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tenohira no ori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いやーー宮緒先生×座裏屋先生なんて最高に決まってる‥
BL小説にハマったのが結構最近で、宮緒先生の作品を漁っていて見つけた作品です。
2015年に出版されているのですね。
素晴らしい作品って本当に色褪せないんだなあ…
もう表紙から最高すぎて、変な声が出そうになります。
数馬のパンツのボタンが外れている…いいねいいね…これから雪也に何されちゃうのかな、と妄想大爆発でございます。
宮緒先生安定の執着攻め。
ヒタヒタと静かに、でも確実に背中から這い上がってくる掌を感じてゾクゾクしました…
周到に準備された罠と溺愛甘やかしによって、自分一人ではなーーーんにもできない(お皿洗いの手伝いすらさせてもらえない!!)「ヒモ男」に仕立て上げられていく数馬。
ただ、この数馬の器?と言うか度量がすごかった。
最初からぜーんぶ仕組まれていたことだと分かって動揺はするも、受け入れ、むしろ包み込んでるんですよね、最終的に…
さすがお尻で雪也を貪り食うだけあるな、こやつ、と。
心はどうせ手に入らないから、その身まるごと自分に依存させてやろうとしたんだと告白する雪也に、「俺の心をくれてやるから、お前の心が欲しい」と堂々と言う数馬。
なーんにも出来ないただのヒモ男なんですけど、カッコよく見えてくる不思議…
文字通り”二人だけの閉じられた世界”で過ごす時計のない共依存生活、
二人にとってこの上ないハッピーエンド(終わらないけど)に違いありません。
ただ、本当に一歩も外に出なくなってしまった&なーんにもできなくなってしまった数馬の運動不足とIQ低下が心配ではあります。笑
宮緒worldを堪能できる一冊だった。
この作品は、春名数馬視点で展開。
春名は、勝手な男で、
自分の才能や容姿、ステイタスを活かして 来るもの拒まずで遊ぶ男。
美貌の椿も、都合が悪くなると捨ててしまう。
ヤクザに追い込みをかけられて、捨てた椿に助けられる春名。
10年ぶりの再会後から始まる、椿の計画。
続編の同人誌「こんこん」は、椿視点で、
突然別れを告げられ、捨てられた椿の傷心と
その後、どう生きたかを綴られているそうで、読んでみたくなる。
宮緒葵先生お得意のスーパー執着攻め。
正義のハイパー美形弁護士?×友達の借金を押し付けられた美形リーマン。
物語の始めから借金取り893さんと攻めの弁護士のやり取りがベッタベタ過ぎて、セリフがクサすぎて萎えそうになったのですが、話が進むうちに徐々に引き込まれて行きました。
エロシーンはとにかくエロエロで攻め受けともに病みまくってどんどん堕ちていきます。正直、完全に2人きりの世界に入ってしまって読者置いてきぼり感。
設定もキャラもかなり狂ってて現実離れしてますが、それでも読ませてしまう宮緒先生の力量はすごいと思います。
また座裏屋蘭丸先生の挿絵が美しすぎて感動。すごく良かったです。
攻めである雪也の執着加減は好みだったのですが、受けである数馬への崇拝ぶり、尽くしっぷりにかなりBLファンタジーを感じ、所々でリアリティのなさから集中力が途切れてしまい、読み終わるのに結構時間がかかってしまいました。
他を圧倒する美貌と、在学中にストレートで司法試験に通り弁護士として大活躍、というだけでも十分ハイスペックなのに、料理の腕もプロ級で、多忙にも関わらずきっちり3食数馬のための食事を用意し、世話を焼き、電話で呼ばれれば仕事中でも調整してすぐ駆けつける雪也。あまりにも現実離れしたことを軽々とやってのけるので、私にはその存在が遠過ぎました。セックス中に相手を「食べる」という表現が多用されており、それも徐々に食傷気味に。独特な描写の濡れ場にはあまり萌えなかったかも。ただ、想いが通じ合ってからも不健全な関係のまま、むしろ悪化したくらいだったので、その点は評価したいと思い萌評価にしました。
