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chikai wo douzo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ4作目で最終巻。
旧版ではなかったその後のお話が、文庫化された3巻に続いて4年ぶりに書き下ろされました。
今度の暁斗は駄々をこねるわがまま坊やに逆行し残念に思いました。
二十歳そこそこの世間知らずとはいえビジネス上の契約を疎かにしたり、思い通りにならないからと言って逃げ出すのはどうかと思う。
余りにも幼稚すぎて桐原が可哀想になりました。
こんなバカな子のどこがいいのか、しかしバカな子ほど可愛いというのか。
もっとも保護者のような気持ちでダイヤの原石を磨いて美しく輝かせるのが趣味ならそれもまた一興といったところでしょうか。
今回最終巻ということで演出も派手できらびやかでした。
ニューヨークファッションウイーク、ランウェイを歩く暁斗、ファッション業界のドロドロあり。
でも最後は正義が勝つ!そしてラブラブ2カップルは愛を深め改めて愛を誓うのでした。
めでたしめでたし…
暁斗の企画で始まったファッションショー
偶然出会ったデザイナー集団が気に入って付き合いが始まり突発的にイーズホテル、桐原、リックも巻き込んで熱気が伝わるようでした。
暁斗の築いてきた人脈を生かして集まってきた仲間たちがいい仕事して次は自分も誰かのために力を貸したいと決心するあたりは、考えなしだった暁斗の成長が見られこの先も楽しみに思えてきました。
これからもぶつかったり甘えたり愚痴ったりしながらも成長していく暁斗の姿を見てみたいし、主役カップルをはじめとしてその行方を知りたと思わせる登場人物たちがいっぱいでした。
水壬先生の吸血鬼物を買おうと思ったら、こっちも発売になってて、つい。
全く知りませんでしたが 2001~2002年ごろの3作が文庫化され、
もう一冊書下ろしを出されたようです。
前3作は読んでませんが問題なく読めました。
最後の最後におっさんが可愛く、私が悶えたので萌2でお願いします。
1.登場人物
攻めさん:世界的なホテルチェーンオーナー。
力ある。the大人 といった感。
受けさん:攻めさんホテル専用のプライベート非公開にしてるモデル。
中性的な美しさ。普段はふつーな男子らしい。
リック:3作目の主役?攻め父(55歳?)のパートナー。
空間デザイナー。受けさんの愚痴の吐き出し先。
真希子:デザイナー。攻めさんと対等にやりあう仲良し。
受けさんの愚痴の吐き出し先。
その他、新進デザイナーさんたちやクールな秘書(男)が出てきます。
2.お話
反抗期に入った受けさんが過保護な攻めさんのもとから
家出するけど、外で色々見聞して、対等になれるように頑張る!と
頑張り、攻めさんとこへ戻るまでのお話 と思います。
3.present for you というショート
攻め父とリックのお話でした。
誕生日プレゼント何にしよう とリックが悩む話(笑)
このカプが好きな方には嬉しいお話だと思います。
4.その他感想
前3作を読んでないので、頑張ってて可愛いじゃん と思いますし
15歳差?で、ホテルオーナーだし、普通だったらこんな風に
悩んで当然やろ と思いますが
前3作もこんな感じでうじうじされてたら、ちょっとイラつくかも(笑)
そのうじうじの間に、デザイン盗用疑惑の話が出てきて
すっきり解決!に皆様方が活躍され、仲直り!でした。
デザインや服の話は読んでて楽しかったですー
解決のためにみんな頑張ってるところは、ほんと学祭のノリ。
あとびっくりしたのは、中に挿絵が一つもなかったこと。
前3作もそうなのかな。。。表紙がとっても素敵だったので
すんごく残念。(電子本じゃなく紙媒体です)
受けさんのドレス姿とか見てみたかったんだけどな・・・
*****************以下は 未読の方は見ない方がいいと思います
おっさん悶え話。
家出は3日までにしてくれ と最後頼んでるところが
たまんなかった。大人ー。
『お手をどうぞ』から4作目となる作品で、書き下ろしの新作。
本書がシリーズ最終巻となるそうです。
表題作は、桐原と暁斗メインの話で、ニューヨーク編(桐原パパとリックも登場)。
桐原と暮らし始めて1年になる暁斗ですが、相変わらず過保護な桐原につい反発してしまうことも。
モデルの仕事のことで桐原と喧嘩になり、家を飛び出してしまい…というようなお話。
専属モデルという自覚なしに独断で他の仕事を引き受けたり、
カッとなって桐原から貰った指輪を投げ捨てたり…と、
相変わらず子どもっぽい暁斗。
まだ20歳とは言え、桐原と付き合って1年にもなるのに、なんだか成長がないなという感じです。
勢いで家出するも、仲良くなったデザイナーの盗作疑惑を晴らすために桐原の力を借りる等、結局桐原に甘えてばかり?
そんな暁斗を甘やかす桐原も彼にベタ惚れで、二人がラブラブなのはよく伝わってきましたが、できればもう少し暁斗の自立したところが見てみたかったです。
同時収録作「present for you」は、桐原パパ(東悟)とリックの話。
東悟の誕生日プレゼント選びに悩むリックですが、東悟が誕生日を友人たちと過ごすものと誤解し、気を使って当日あえて仕事を入れることに。
夜遅く帰宅すると、書斎には自分の帰りを待つ東悟の姿が。
プレゼントの万年筆と、メッセージカードに使ったクリップで、甘く責め立てられ…というラブラブな内容です。
長い付き合いなのにいくつになっても東悟にメロメロなリックが可愛く、東悟の落ち着いた佇まいも50代ならではという感じで素敵でした。
個人的には、表題作よりこちらの方が好み。
尚、同時収録作に出てくるNY在住の箕方と志野というカップルは、既刊『卒業式』シリーズの二人のようです。
そちらのシリーズは未読ですが、昔の作品のキャラをこんなところに登場させるとは、素敵なファンサービスだなと思いました。
評価は萌ですが、年の差カプ2組のラブラブっぷりを堪能でき、読めて良かったと思える最終巻でした。
萌×2寄りです。