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kubikoke okunoki~okisakikyouiku~
おお!息子の煌紀が早くも人型に!!
前回紆余曲折の末、焔来の正妃に収まった八緒にまたもや試練が訪れる。厳しいお妃教育を必死で習得しようとしている中、焔来に側室の話が。しかも、相手は家柄も良く、美しく、控えめで八緒より優れた才覚の持ち主である阿紫。八緒の講師である中臣の話によると、いずれは阿紫に正妃の座を、との計画もあるという。あるとき、彼女と焔来がキスしているところを目撃してしまった八緒は、ショックのあまり食事も喉を通らなくなり、夜焔来がやって来ても拒んでしまう。
他の人に触れた手で触って欲しくなかった為の行動だったが、その一度きりの拒絶の後焔来は夜八緒の部屋へ訪れなくなる。
夫婦になってもなかなか穏やかに過ごせない八緒が、不憫でもあり、焔来と煌紀を一生懸命に守ろうとする姿が愛おしくもあります。心配しなくても、焔来は八緒が思ってる以上に八緒のことを好きだよ。
2人目のこどもは尻尾何本あるんだろ〜?
まだ続きますよね?今から楽しみです。
今回は、前作でハッピーエンドを迎えた二人のその後、すれ違い編です。
今回も受けらひたすら健気で、攻めは言葉が足りないながらも、一生懸命受けを守ろうとしている。
いい夫婦だな、と感じました。ラブ度が高い。
今回の話では、小さな息子ちゃんががんばっているところも萌え所の一つ。
父と子の触れ合いが可愛いとか、よりふわふわもふもふだとかいうのも萌えなのですが、ストーリー展開上においても、ワンパターン化することを回避しているのが見事だなと思いました。
きゅんきゅんしながら、先へ先へと流れるように読める。鈴木先生、さすがだなと思いました。
シリーズ第二弾です。
第一弾に関しては私はコミカライズで読んだので
全てを読んでから原作を購入しようと思っています。
焔来のもとに嫁いで1年半ほど経った後のお話です。
八緒は厳しいしいお妃教育を受けるようになります。
そんな中、焔来に側室の話がきてー…。
すっごく切なかったです。
焔来が元々言葉足らずなところがあるのはわかってたけど
八緒も物事をどんどん悪い方に考えていっちゃって
縁郎が来てくれなかったらどうなっていたことか…。
まぁ…側室候補の人と焔来がキスをしていたのを見てしまったので
どんどん悪い方向に考えてしまうのは仕方ないなぁとは思ったのですが…。
※この有り得ないような話は読めば結末がわかります。
側室問題だけではなく別の問題も発生して、すごくハラハラ展開でした…。
そんな時に助けてくれたのが二人の子供の煌紀でした。
今回は二人(焔来と八緒)の絆が試されるような感じのお話だったので
煌紀の出番は少なかったのですが、出てきたときはコウキ。先生のイラストが可愛く癒されました。
今回のキーパーソンはやっぱり緑郎ですね。
ほんとに緑郎はいいお兄ちゃんで、彼がいなかったらほんとに今の二人はいなかったんだろうなぁと思います。
ハラハラしながら読んだ部分が多かったのですが
全体を通してすっごく面白い作品でした。
最後にコウキ。先生のキャララフが入っているのですが
それも含めて最高でした(*´▽`*)
もふもふ皇室子づくりファンタジー第2弾です。前作で曲折の末、九尾狐王家お世継ぎの焔来のお妃に収まったハチ割れ猫の八緒。可愛い九尾の子狐にも恵まれ、尻尾もラブも絶賛増量中かと思いきや、やはり高貴なご身分の方に嫁ぐというのは何かと気苦労も絶えぬらしく、のっけからあんまりほんわかしてません。お妃教育の名のもと、連日厳しい義母にしごかれ、しかもご学友は焔来の側室候補と目される高貴な美女。もともと非の打ちどころのない貴公子の焔来に対して、捨て子という自分の出自や地味で平凡な容姿に劣等感を抱き続けてきた八緒。些細な行き違いから心ならずも焔来を拒み、遠ざけてしまう。でもそこには、二人を引き裂き、あわよくば王家を乗っ取ろうとする一味の陰謀が絡んでいた・・・
けなげな元孤児と王子様の組み合わせは、かの「はいまーと・ろーぜ」をほうふつとさせますが、こちらの二人はより純度が高い。何しろ4歳のころからお互いしか見てなくて、体の関係を持ったのもお互いとだけ。本来ならそこに他人の入る隙間もないだろうに、妙にこじれてしまうのは、もっぱら焔来のほうに非があるもよう。ハイスペックなくせにいまいち不器用というか、だいじなところで言葉が足りてない。八緒とのすれ違いに悩み、悪友で八緒の兄でもある緑郎に相談を持ちかけながら、実は盛大にのろけまくって緑郎をへきえきさせてることに気づいてない。あのねえ、それは緑郎君でなく、じかに八緒に言っておやりよ。どんなにお前のことを可愛く、何物にも代えがたく思っているか。そうすればいっぺんで八緒の抱える不安も吹き飛ぶだろうに。
悩んでる間に八緒は敵方に攫われ、あわや貞操のピ~ンチ!!なのですが、ここで出遅れた焔来に代わって思わぬ力を発揮するのはなんとまだやっと1歳になろうかという焔来ジュニア・煌紀。ちっちゃくたって何しろ九本のしっぽ持ち。しっぽの数がそのまま霊位にも、霊力にも、さらには寿命にも比例するというこの世界において、その威力は絶大なのです。大好きなママを守るためにだったら、人型にもなっちゃう。子狐の時も可愛かった(表紙にちゃんといます)けど、人型の煌紀の愛くるしさは悶絶ものです。ここは絵師のコウキ。さんが実にいい仕事をしてらして、巻末のラフ集なんてもう神です。パパ譲りのノーブルな顔立ちに神秘的な銀の髪と瞳、なのに髪型だけはママ似のハチ割れ。指しゃぶりの代わりにぶっといしっぽをはむはむ。ここを見るだけでもこの一冊を読む価値は十分ありと思わせてくれました。
子育てBLにはあまり食指の動かないほうですが、ここまで非日常な設定だと単純にちみっこの可愛さを楽しめます。無事に焔来の元に戻った八緒には第二子懐妊の兆しも。今のところ三人でしっぽは計二十本のロイヤルファミリーですが、一人増えるごとに十本ずつ増えていくのかしら。これってキツネ算?
シリーズ第二弾。可愛いもふもふ。
コウキ。先生のイラストが超絶可愛い!
今回もあとがきにラフ載ってます。それだけで満足。
お話はどちらかというと夫婦の絆メインなので、ちみっこの出番は少ないのだけど、煌紀くん、大事なところで頑張ってくれます♪
お互い知っている間柄でも、言葉にしないと、話さないとすれ違ってしまうってあるよね~と。
お互いが好きすぎて徐々にすれ違うさまが切ないです~。
緑郎義兄さん、いい仕事します!
八緒ちゃんの素直なところやお義母さまが孫と会うの楽しみにしてるっぽいと汲み取るところなんか、正確が出てて可愛いな~と。
次巻も楽しみ!でもちみっこちゃん達、もっと出てきて欲しいな~。
評価は1巻に引き続き、イラストで萌え1個プラスです♪