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ブランニュー・スクールライフのはじまりまじまり~♪
作家さんの新作発表
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何冊か月村先生の最近の作品を読んだ後、気になっていたこちらのシリーズも読んでみました。
だいぶ初期の頃の作品のようで、最近の先生の作品に比べると、全体を通して文章の幼さが若干気になりました。
高校生にして売れっ子小説家の俺様な攻めと、そんな攻めに奴隷扱いされる長女気質(実は4兄弟の次男ですが)の受けと、彼らを取り巻く一癖も二癖もある寮監の先生と同居人たちのお話です。受けの同級生が至って普通の高校生なところに、受け同様、癒されます。作品中、一番ヒールな攻めのキャラに萌えれるかどうかがこの作品を好きになれるかどうかの肝だと思います。私は、一巻を読んだ段階では、残念ながらまだ攻めの良さが理解できておりませんが、このキャラが今後どう変わっていくのか、あるいは変わらないのか、が気になるので、二巻以降も読み進めようと思っています。
さくさくと読みやすいので、BL小説初心者にはちょうどよい導入本かもしれません。
両親の転勤、兄の大学進学を機に、初めての一人暮らしを満喫する予定だった、聡。
寮の手続きのごたごたで、希望していた個室完備の第一寮には入れず、ぼろぼろのは他人相部屋になる第二寮に入ることになるのです。
そこには、迷彩柄、アロハ柄の服が似合う教師、石田と、何でも甘く味付けする癖がある望と美希の藤井シスターズ、そして若くして作家界から注目されている波多野がいるのです。
掃除、料理完備の第一寮とは違い、第二寮では全て自分たちで行わなくてはいけないのですが、聡が最初にうっかり料理をしてしまったから、ずっと料理をするはめに…。そして、いつのまにか彼は、第二寮の管理人になっているのです。
聡はもともと長女体質で、家事全般は慣れているのですが、まさか第二寮の中で偏屈な波多野の世話まですることになるのです。元々波多野のファンで彼の書いた『つきのひかり』を持っているのですが、そこに本人から「コザル賛江」何ていたずらまで(笑)
聡は、第一寮に空きが出たので、一旦は第一寮へ引っ越すのですが、波多野や藤井シスターズのことが心配で再び第二寮に戻ってくるのです。悲しいほど長女体質が抜けないの聡がおもしろかったです。そして、誰にも心を開かなかった波多野とどうなるのか、続きが楽しみです。
ツン無限大傲慢×グルグル世話焼き強気。
全体的にコミカルで時々キュン、な感じでしょうか。
攻めの波多野が、そこに本当にラブはあるのか?うまれるのか?と疑いたくなるようなツンっぷり!
受けの聡は、そんな波多野にうんざりしながらも、持ち前の長女気質(オカン気質?笑)でなんやかや言いつつも世話を焼いてしまう……
波多野の何を考えてるかわからないツン行動に、聡がグルグルしっぱなしです。
そんな波多野のツン行動が続けば続くほど、その中にデレを探してこちらは躍起になります。笑。
その分たまーにわずかーに見えるデレが美味しいー!
ちょっとしたラブの気配にきゅきゅーん。
聡と一緒に私も振り回されまくりました。笑。
この二人の関係はかなりスローペースなので、どーなるのーと先が気になって目が離せません!
しかしなぜ私が中立かと言いますと……周りの方々の言動が……
全員揃いも揃って人の話を聞かない!
そしておふざけが過ぎる!
