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flesh&blood
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
私事ですが、1ヶ月弱入院していた事があったのですがその時に持っていたのがこのFLESH&BLOODシリーズでした。
BL色が薄いし挿絵もパッと見、歴史ラノベ風なので他人に見られても大丈夫!!
って事で、もし長期入院される時のBLのお供にはFLESH&BLOODをおススメします。
16世紀にタイムスリップした高校生・カイトの物語。
もう読む手が止まりません!もっそいおもろいです。
ジェフリーの元でついに船に乗る事になったカイト。
腐った水や、衛生状態にげんなりしながらもそれでもカイトは海に、そしてグローリア号に、船員達に馴染んで行きます。
この頃はまだナイジェルは、カイトの事を快くは思ってないんですよね。
初めて見る戦闘に、初めて見る怪我人。
といってもこの時代にまともな医師や治療法がある訳ではなく、現代人のカイトにとっては辛い体験になります。
けれどカイトはくじけたり落ち込んだりはしない、持ち前の明るさと機敏さでグローリア号の一員となっていく。
そんなカイトの適応力が読んでいて気持ちが良いです。
よくぞここまで!と言いたくなる程にしっかりとした歴史考証も作品の魅力を大きく引き立てています。
BL色は薄いですがそこがまた良し!ともかく話が面白いの何の!!
読み出したらやめられなくなりますよー!
F&Bの二巻です。
ラブはキス留まりです(笑
受け(今回も受けてないけど…)は前巻同様、現代日本人で17歳の海斗。
攻めのジェフリーは、16世紀のイギリス人海賊。
現代のイギリスからタイムスリップしてしまった海斗。
とにかく命を守るために身元を偽り、現代の歴史知識をフル活用することで占者と名乗った海斗は、海賊船船長のジェフリーに預けられることに。
前巻はそこまでで、今回はそんな海斗がジェフリーの船に乗って海へ出てからのお話です。
二巻に入ったら、なんだか海斗ってばジェフリーが好きなの?という展開となっております。
そういう目的で触れちゃダメって自分から言い出したわりに、気持ちはもう傾いちゃってるように見えますよ。
というか、気持ちがちょっと折れちゃったのかな?
しっかりしているようではあるけれど、まだまだティーンエイジャーだものね。
お話の最後の方では、ジェフリーの友人であり航海士のナイジェルも海斗の秘密(といっても占者という本当は嘘八百なものですが)を知らされ、海斗への態度が急変。
すごく意地悪だったのにね(苦笑
なんだかナイジェルとも良い雰囲気にはなりましたが、でもこんなに手のひら返されちゃうと、やっぱり自分の力(歴史知識)だけが目的なんだと海斗も思っちゃうよなあと。
ジェフリーが自分を大事にしてくれるのはそのせいだって落ち込んでいたけど、プラス、ナイジェルもだとね。
その辺りが三巻ではどうなるのか、それと今回再登場したスペイン海軍のビセンテがどういう攻勢に出てくるのか気になるところです。
ああ、でも、個人的には戦争よりもふたりのいい感じなラブややりとりの方が読みたいですが!
海斗がたくましく見えます!
なんか、ちょっとずつ成長してるんだなと思います!
この小説が発売した頃はまだBLも知らない年齢でした。
世の中にはこんなに面白い小説があったんですね!
海斗のジェフリーへの態度?がちょっとずつ変わってきて、ジェフリーをちょっとずつ意識し始めて好きになり始めてる海斗の態度が可愛いです!
ジェフリーと海斗のやり取りに萌えます!
エロなくてもBLです!面白いです!
ナイジェルがかっこいいです!
初めての航海で船酔いに悩まされる海斗を、
優しく介抱するジェフリーが素敵です。
弱っている時にここまでされたら、
ついふらっと身を任せてもいいかな?と思いそうなものですが。
海斗は絆されません(笑)いえ、精神的にはかなりグラついてはいますが、
簡単に落ちないところが、海斗の魅力でもあるわけです。
航海の途中、嵐に見舞われたジェフリー達は、
敵国であるフランスの港へ上陸することになります。
そこで偶然、スペイン海軍士官のビセンテと再会。
「未来を読める預言者」と思われている海斗を、
スペインへ連れて行こうとするビセンテ。
そんな海斗を守ろうとするジェフリー。
二人の剣、そして船の戦いが熱い!読んでいてテンションが上がります。
2巻もエロを求める方には物足りないかもしれませんが。
冒険活劇の楽しさを存分に味わえて、面白いですよ。