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tsukigami no mederu hana
「月神の愛でる花」シリーズ!
今回も2カ月連続発売の2冊目です!
前回は2人が出会って1年ということで、
その続きとこれまで謎だったことが少しですが
そういうことになってたのか!!と、納得いく1冊となっておりました
作品が出るにつれてまわりの登場人物が挿絵に出てきたりと
毎回回数を増すごとに、面白いしシリーズが大好きになっていきます
ただただ受け様が周りに愛されてるキャラではなくて
自分で考え困難に向かっていく姿はとても微笑ましく
あまあましすぎていても苦にはなりません!
「今日の呟き」シリーズを含めて読まれることを
シリーズが気に入った方にはお勧めです!
番外編集かな?
あのときそんなことが!こんなことが!の連続でした。
バツークの王子カザリンとの後宮編や王都編にお別れの晩餐会編などなど。
カザリンが可愛くて憎めないですね。それに佐保のためなら国を捨てて留まってもいいなんて。
他は里帰りの時に皇帝が王宮から呼び戻されたエピソードなど。
サラエの第二王子がまさかそんな目的で来たなんて!
そしてあとがきの後の短編に繋がるのかな。
サラエの姫の逃げ出したその後になります。不憫ですね。いかに佐保の国が正常で恵まれているか、皇帝が賢帝かよくわかりました。
佐保はこの世界にトリップするのは運命だったのかなと思えます。
神花にも愛され幻獣にも好かれ。愛する皇帝とも出会い。
月神シリーズ七作目。
今作は『絢織の章』のように、番外編が数話まとめられたものになります。
全部で5話(宵走・記憶の花・暁月の花・咲く花笑う花・里帰り)と、あとがき後に、佐保と陛下が結ばれるキッカケになった逃亡したサラエの姫のその後の話と、イラストの千川先生の漫画が3Pありました。
千川先生の漫画で猫耳団長と猫耳佐保の姿が見られるんだけど、猫耳団長素敵…(*´ω`*)
内容は、『宵走』が陛下視点で『天壌に舞う花』でナバル村に向かう時に陛下が王都へ一人戻った時の話。
なるほどね〜それで理由語られなかったのか〜と納得すると同時に、陛下の佐保を大事に思う姿が攻め視点好きにはたまりませんでした。
『記憶の花』『暁月の花』は前作の補完的内容。
やっぱり王子には是非立派な王になり、陛下をヤキモキさせて貰いたいと改めて思いました。
…相手にもならないでしょうが(笑)
『咲く花笑う花』『里帰り』は結婚して間もない時のお話。
里帰り時のお土産を買うために、皇妃なのに菓子屋に並ぶのが佐保らしいです(´∀`*)
月神シリーズらしいほのぼのさ漂う掌編集でしたが、口絵は肌色ですのでカバーを付けて貰う際はご注意を(笑)