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シアンとウィロウの恋の行方は…
5nin no ou gaiden
全く色気の無かった前巻からこの展開!!
どういうことでしょう、どういうことしょう、誰がこの展開を予想していたでしょう。
シアンがすっかりウィロウに落ちました。
それはもう見事に、落とし穴にひっかかるかのごとく、ストーンっと恋に落ちちゃいましたよ。
見てて清々しい。人のことを駒でも動かすかのように上から見下ろし、人の気持ちを弄び、天上天下唯我独尊、傲慢なこのスカした男が、自分の謀略なんてものともしない、純度100パーセントの正直さでもって向かってくるウィロウに負けました。
しかもリバ描写があるだなんて思ってなかったので、とんだご褒美でした。シアンがまさかの早漏で、ウィロウがまさかの巨根って設定にも萌えました。
オマケに身長逆転カップル。なにもうこれ、私を喜ばせるために書かれたの? というくらい滾りました。
内容自体はシアンの心の叫びのおかげでかなりのコメディ寄りになってますが、所々すごく真面目に恋愛してて、胸がぎゅうぎゅうと締め付けられるような新感覚。
いやもう本当に丸く収まってよかったなぁ、と思った。
余裕をなくすウィロウもシアンも可愛い。
特にウィロウにどんどん心が引き摺られていくシアンは、それはもう可愛らしくて可愛らしくて身悶えするほど。
ウィロウもウィロウで普段は淡泊な癖して、いざという時にはまるで獣のようになるとか、こんな美味しい攻がいていいのでしょうか。
ちょっと今までに見たこと無いくらいの、飄々とした雰囲気を纏う何とも言えないこのウィロウですが、私の中でのスパダリ定義にがっちり当てはまった……。
受より体力ないけど、でも凄くしなやかで強い、素晴らしい攻です。
正直前巻はいまいち乗れなかった部分もあるんですが、この巻は最高です。
苦手意識のついた文章のせいか、読み終わるのに時間は掛かりましたが、やっぱり私はこのシリーズが大好きだと実感。
特にこのドタバタした面倒くさいカップルが堪らなくツボに嵌ってしまいました。
あー、もっと読みたい。もっとこの2人のアホでバカバカしくて些細な幸せを積み重ねる日常が読みたい。
全サ小冊子来るのが楽しみすぎる。
たった1つの特別を手に入れてよかったね、シアン。
読んで損はない素敵な作品だと思います。最初はウィロウとシアンというカップリング+リバ有りとのことで買うかどうかすごく悩みましたが、表題作を全て読み且つ青の王とセージのお話が少しでも盛り込まれてるかな?と考え、結局購入しました。
結論から言うと、良い意味で期待を大いに裏切ってくれました。しかも表題作カプも好きなのですが、私的にこのウィシアというカプとんでもなかったです、好きです。ウィロウは男前でスパダリ、決めるところはきちんと決める。シアンに関しては前作では垣間見ることのできなかったお茶目な部分が愛しい。合わせてみるとこの二人のカプがさも当然、王道と感じさせてくれる内容になっております。たしかに、外伝前編は少し退屈なお話がございましたが、二人のシーンが始まるともう萌えの塊が雪崩となって押し寄せてきます。段々と本物の「ふうふ」になっていく二人を口をにやつかせながら読むハメになりました。読み終わった後は、幸せになれよ!と親指でグッドラックポーズです。
神様に愛されすぎている完全無欠なシアン様から、「私が心底まいってしまうほど良い男」と評されるウィロウ、外伝の後半は本当に男前でした。
シアンがどんなにウィロウを騙そうが、見放そうが、ウィロウはシアンを愛しているから、全部受け止めて、怒りながら結局許してしまっている姿に優しさを感じました。
そんな誠実なウィロウに対し、腹黒シアン(しーちゃん)だって陥落して「死ぬまでに一度くらいは、おまえに乱暴に抱かれたい」と言う台詞、感動ものです。
またウィロウが「シー、ほんとにだめ?」とか「シー、大丈夫か?」など、シアンに対し寝台で独占欲丸出しの時に言う台詞は、胸キュンポイントです。
本文が読み難いのは間違いないのですが、それを凌ぐほどシアンとウィロウの恋愛がたまらなく応援したい気持ちになります。
私は断然、外伝の方が好きです。
外伝1巻ではなかなかBがLにならず、もどかしい思いをした方も多いかと思いますが、こちら途端にBLになっております!
出だしからえーΣ(゚д゚;)?!でございます!
1巻でもシアン様色々やらかしてましたが、ウィロウに恋してしまったシアン様はもっとすごい!
シアン様の恋愛初心者っぷりが可愛い"(∩>ω<∩)"
リバありますが、基本ウィロウが攻めで、シアンが受けです。どうしてそうなったかも納得(*´艸`)
またウィロウがいい男でこれは惚れます。シアン様見る目ある。シアンがあれやこれややらかしてウィロウは気の毒なくらいなのですが、ウィロウは文句言いながらも全部受け止めて愛してくれます。
今までウィロウ→→→←シアンのように見えていたのが、ウィロウ→→←←←←←←シアンに逆転したように見えるのも萌えポイントですね。実際はウィロウの愛もすごいと思います(*´艸`)じゃないとシアンとは付き合いないでしょう。
えちシーンも大好きです。
何回かえちシーンありますが、2人とも回数重ねるにつれて気持ちよさそうになってくのがいいです。
本編はシリアスなファンタジーものでしたが、こちら外伝はファンタジー色はなく、2人が好きだ嫌いだ言いながら、シアンがウィロウに愛されて幸せになるお話です。
ずっと憧れてた「特別」を手に入れ、「特別」にしてもらえ、涙を流すシアンに本当に良かったねって、こちらも幸せな気持ちになります。
この2人中毒性があって、何度も読めば読むほど好きになります。
非常に力技だなー。
ひねくれ男のシアンが幸せになってしまったよ……
このお話のキモはウィロウのキャラクター設定なんだと思うのですよ。
彼を『いい男』と言ってしまうのはちょっと難しい。
だって、身近にいられたらやっぱり「うざい」と思ってしまうんだと思うのですよね。
でも、ある側面ではこれ以上『いい男』はいないんだとも思う。
自分の価値観を押し付けないで、恋人に対して非常に寛容。
この2人は天下一の『放し飼いカップル』なのだと思うんですけれど、それがひとつの『女の夢』であるのは確かなんですよ。
結果として、シアンもウィロウも、自分の仕事=やるべきことを一切犠牲にせずに恋を成就させました。
仕事の為には相手を犠牲にすることも厭わないという信条も曲げないままに。
遥か彼方の大昔に『男は船、女は港』という風なことが言われましたが、この2人、どちらもが船でどちらもが港であるんですよね。
確かに、これは偉大なドリームではあると思うんですよ。
……何故に自分が燃え滾らないのかが良く解らん。こういう関係性は好きなはずなんだけどなぁ。
『5人の王』の物語世界を通して読んでみて、最終的に今思っていることは「結果として仕事と恋の話だったよなぁ」ということ。男女の関わりなく『大人になったら仕事をして生きていくもの』になって久しいですけれども、その2つが未だに対立事項として書かれなければならないことに、ちょっと吃驚したのと同時に納得している自分もいます。
うーん……納得がいく結論なのに萌えが少ないのは、ここで書かれていることがリアル社会でも結構な問題として自分の前に転がっているからかもしれません。
なんか色々考えちゃいましたよ。