執着攻めを追い求めてこちらにたどり着きました。
イラストが座裏屋先生とのことで
買うしかないな!と思い迷うことなく購入しました。
過去に雪也は数馬に抱かれていたこともあり、
最初は、あれ?雪也が抱かれる側?と思っていたのですが
夢のくだりから、あぁ抱かれるのは数馬だ!ととても興奮しました。
雪也の数馬に対する執着が凄すぎて
私はすっっっっごく好きだなぁと思いました。
自分に依存させるためには方法を厭わない雪也と、そんな雪也に囚われた数馬。
でも読んでいるとほんとに囚われたのは数馬じゃなくて
雪也なのでは?と思いました。
ずっとずっと長い間数馬に囚われてたのは雪也なのだし。
最後は共依存のような形に落ち着きます。
数馬は雪也に捨てられたら人間として生きていけなさそうですが、
まず、数馬を捨てることはあり得ないことだと思うので
二人のハッピーエンドはこれなんだなと思いました。
宮緒先生の凄まじいお話と座裏屋先生の美しいイラストがすごく合っていて、素晴らしいの一言でした。
あれ?なんで最初に評価を萌にしたんだろう?今なら萌2か神なのに。
定期的に読み返すのですが掌の花を寝かせてたのをいい加減読まねばと、何回目かの再読です。
レビュー数がすごいですね。確かに衝撃的な作品です。
再読すると、この時雪也は…と思うと余計ゾクゾクします。
何回も読むと、二人が可愛く思えてきちゃって。
数馬はチョロいし雪也は一途だし。
雪也の生い立ちを考えると数馬も罪なことをしたものよ。そりゃ執着されるよ。
あの頃も今も数馬も雪也が特別だったんですね。
雪也は本当に魔性ですね。老若男女問わず引きよせ見惚れて骨抜きにされちゃうような。
それは思春期から大人になってさらに磨きがかかって。
そして数馬を手に入れるために何重にも罠を張り巡らせて。
全てを失うプレゼント。すごいですね!
面白いように数馬は思考停止して雪也に依存してきいます。
雪也は自分なしではいられないようにして数馬を檻に閉じ込めて。誰にも関わらせず何も見せず何もさせず。
愛情をもらおうなんて思ってもなくて。
そんな健気?な怪物をほっとけない、こんなに自分を求めてくれるのは雪也だけと数馬も雪也を愛してると。
何回読んでも内容はすごいゾワゾワ系なのですが、雪也が可愛く思えちゃうと後味が良くなっちゃうんですよね。
数馬の友人がひたすら可哀想ですが…。
宇都木聡介さんって悪食にもでてきますよね?
すみません、自分には合いませんでした。
法律の知識など無くとも明らかに自分には支払い責任のない難癖で途方に暮れる数馬に初っ端から挫かれまして。彼が頭弱々設定ならまだしも、高校時代から勉強しなくても成績良かったレベルの優秀な書き振り。警察や弁護士には助け求めても無駄と何故か言い切る様。意味がわからない…
そんなわけで、美貌の雪也やドロドロのエッチなどその後好みの描写はあれど、根底がぐらぐらなので乗り切れないまま。
終盤の実は雪也が〜ってあたりも「巧い」とまでは思えずズルッと書かれていて、ハマらず。結局読者である自分から見れば、雪也の表の顔の描写もあまりないので、ギャップの驚きもなくて。いや別にずっと狂気の人だったよ…?っていう。
電子書籍(ひかり)ですが座裏屋先生の挿絵はしっかり収録されてます。
宮緒葵先生の作品はほぼ読んでいて、大半が美人受けなのですが今回は攻めの方が美人、受けの方がイケメン設定。
先生は他に女装受けの作品があり、私自身、少し苦手意識があるので今回もまさか…?と、恐るおそるといった感じでした。
というのも、最初から受けが攻めの容姿を「美しい」と、べた褒めだったのでリバになってしまわないか、始終ビクビクしながら読み進め…。
結果、とりあえず大丈夫だったので一安心…。