いやまぁそれはそれで良い感じに焦らされるシチュエーションを作ってくれてるので、アリなんです。
私が衝撃を受けたのは、初っ端の数ページ目で起きたおふざけです。
登場人物の一人が寝てる聡の枕元に、造花の菊と線香を置くんですね。
ほぼ初対面の相手に……
その後他の登場人物が軽くたしなめる場面もあるんですが、やった本人はおちゃらけて流してるんですね。
全然悪い事だとも思ってない、ただただキャッキャしてるテンション高い子です。
もうこれが……私はどーしても駄目で……うぅ。
いやいやこれは創作物なんだ、フィクション気にしてどーする私!と、頑張って読み進めたものの……それが尾を引いてるのか色々気になって気になって。
楽しみ切れませんでしたー涙
メインカップルの今後が気になるだけに、楽しみ切れない自分が悲しい……涙
うぅぅなんかごめんなさいー。
読みやすく、ほのぼの、コミカルな感じの小説を読んでみたいなぁとお伝えしたら
お薦めしていただいたのがこちら♪
秋霖高校に入学し、その寮で生活することになった高校一年生、聡の目線で話は終始進みます。
その聡が、状況や周りにいいだけ振り回され、その度に色々ぐるぐるし、
そのぐるぐる具合やら、愚痴やらがいっぱい本の中で語られるのですが
聡はとても心優しい純粋な子なので、その気持ちのひとつひとつがとてもかわいくて
気がつくとなんだか(そんな経験はないのに)「今日、学校でね~」と
我が子が話しているのを聞いているような、そんな気分に…w
そんなかわいい聡をいいだけ振り回すのが、
高校生作家でカリスマ美形と言われる、波多野。
ソトヅラは悪くないのに、聡には我がまま放題で俺様ぶりを発揮。
聡に感情移入しまくりのわたしは、ありえん!イライラ~っとなっていたのですが、
話が進んでいくにつれ
あれ?それは好意のあらわ…れ…? なんだぁ、波多野もかわいいなぁ~と
さらにメロメロに…w
エッチはないよと聞いていたので、ちょっと物足りなく感じるかな?と
実は思っていたのですが、全~然そんなことはありませんでした!
それどころか、エッチがないなら乗り物の中でいっぱい読めるなぁと思っていたら
かわいくコミカルなエピソードに口元がゆるんで、ゆるんで、我慢するのに涙目に…w
(正直、かなり辛かった!)
このシリーズ、本当に最高です☆
神評価でもいいのですが、この続きのリターンズは更に最高なので、ちょっと我慢しました♡
これも月村さんお得意の、グルグル後ろ向き思考の受け。
少し新鮮なのは、攻めがヘビーな過去を持ち、ツンデレだということでしょうか。
うけのうっとおしいほどの自虐を楽しみ、攻めのねじくれ加減を楽しめるなら、おもしろいと思います。微妙にずれた双子もおかしい。でも、あまりヘビーな過去は匂わせる以上は勘弁してください。
自分が不幸だなんだと思い込んでいる主人公の受けが、寮生の中ではもっとも幸せなお育ちであるという、すごい皮肉!
月村さんと言えば、ほぼエチ無しで有名だと思うのですが、
その中でもずば抜けてピュアって言うか、BLとは言いづらい2人の関係...
これからどんどん関係が深くなっていくのはわかってても、
今のこの2人の状況からどう進んでいくのか気になるところ...
と言っても、1~3までまとめて買ってチラ見したから
なんとなくはわかるんですけどね。
ちょこちょこ出てくる笑いの要素にうっかり笑ってしまいました。
エロ無しなので電車で余裕ぶっこいて読んでたら、
ププッってなるとこが何回もあって、
必死に我慢しつつも口角上がってたんだろなぁ~と思うと、
まだエロ読んでる方が気味悪くなかったかも...
波多野の俺様なキャラ好きです!
1歳上ってだけでそこまで聡に偉そうにするか~って言いたいところですが、
聡も長女体質だからか、単なるMだからか、ほいほい命令聞くしね~
随所に、すでに波多野が聡に執着しているであろう発言と行動が
垣間見られ、偉そうにしてるけど、素直になれないかわいい高校生だなぁ~
って思っちゃいました。
特に、「食いおわるまでここにいろ」と
「わかってるなら、出ていってんじゃねー」発言にはキュン×2ですよ!
あと、幽霊ネタも波多野さんが出所ってのがまたかわいい~~~!
藤井シスターズもいいキャラしてますよね~
この2人の掛け合いと、石田先生のピントはずれのツッコミがいい!
