条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
5nin no ou gaiden
外伝ひゃほーーー(≧◇≦)ノシな叫びから
だいぶたってしまいましたが
大事に大事にちょっとずつ読み進めております。
外伝前半戦。ウェブで二人の話を読んでから
書籍化を首を長くして待っていたかいあっての本作。
ときめきが止まらないよ!!
この外伝発売に合わせて本編も再読。
ひとこと言えるのは、青様・・・・ほんと優しい男やな(ノД`)・゜・。
基本ドエスではあると思うのはかわらんが(笑
本編。ラブモードがほぼ皆無に近い感じになっておりますが
ウィロウとシアン様。そして幼き日から今に至るまでの過去。
大きなくくりとしては二つ。
犬猿に見えたウィロウとシアン様がいかに結婚にいたってしまったのかというところが見ものであります。
ま、ウィロウに関しては崇拝の域なわけで
そのウィロウをシアン様は「利用できる」と思ったわけで。
というのが筋書ではあるのです。
あるのですが、シアン様・・・・言ってる事とやってる事が
全然違いますけどwwwwwが面白い。
え?そうなの?なシアン様の言葉に対して
直後の言動がまったくともなっていない。
そんなちぐはぐに思わずドキドキしてしまう。
帯に書かれた「特別」という言葉が今作通してのキーワードで
あると同時に、シアン様の核の部分。
ウィロウがどう動いてくれるのか。後半のラブが楽しみになる
前半戦でした。
加えて。幼き日~青との出会い~なお話。
これまでの本編でのシアン様はわりと大人というか、保護者
的なニュアンス、、、イメージが強かったんですが
これを読んでしまうと、普通の子供。
むしろ青が「シアンは」と言っていたことがよくわかる話の
展開だったかなとおもいます。
王の子供として生まれ、学は人を抜きんでていた。
美しさもまた。
「青の王」に使えるという意味は、「青の王」という体裁あって
が強いんだと思ってたわけで、もともと弟王に仕えていたから
弟大事だともっていたのです。
もちろん弟王も大事にしてた
だけど、出会いから、人間として、男として惹かれ
失っていく視力の代わりに自分がなりたい、特別に見てほしい。
恋慕てきなものとは別のもととして
純粋に惹かれるシアン様がすごく良かった。
両親からもらえなかったもの。
周囲のだれもくれなかったもの。
欲した相手からももらえないとわかってしまったもの。
それがシアンの特別。
その特別をどう手に入れていくのか。
その特別をどう返していけるのか。
すごく後半戦楽しみ。
青と緑のイチャコラ真似してみるとかも可愛かったなw
考えただけでグフゥな展開。
ちょっとずつ長く読み進めようと思います。
文章が……、ツッコミどころが……、何より主人公嫌い!と言いながら
それでもその勢いに巻き込まれるようにして一気読みした本編。
主役のセージは嫌いだったのだが、青の王とその側近のシアンは好み、
密かにこの二人が主役ならいいのに……と思ったりしていたので
シアンが主役のスピンオフということで、こりゃ読むしかないでしょ!
……だったのだが、とにかく厚くてしかも二冊なので(←持ち歩けない)
電子になるのを待っているうちに、いつしか日が過ぎておりました。
さて。
話は一言で言えば、10代男子の痴話げんかみたいな話。
そしてそこに至るまで、まぁ盛大に回り道をする訳です。
そのあたりは本編同様。
この1巻目ではそこまで行き着かず、結婚したものの
二人のLOVEはどこに?という話で、風呂敷が広がって行きます。
王の子として生を受け、美貌と超優秀な頭脳も持ち、武術にも優れ、
誰もが羨み憧れるような身の上でありながら
ただ一つの特別を求め、叶えられず、幸せではない男シアン。
その彼がちょっとした経緯から、水道長官ウィロウと結婚したのだが……
青の学士シアンはウィロウにとってかねてからの憧れの人。
でも憧れと恋とはまた違うし、シアンは何でもできるくせに
そして行為にはてらいもなく積極的なくせに
恋心ということに関してはテンで未熟。
個人的にはこの前編のウィロウとの経緯以前、まだ若かりし日の
エールやアージェントとの経緯が、切なくてすごく好みだった。
文章は相変わらず読みにくくて仕方ないし、
なんというか文章に品がなくて(当社比です)好みじゃないんだけれど、
でもやっぱり今回も休むことなく読んじゃったなぁ……
そんな訳で、2巻目に続きます。
待ってましたなシアンとウィロウのスピンオフですが、何だかもうこいつら上手くいくの……?
という心配が。
一筋縄ではいかなそうだとは思ってましたが、シアンの人格破綻っぷりはアージェントの上を行きますね。それに振り回されるウィロウが気の毒ではありますが、ウィロウだからこそ、変にシリアスに偏らずに明るいコメディとして楽しめたのかも知れません。
前半はシアンの過去で、ジェントへの淡い特別な思いを秘めていましたネタ。
その気持ちを裏切られたことによって、厄介な拗らせ方をしたシアン。
そんなシアンを後半で夫婦となったウィロウが生ぬるい感じで絡むという展開なのですが、もう全然BがLしてないんですけど!!
本編カップルもそうだったけど、何またこの展開!? というくらい恋愛色ありません。
シアンにつきまとう変態と、振られたのに気位が高い故にそれを認められない女に囲まれ、板挟みになってる可哀想なウィロウ……という感じの話です。
桃色展開は次回へ期待ということでしょうか、それよりなにやらシアンの行動がきな臭い感じに……恋愛、しますよね?
そして今回は三人称で文章が書かれていますが、相変わらず読みにくいです。
一人称の時も大概でしたが、三人称になっても視点を固定しないために、前回よりも更に誰が何をどう動いて喋ってるのかがつかめません。
なので、読み終わるのに一週間以上掛かってしまいました……何とか投げずに読み終えられたのは、やっぱり内容が面白いからという点に尽きます。
「シアンが主人公の長編かぁ!」というのが読み始めてすぐの驚き。
いや、勝手に短編集だと思っていたんですよ。登場人物が多い所為もあって、それぞれの人のエピソードを繋いで『5人の王世界』を重層的にしたものなんだろうと。
それがよりにもよってシアンかぁ……
私の中では『最も恋愛に遠い人』という位置づけだったものですから。
見た目と異なり、シアンは非常に男性属性が強い人だと思うのですね。
恋愛と敬愛(特に『国家統治』なんていう大義に準じる人に対して自分の身を捧げるような愛情)を混同していると言うか、その違いが良く解っていない所が、いかにも『男』を感じさせる。
本編を読んでいる最中も「こういう男、いるよなー」ってすごく思ったの。
で、それはどっちかって言えば、あまり良い感情じゃなくて。
一言で言ってしまえば『ホモソーシャル好きな男』とでも言うか。
彼がそれほどヒネてしまった理由が、これを読んで良く解りました。
親なのね。
誰かの『特別』になったことがなくて、なりたかったのね。
その『誰か』が見つけられないならば、もういっそのこと『誰もの特別』になろうとするという……
うーん……非常に面倒くさい男だ。
果たして彼は、出会う前から彼を特別視していたウィロウを愛する様になるんですかね?
キャラが趣味じゃない、話は面倒くさいとストレスフルなのに、何故か読む手が止まらないという不思議な物語でございます。