気になる内容ですが、学生時代にセフレ関係のようだった二人。
しかし、受けの方が裏切る形で疎遠になります。そして社会人になり再会。
その時に攻めが受けのピンチを救ったことから、二人の関係が戻っていきそうになり…と、あらすじはだいたいこんな感じなのですが、この過程にすごく攻めの執着さを感じました。
中でも私のベスト執着は「手作りの料理を作り続けて、それ以外の食べ物を受け付けなくさせる」という所です。
気づいたら受けは、コーヒーマシンのコーヒーですら気持ち悪くなってしまう体に…。
じわじわと攻めが受けを囲っていくのを楽しめます。
ただ、最初にも書きましたが、体格はそうでもなかったのですが受けが女性的、逆に受けは攻めのように見えてしまい、私的にはいつもの作風が好きなので性癖を惜しくも掠めた印象でした。
逆カプだったら「神」評価だったかもしれません。
三行感想
> 受けが終始攻めの顔の良さによろめいてる
> 攻めが人としてカス
> イケメン無罪✌三✌('ω')✌三✌大勝利✌三✌('ω')✌三✌
普通に感想
最初にも書きましたがイケメンだから何でも許されたんやろうな…みたいな話です。
受けが色々な意味で人生詰んでます。というか攻めさえいなければ適当に可愛い子と結婚して普通の幸せが歩めたんだと思いますが、なんせ攻めの顔が好きなんで逃げられません。
なんかもう幸せならそれで良いんじゃないかな…みたいな感じです。
読後は、相思相愛だし幸せそうだしで謎に安心感があります。
受けは一見カスみたいなキャラに見えるんですが、まぁなんか普通(普通?)のノンケ寄りの人なんで、攻めとのなんやかんやな経緯は仕方ないかなぁという感想。
他の方が受けの気持ちの遷移について書かれてましたが、多分攻めの顔が良いから何でも許せるんだと思います。
しかも甘えとけば衣食住に一生困らないし。
すこぶる自分のことが好きで幸の薄い美人が自分のせいでブッ壊れたんなら、罪悪感も湧くでしょうし、しかもその美人は人生の何もかもを保証して愛してくれるっていうんだからもうイチコロですよ。
攻めは人としてカスです。
というかデミサイコパス的な感じ。
でも顔が良いから何でも許されます。地位も名誉も金もある。しかも顔が良い。
幸の薄い背景もあり、そんななか直接手を伸ばしてくれた受けにゾッコンです。
最後らへんに、可愛げのあるようなないような部分を出しますが、正直こいつそれも含め全部計算なんじゃ…?と読み手を構えさせる余地を残して話が終わります。
身近にいたら絶対に関わりたくありませんね!
まとめ
ヤンデレ美人攻めがお好きな方はハマると思います。
あとひたすら攻めの顔によろめいてる受けがお好きな方にもおすすめです。
超執着・超ヤンデレの有名作なので読む前から構えてたんですけど…
だけど、読んでる最中からこの感想しかない。
これ、ラッキーでしょ。
羨ましいでしょ。
玉の輿でしょ。
そんで、数馬の影がうっすーい。
これは雪也の存在感が圧倒的すぎるせいなんだけど。
食事の後睡魔に襲われ淫夢を見続ける…という序盤辺りから、雪也の企みというか、雪也が何をしているのかはわかっちゃう。
コーヒーまずい、マフィン吐きそう、クッキー窒息寸前…ここまで舌を作り替えるのには驚きましたが、添加物無しのクリーンな食材も、自分は用意しなくてよくて料理は全部作ってくれる…そんなの最高以外何ものでもない!
会社を辞めてもよくて。
家事もしなくてよくて。
ただただ羨ましいわ〜!
ただ、結末は予想外。
数馬は雪也の執着に耐えられず、自分の境遇は「監禁」と自覚してビクビクと怖れて生きるのかな、と思ってました。
しかし、逆に怯える雪也に愛を与えるていで〆るんですね。丸っとハッピーエンドじゃないですか。
怖い話というつもりで読んでたのに、甘々なラストでした。
挿入をお尻でもぐもぐ、と描写するのは変態っぽくてよかったです。