みしぇる
ouchi no arika
このペーパーのために電子書籍では付いていないために、両方紙媒体を購入しました。もちろん悔いなし!です。お引越し全てを潮に委ねてしまう計。それを疎んじるどころか、唯一心を委ねてくれることに喜びすら感じながら嬉々として計のお引越しをする潮。本当にこの二人にはきゅん死させられっぱなしです。竜起もここからの二人のことをいっぱい心配したのに、頑張って協力したのに、ラインを超えては踏み込んでこない、いい子です♡もっともっといろいろな様子を知りたくなる素敵な人たちです。
計が、引っ越す前の計の部屋よりも潮の部屋を恋しがっている下りがたまりません。
あらすじ
計が新居へのお引越し当日、だけど忙しく動いているのは潮のみ。計はひと足先に入居していた潮のベッドで昼寝。
「お前の都合で引っ越してやるんだから、ぜんぶお前がやれよ。」と、計から命じられ、荷造りから、諸々の手続きまで潮が引き受けることに。
計には触れられたくないもの、見られたくないものがないのか…という疑問が浮かびつつも、こんなにも自分を信じ切っている計の手を、一瞬でも離してしまったことを、改めて反省する潮です。
そしてお世話になったからと、新居へ竜起を招待。買い物ついでに竜起を駅へ迎えに行く潮。そこで、潮が姿を消した間の計の様子をきく。
「カケオチとかしちゃったらどーしよーって」心配だったという竜起。
潮は、実はカケオチも考えたけど、計が応じることが分かってるから、言えなかった。
屋上で3人で飲んで食べて。ご機嫌な竜起はこのまま泊めてくれって。計が「てめぇ」と言いかけたとき、意外にも潮が「ダメ」と一蹴。
「初夜だから営む気だぁ~」と酔っ払い全開の竜起に、潮は「おぅ営むよ」と笑って認める。
まぁ、この後の営みはすっ飛ばされます(笑)
営んだあと、二人で風呂に入りながら、ワインを飲んで、湯冷ましにベランダで夜空を見上げる。
きょうから、この場所から、始まる。新しい家、帰る場所。
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潮に甘えきっている計。ちょっとは動けよ!と蹴りたくなるぐらい何もしない。でも、そんな計を潮は許しちゃう。甘えさせちゃう。それが自分にだけ許された特権だから。
あぁ~愛されてるな、国江田計!