T-POINT 貯まる!使える!TSUTAYAオンラインショッピング
flesh&blood
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
本来、私は長くなりすぎたお話をオススメすることはあまりないのですが、これは自信を持ってオススメします!
時代考証がしっかりしていて読み応えたっぷりです。
作者さんは相当歴史がお好きな方なのだと思います。
こう書くと硬いお話に思われがちですが、うまい具合にそこは抑えてあり鬱陶しくない程度になっています。
BL要素もバッチリ!
「ああ……BLってHだけが全てじゃないんだよね~」と再確認させられました。
ハラハラ♪ドキドキ♪キュンキュン♪
これの繰り返しがいいんですよね~><
キャラも皆とても魅力的です。
誰が主人公になってもおかしくないくらい(^_^;
好い漢が多すぎです(笑)
ストーリー展開も速いですし飽きさせません。
長くなりすぎたお話は終りが見えなくなることも多いですが、このお話は順調に終わりに向かって進んでいるように感じます。
(発刊ペースがもちっと早ければとは思いますが……)
イラストもとても綺麗ですよ~。
シリーズ途中から雪舟薫さん→ 彩さんになっていますが、どちらもとても素敵です。
(私は途中からイラストレーターさんが変わると萎えちゃうことがあるんですが、これは微塵も不満なく大丈夫でした♪)
1巻では読み始め少し辛いかもですが、タイムスリップしてからが本番なのでそこからお楽しみくださいませ(^_-)-☆
評判の高い長編歴史ものの世界に、満を持して漕ぎ出してみました。
今現在出ているのは、21巻まで、未完です。
1巻はその物語の始まりの章。
長くイギリスで暮す髪を赤く染めた高校生の海斗は、海賊達に憧れている。
夏休みに親友の和哉と共に、キャプテン・ドレイクゆかりの地を巡って旅に出るが
プリマスで次元の壁に引きずり込まれ、大航海時代にタイプスリップしてしまう。
ドレイク傘下の金髪美形の船長・ジェフリーに助けられ、
未来を知っていることを「占い」の能力と信じ込ませて、
ドレイク達からの庇護を得て、海賊船に乗り込む……
まずは口絵の美形のキャプテン二人(ジェフリーとスペイン方のビセンテ)にウットリし
更には次々に出て来る、ドレイク、ウォルシンガム、フェリペ二世、
エリザベス一世といった歴史上のスターに、シェイクスピアの登場も匂わされ、
その上隻眼の航海長まで登場となれば、テンションは自ずと上がろうというもの!
そして面白かったのは、主人公海斗のキャラクター。
常識、衛生面、食べ物、その他あれこれ、多分想像以上に現代人にとっては苛酷な環境。
タイムトラベルってしてみたいけれど、
16世紀なんかそもそも匂いでヘコタレそうとかかねがね思っていた私、
生意気だけれどまだまだ甘ったれな17歳が
パニックを起こしたり大泣きしたりしながら
語学力と歴史への知識を駆使し21世紀人の叡智を生かして
ピンチを切り抜けていく様にとても心動かされる。
歴史的な背景もかなり書き込まれていて、読み応え充分。
カップルはジェフリー×カイトなんだろうけれど、
LOVE抜きでも、H抜きでもいい!と思える程、
世界観と男達が魅力的な作品。
途中で絵師さんが変更になるのは承知だが、雪舟先生の挿絵も素晴らしく
華を添えている。
ああ!こんな面白い作品に出会ってしまった幸せ!
夢中になりすぎて、生活が破綻しないように気をつけながら読まねば……
最初この作品に手を出そうかどうか迷っていた自分は愚か者でした…!
試しに一巻を買って読んだらめっっちゃハマり、それから中毒です!
一気に全巻集めました。
歴史モノで長いので
ぐだぐだなかだるみするかなーとか思っていましたが全然そんなことありませんでした。
とってもスピーディーに話が進むので読んでいて気持ちいい。
でも一つ一つの描写は細かいし、登場人物の動作もイメージしやすい。
そして驚いたのはその舞台となる16世紀の綿密な歴史考証です!
ここまで歴史についてよく調べられているBLはなかなか無い!
