5人の王 5

5nin no ou

5人の王 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×215
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
150
評価数
38
平均
4 / 5
神率
36.8%
作画
絵歩 

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原作
恵庭 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
5人の王
発売日
価格
¥672(税抜)  
ISBN
9784866573366

あらすじ

青の王への苦しい恋心から、宰相・グリニッジに縋ってしまったセージ。
そんな中、暴動で傷を負いつつも過去へ飛んだセージは、青の王がソーサラーを「ヒソク」と呼ぶのを目撃して……!?
自身の力によりセージは何を知るのか。緑の王として何ができるのか――。いま、真実が解き明かされていく。

表題作5人の王 5

アージェント,青の王
セージ,アージェントの元側女,現緑の王

レビュー投稿数3

台本(原作)を信じて次を待ちます

完結と勘違いしていたので続きが待ち切れません。原作小説少しだけ読みましたが、アージェントの素敵な日焼け具合は漫画では無いのですね。
表紙の雰囲気が変わったのは残念ですが、新しい謎のばら撒きという点では新章かもしれません。

今巻、疫病は未だ収まりません。
セージは夢と過去を遡り、疫病の始まりや、ヒソクがソーサラーを一時的に乗っ取っていることを知ります。
同時に初代紫の王とアージェント、ヒソクとエールの関係を垣間見、混乱…という巻でした。
ヒソクはセージの為に未来を変えているのに対し、セージは過去を遡り変えていってしまっている対比が面白かったです。

前巻グリニッジに誘いをかけたセージ。
彼が自棄になると抱かれたがる描写は、妹を助けられなかった時にありました。青の王に対する気持ちの牽制という意味も解るのですが、正直ここまで必要な描写かは疑問です。
セージにとって奴隷時代から受けてきた行為を、ただ瞳の色が好きな人と一緒というだけの側近と。しかも最中のシーンが無いので心理描写もなく、読者サービスでもありません。(グリニッジに出来た印をアージェントが見て嫉妬する方向なら美味しいです。)
ジルのこともまだ気にかかるようだし、天然で移り気なヤツ。初代紫の王の呪いが関係しているのでしょうか。

大雨と川の氾濫で子供を亡くした母親に、もともと子供は居なかったと脳に働きかけるセージ。正気ではなかったのでしょうが、自己中で短略的過ぎませんか。
その後も、人の思惑と後先を考えず過去を行き来しペラペラ喋り、自分は良かれと思って動いている、好きな人の事ばかり考えている…キャラブレと王の自覚の無さに作品不信を覚えます。

アージェントが意地悪気でセクシーな眼福シーンもありますが、この巻だけでは意味不明、サービスシーンだなぁと思わざるをえません。それなら回想と疫病をもう少し短くしてほしい。
てか、「抱き合うと死ぬ」は「挿入なければオッケー」とは誰も言ってないっ
恋愛脳になってしまったセージに語り掛けたい...

今回も回想(夢)が多用されていますが、以前に増してご都合主義に感じました。
あらぬ方向に飛ぶのでついて行き辛かったです。
次を読むか迷う程、完成度は今までで一番低く感じました。
しかし世界観と絵とキャラクターの素晴らしさからは離れ難く、原作という幹がありますから、信じて次を待ちます。

5巻読後1巻から読み直すと、伏線の小出しがすごいですね。
2巻で青の王が話す、心の声をコントロールする黒の魔術師(既に故人)、これはきっとヒソクが予言したセージの未来の1つの姿でしょう。
青の王が初代から何らかの形で引き継がれていて、セージを抱くのがあれで最後だと分かっていたのだとしたら、揶揄ったように見せかけた愛の言葉が何とも切ない。
また、青の王が探していたヒソクがセージなのだと気づくタイミングまでの「ヒソク」「セージ」という呼び名の使い分けも、含蓄が深い。
すごい作品だな・・・

3

切ない

過去に戻ったり、今で襲われたり、謎解きしながら話は進んでいきますが今回は全体的に切ない展開でした。そんな中、緑の王が思い余ってシャーが好きですとストレートに抱きつくシーンには感動しました。そして、もちろん抱き返す青の王。で、キスしたりなんだりするわけですが、これって「愛し合う」ことにはならないの?!って思っちゃいました。王様同士が愛し合ったら死んでしまうんじゃなかった?!と思ったら、最後までしなければいいらしい。なるほど、ちょっともやっとしましたがそう言うことなんですね。
4巻でグリニッジさまに抱きついて、翌朝胸にテンクチャーが出てしまったグリニッジさま。申し訳ないと謝りつつも、「それでも青の王が好きなんです」って告白されちゃうのも、子供とは言え残酷な仕打ちです。
ヒソクとの庇いあいで過去を行ったり来たりして、未来もそれによって変わってしまうので、話がごちゃごちゃになってしまい覚えておくのが本当にしんどいですがそのどさくさで何とか青の王と緑の王が最後まで結ばれる未来に変えてもらえませんかねぇ。

1

謎の積み重ね

原作未読です。原作を読んでいた方がより理解できるんだろうか…コミックを先に読んだことを後悔し始めている自分が居る…w

セージが過去へ飛ぶシーンが多くなってきて、そろそろ時系列表が必要になってきたかな。
まだセージは自分が行きたい時間に飛ぶ事は出来なくて、そこで断片的に一方的に知らされる情報が謎めいているのでセージもですが、私も???な状態です。
謎に謎が積み重なってるような。
全てがスッキリと理解できる日が来るんだろうか…。

BL的にはいきなりグリニッジとの朝チュン的シーンで始まるので「おいっ」っとなりましたよ…。
前巻のキスから朝チュンなので、流れなど一切端折られてるので萌えもなんもない。ただこの2人がそういう関係になったって事のみです。

アジュールとの関係はやや深まったかな?ただ憎いと思っていた王に好きだと伝えられたのは良かった。
他の誰にも触れて欲しくないなんて、可愛いじゃないの。
アジュールは何も言わなかったけど、きっと同じ気持ちなんよね?アジュールにとってヒソクはセージの事であって、最初からずっとセージだけを見てるよね?
その想いが早く伝わって欲しいなぁ。

王同士は愛し合えないって、挿入のみ許されないって事でいいのかぁ。ちょっと腑に落ちない点もありつつ、2人の絡みがあってちょっと嬉しかったです。

0

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