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まずはここを立派な雌にしてあげる
futago wa teoi no kemono wo kau
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
双子の関係がコミックの「チョコストロベリーバニラ」みたいで面白かったです。
性格が真逆でホストと外科医の双子。
孤児で苦労してきたのに、海外に移住したりやたらお金持ちなのは、二人とも余程高給取りなのかな?と少し疑問でしたが。
後半、攻めが受けと境遇が似ていて受けの一途なところに惹かれてペットから恋人になりたいので大事にしてくれたのは良かったですが、海外に移住を決めたり、読み書きや料理など何もしらない受けにあそこまで尽くすのは違和感を感じました。
なので萌×2です。
あさひ木葉先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
複数プレイ 3
強気 2
な感じだと思います。
黎人さん、尊人さん×竜生さんの3Pカプです。
捨て子だった竜生さんは、暴力団の組長に拾われ、鉄砲玉として生きてきた。しかし、恩人である組長は、若頭に刺されて亡くなってしまった。肝心な時に何も出来なかった竜生さんは復讐に向かうが、逆に返り討ちに遭い、深手を負ってしまう。そんな時、路地裏で動けないでいると「飼ってあげる」と言い出す男が現れた。復讐を果たす為、死ねない竜生さんは…。
鉄砲玉として、人ではなく物として生きてきた竜生さん。組長の仇を討つ為、復讐を誓い、まずは死なない為にも黎人さんに拾われます。双子の弟の尊人さんの治療の甲斐もあり、怪我は治りますが、黎人さんが拾った際に言っていた「飼う」ということで、首輪をつけられ、鞭を打たれ、前や後ろを執拗に責められます。
普段は警戒心が強くツンとした竜生さんですが、過ぎた快感は苦痛にもなると教え込まされてしまい、絡みではグズグズに啼かされてしまうので、とてもギャップ萌えしました。
竜生さんを拾い飼うことにした黎人さんと尊人さん。最初こそ黎人さんと竜生さんだけの絡み描写ですが、すぐに尊人さんも加わり大体が複数プレイになります。なので、複数プレイの醍醐味である二輪挿しもあります。でも挿れる描写はあるけど、その後の動きの描写はあまりないので、少し物足りなかったですね。それでも3人の絡み描写は濃厚で背徳的な凄艶さがありました。
物語り中盤までは恋愛要素は殆どないですが、黎人さんと尊人さんの歪ながらも竜生さんに抱く想いが徐々に変わっていったり、それに対して竜生さんも戸惑いながらも応えようとするので、物語り終盤のゆっくり愛を育んでいる感じがちょっと微笑ましかったです。黎人さんと尊人さんにどうやって想いを伝えたらいいのか分からず、最終的に頬にキスをする竜生さんが凄く可愛いです。
それぞれの過去から、どこか歪な3人が織り成すほんのりSM要素もある複数物、是非とも読んでほしいです。
3P作品が続いているあさひさんの新刊は、双子攻めでヤクザ物。
『夜獣の刻印』の受け・泰明もワンシーンだけ登場します。
暴力団組長に拾われ、彼の鉄砲玉として生きてきた捨て子・竜生(受け)。
殺された組長の復讐を誓うも返り討ちに遭い、追われているところを謎の男・黎人(攻め1)に拾われます。
黎人は竜生を監禁し、双子の弟で医師の尊人(攻め2)と共に竜生を調教する…そんなお話。
組長に忠誠を誓う竜生はとにかく一途で義理堅い人物。
復讐のことしか頭になかった彼が、双子に調教され、組内部の人間にも復讐を止められることで、組長の死を乗り越えていきます。
しかし、自我に目覚め自分の人生を生きるというより、双子の過去に同情し絆されていくような展開なので、物語としてのカタルシスは今一。
攻め二人は双子ですが、顔は似ているものの雰囲気や性格は全くの別人。
双子設定の意味はあまり感じませんでした。
弟(長身眼鏡インテリ攻め)の方が兄に執着しているという設定には萌えますが、兄弟間でスキンシップがあったり深い会話をしたりといったことはないので、やや期待外れ。
何でも"半分こ"してきた双子は様々な面でシンクロしているため、弟の自分語りは少なめ。竜生への想い等について、兄がほぼ一人で二人分代弁しているため、弟の人物像が見えづらいのもマイナスでした。
見た目や兄大好き設定は美味しいだけに、影が薄いのが勿体ない感じ。
また、筋肉質な男前受けが「雌穴」だの「女の子にしてあげる」だの言われて調教されたり、後半お姫様扱いされたりする一連のシーンにも違和感が。
受けが女の子扱いされるシーンはあさひさんの他の作品にもよくありますが、本作の受けのキャラクターとは喰い合わせが悪い気がしました。
本作は、最近立て続けに出ているあさひさんの3P作品の中では一番古い作品とのこと。
そのせいか他の3P作品に比べると少し完成されていない印象でした。
既刊との相対評価で、今回は中立評価とさせて頂きますm(_ _)m