私自身その時代が好きで、色々調べてたことがあるのですが
ドレイクや無敵艦隊や船の造り、食べていたもの、衣服の構造に宗教 etc…
読んでいて顔がニヤけてしまうほど。
敵方の王様の愛人の話なんて普通出てきませんよ…!
何度か感動で叫びたくなりました。
松岡なつき先生は本当にこの時代が大好きなんでしょうね。書いているのが楽しいって伝わってくるようです。
この作品に力を入れているのがありありと出ている感じ。
読んでる方も楽しくなるのですよ~。
そんなしっかりした土台の上を動き回る登場人物たちがまた魅力的なんです!
なんでこんなにかっこいいんだ!
海斗を愛する人全てに感情移入してしまいます。
みんなが幸せになって欲しい…。
もう海斗が四人いたらいいのにいい!
イラストを描いている雪舟さん、彩さん
どちらもFLESH&BLOODの世界にぴったりで美しい!見とれるほど美麗です…。
騙されたと思って読んでみてください。
いや、ほんとマジでおもしろいです。イギリスの歴史は、あんまり知識がないので、大丈夫かと心配しましたが、ぜんぜん大丈夫でした。とっても勉強になります。(知識があったらもっとおもしろいのかもしれませんが。。。)とにかくぐんぐん惹きつけていく話だし、どの巻も巻末で次が読みたくなるような終わり方なので、ついつい次の巻に手が伸びてしまいます。
登場人物達が非常に魅力的だし、イラストが超がつくほど美しい!
今のところ8巻まで読みましたが次が読みたくてうずうずです。
カイトの恋愛に関してはかなりスローな展開ですがそれがまたいい!!
超おすすめです。
「長編シリーズを未読ユーザーに読ませる道しるべ」に、galooさんが説得力ある推薦文を投稿して下さったお陰で、私はこの本と出会えました。
まだ一冊しか読んでいませんが、ものすごい傑作の予感がします。
ありがとうございます。
この作品だけはずーっと読んでいて好き。なんでだか。
まずは凄すぎるの一言です。
世界観がしっかりしていて絶対に飽きることのない作品と言い切れます。
その上キャラにこんなに魅力があるとは・・・。
大体はお気に入りのキャラとか好きなキャラって一人に絞れちゃうんですけど、
それが出来ない。
続きを買わずにいることも出来ません。恐るべしです。
それに情景描写も素晴らしいです。ストーリーを反芻してみると、まるで映像を見ていたんじゃないかってくらい鮮明に蘇ってくるんです。16世紀のロンドンの町とかがね。
会話にもぐいぐい引き込まれていきます。ちょっとふざけたような会話が面白くて、何度も読み返してしまいます。
そしてイラストにも見惚れてしまいます。今は最初とは違う方が描かれているんですが、どちらの方もなんていい絵を描くんでしょう・・・。うっとりしてしまいます。
やはり、この作品には凄すぎるの一言に尽きますね。
そして、こんな素晴らしい作品にめぐり合えたのが幸運と思えます。
松岡なつき先生、イラストレーターのお二方に感謝しています。
してもしきれません!
もっそい面白いです、もう1巻を手に取ったら次に次にと読み続けてしまう事が請合いの面白さ!
友人と旅行中の高校生・カイトが16世紀の大航海時代にタイムスリップしてしまう。
異国人であり、タイムスリップしてきたなどと言えば狂人扱いされそうな立場でありながらカイトは、運の良さと持ち前の頭の回転の良さや機転をフルに生かして、この時代で何とか生き延びて行くのです。
カイトの保護者的存在であり彼の乗る船の船長でもあるジェフリーや、その片腕、ナイジェル、そして最初にカイトを見つけたスペイン人のビセンテと魅力的なキャラクターがこれでもかーって位に登場します。
BL色はかなり薄めなのですが、この作品はそこがまた良しなのであります!
