙しいであろう尚哉から少し距離をおくことにする。
けれど、何も言われずに急に距離を置かれた尚哉は、不安になってしまう。
そんな時に、尚哉の昔の恋人である秀司が現れて……!? という話です。
基本的に、尚哉と洋人の気持ちは殆ど、揺るがなかったように思いました。
お互いをきっちり信用できてるってことが、どれだけ強いのかってことをすごく考えさせられるような話でした。
さくっと読めるいい話すぎて、あんまり書くことがないです……。
とにかく、メインカップルは充分に魅力的だし、話もとってもいい感じで進むので、読んで損はないように思います。
普通に楽しめるBLをお探しの方は読んでみるといいと思います♪
前作より、少しだけ成長した洋人が読めます。
でも、行動原理は相変わらず、驚くほど単純な子供と変わらないものだったりするあたりが、また、かわいい……かも?