聡の冷めた心のツッコミ、そして波多野の聡へのコザル連呼。
最初から最後までずっと笑いが絶えず、ほんのりBL臭に萌えまくって
あっという間に読み終わりました。
最後の方で波多野の生い立ちが少しわかり、望むの過去もほのめかされ
次巻以降の物語の雲行き怪しめですが、この笑いの要素だけは
キープし続けて欲しいなぁ~♪
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)←シリーズ通しての評価です。
外面の良い暴君でカリスマ高校生作家・波多野×実家でも寮でもおさんどん係りの高校生・聡の、なかなかラブまで辿り着かないドタバタ寮ライフ。
あ~楽しいな。かわいいな。ご飯が美味しそう。この日常性が好きだなあ…しみじみ。
ほんとは面倒なんてみたくないのに引き受けてしまうような優等生気質はいつものキャラ造形なんですが、この聡の諦観が入った開き直り方がとっても絶妙で、苛つき一歩手前のコメディに仕上がっていて面白かったです。
月村作品集めてますが「シリーズものやしな~」とためらって早2年以上。
他の作品とはちょっと違い明るめで(笑)なんだか新鮮でも楽しい!こんな作品もいいじゃないですか!早く読んどきゃ良かった。
さて肝心のお話。
完備バッチリの寮生活が始まるハズだった新入生・聡の部屋分が学校側の手違いによりカウントされておらず、その代案として聡は第2寮で暮らすことになってしまうという災難がそもそもの始まりです。
寮とは思えないオンボロぶりの第2寮で暮らすメンバーと言えば…
くだらないジョークでちゃちゃ入れるばかりの藤井シスターズ(双子)に、その藤井弟と怪しげなカンケイで寮監とは名ばかりのふざけた教師石田、そしてとにかく横暴なカリスマ高校生作家の波多野という頭が痛くなるような4名。
2作目からは聡の兄まで登場し、共通点はマイペースという一点です。
皆さん見事に人の話を聞かないのがまたね~、他人事だから愉快だけど実際に身近にいたら全力で腹立つことこの上なしです。
波多野なんてツンすぎるツンツンツンもひとつおまけにツン!という態度。
聡が波多野のことを作中で乱暴粗暴横暴の3B男と表現するくらいの自分勝手さ…それでも惹かれる聡の気は知れませんが、こんな連中に囲まれただ一人の常識人の聡の気疲れは相当だと同情しました。笑いながら。笑
そしてこの聡のツッコミ未満の自問自答の心理描写がとっても丁寧で、且つ面白くてほっこりできました。
振り回され、怒ったりイラっとしたり落ち込んだり笑ったりドキドキしたり、そういう聡の人間味溢れる感情の動きがとってもイキイキとしていて、本人にとっては大変な毎日でも傍から見てるととっても健全なんです。
センシティブさと図太さがとってもいいバランスで、読んでいてにこにこしました。
ろまん&どらまちっくな恋☆とかが大好きな方にはお勧めできませんが、恋愛手前の焦れ焦れほわほわが好きな方にはとってもお勧め。
3冊でようやく両思い?という亀ペースです。チュ―だけですから!
3冊で完結かと思いきやリターンズという副題で続きが~明日買いにいかなきゃ!いそいそっ
きれいな個室の寮での新生活を夢見ていた主人公・聡が連れて行かれたのは、第二寮とは名ばかりのオンボロ一軒家。
先住者は、かなりいいかげんな教師と天真爛漫な美人双子姉弟とカリスマ美形高校生作家の波多野。
平凡であることがコンプレックスな苦労性主人公が乱暴粗暴横暴の3B男波多野に振り回されるお話です。
BL要素は少なめ。この巻ではまだ恋愛未満の関係です。
標準的なBLに比べてかーなーりスローペースに発展していきます。
(リターンズ1を先に読んでいたので、波多野のツンツンツンツンデレっぷりに驚き。1年で大分角が取れたのね。)