もう絶対おススメな面白さ。この面白さを是非。
主人公の名前が、東郷海斗…成程と思いました。
歴史は好きでもかなり偏ってる&大して詳しくはない私ですが、
この作品は相当歴史を調べて書かれていると思います。
正直出版レーベルがBLなので(恋愛が主である、という意味で)
その辺りは手を抜いたとしても誰も文句は言わない部分かと思うのですが、
作者のその気合と心意気、大好きです。
この作品にBL色を求めると、肩透かしになるかなと思います。
確かに話としては恋愛が主軸になっていることは間違いないのですが、
硬質な文章なので色気は抑えめになりがちな描写かと思いますし、
冒険譚の味付け程度に思っておいたほうがいいのかも。
それよりも、カイトがどう困難を克服していくのか、
そしてジェフリー達がどうスペインと戦っていくのかが、
どきどきわくわくさせてくれる要素であると感じます。
タイムスリップものということで読む前は少し躊躇したのですが、
主人公・海斗が現代に生きる我々の代表となってくれ、
400年前のヨーロッパ全般の時代背景を解りやすく、
スムーズに紹介する役割を担ってくれていると思います。
物語の導入部分が海斗の生い立ちの説明となるのですが、
その部分がちょっと読みずらかったかも…。
文章に硬さがあって私好みではないのかなと思ったのですが、
そこを抜けてしまえばするすると読めます。
海斗の現代における悩みもちっぽけなものとなってしまう16世紀の世の厳しさを
機転をフル回転させて乗り切ろうとする点では一種の憧れを
孤独に押しつぶされそうになり時に爆発してしまう点は親しみを持ちます。
これから多彩な人物たちの策略謀略が物語をどんな風に転がしていくのか、とても楽しみです。
今更感が否めないのですが、大好きな作品なので1巻のレビューを書かせていただきます。
2013年現在でも連載中の大長編作品です。
19巻という長さに達しても失速することなく、何よりも時代背景がしっかりとしているため、飽きることが一切ありません。
長すぎる作品が苦手だという方も、一巻一巻が孤立したお話ではなく一つのまとまったお話なので、続きが気になって次々と読み進めることができるはず!です(笑)
登場人物もみんな魅力的で、一人一人が“生きている”なぁと感じさせられます。
荒波に揉まれて成長してゆく海斗に、周りの人物たちの変化…登場人物全員に愛着を持ってしまうほど、素敵なキャラクターが多いのです。
とにかくおすすめだ!としか言えませんが…
巻数が多いのが難ですが、買って損はないと思うのでぜひぜひ読んでみてください~!
今も昔も大好きな作品です。
タイトルの通り、序盤で海斗の我が侭さや、カッとなる性格にイラッとしてしまい読まなくなってしまうのは絶対もったいないです。
商社の支社長という親を持ち、何不自由なく生活してきた甘ったれな男の子にしては、結構常識人な一面もあります。
16世紀に飛ばされ、何度も死んでもおかしくない場面に晒されながら、自分の甘さを痛感し成長していく海斗と、血縁とは関係なく愛と信頼を教えてくれた、海の兄弟たちの心に沁みる物語です。
良いところのお坊ちゃんなだけあって、教育もしっかりされていた所もこの話の面白いところですね。
トリップものなのに、いざ跳んだ主人公が、その時代の事を全く知らない…というのではこれほどの深みのある作品にはならなかったでしょう。
出来すぎなくらい出来る少年ではありますが、ある程度の器用さは、現代人的で良かったと思います。(というか、能力高い主人公好きなせいかもですがw)
BL=エロと思っている即物的な方には向かない作品ですね。
段々と形になっていく、魂を揺さぶられるような愛。途中途中、キスシーンや途中までするシーンがありますが、最終的に最後まで結ばれるのが21巻と、かなり先なので、恋愛の過程を重視する作品が好きな人にしかオススメできません。
歴史背景は知らなくても、イングランドの歴史に詳しい海斗がちょこちょこモノローグで注釈を入れてくれるので、問題無しです!
けれど、多少なりとも人物や背景を知ってる人が読んだ方がより楽しめるんだと思います。
人物の歴史背景だけではなく、当時流行っていたものや習慣など、かなり細かい所まで書かれていて、作者の努力と知識量に舌を巻きました。
実はこのシリーズを買う前にここのレビューを読んでいたのですが、主人公がすごいワガママ、歴史の説明が長いだの色々不安になるようなことが書かれていたのですが、まっっったく気にならないほどキャラクターや描写が素晴らしかったです!
『えっ…言うほどワガママじゃなくない…?むしろめっちゃいい子じゃない…?』とまで思いました。笑
お試しで5巻までしか買わなかったですが、今すぐにでも全巻買おう…と決心するくらいには嵌まってしまいます。笑