凄腕弁護士が仕掛ける恋の罠!

愛しの腹黒弁護士

itshi no haraguro bengoshi

愛しの腹黒弁護士
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×221
  • 萌16
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
12
得点
256
評価数
68
平均
3.9 / 5
神率
35.3%
著者
ゆりの菜櫻 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
シリーズ
愛しの官能小説家
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784048652698

あらすじ

刑事弁護を得意とする桐生は、久しぶりに再会した憧れの先輩弁護士・長谷川の酔い潰れ弱った姿を見て出来心で、彼を抱きたくなってしまう。欲望のままに彼を押し倒した桐生だったが、気が付けば長谷川の獰猛なキスに翻弄されて抱かれる側に!? 朝方、証拠を隠滅し一人帰宅した桐生だったが、長谷川は何かを疑い桐生へ接近してくるようになる。絶倫で辣腕の長谷川に振り回されるうちに、桐生は自分の気持ちに気付かされて……。

表題作愛しの腹黒弁護士

長谷川忠勝,38歳,先輩弁護士
桐生義孝,33歳,弁護士

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数12

腹黒×腹黒!食べるつもりが食べられて…

官能小説プレイ、ケーキプレイと、プレイの数々に笑った〜!

尊敬する先輩弁護士が酔っ払ってしまったのをいいことに食べちゃおうとした弁護士が、一枚(も二枚も)上手の先輩に逆に食べられてしまうお話。

『愛しの官能小説家』のスピンオフ作品とのことですが、スピン元未読でも問題なく楽しめました。(電子版には巻末に『愛しの官能小説家』の試し読みが付いてました)

なんだろう、BL的な萌えというよりは、プレイに笑い、やり手弁護士のさらに上をゆくやり手先輩弁護士の手腕に感心し…という感じで楽しみました。

みなさまのレビューを先に見ていなかったら、私も途中まで騙されてたと思う(笑)

さすが弁護士!長谷川(攻)の口の立つこと、立つこと!”お見事!”と言いたくなるほどの口の上手さです。これは騙されるわ〜、とニヤニヤ( ̄∀ ̄)しながら読みました。


1

なりふりかまってないわ~(^_^;)

スピンオフになるこちら。
前作を読んでなくても大丈夫で楽しめました。

受け様は弁護士の桐生。
攻め様は桐生の憧れの先輩弁護士である長谷川。

弁護士の交流会で、酔っぱらった長谷川を自宅に送ったら、長谷川の息子が友人の男性とセックスの真っ最中。
親子喧嘩を仲裁し、桐生は動揺する長谷川とホテルへ。

バイである桐生は弱ってる長谷川慰めて、いただこうとしたら、美味しく頂かれてしまう。
肌を合わせる機会なんてもうないかも、と抱かれるのを受け入れてみれば、酔ってるくせに元気過ぎる長谷川。

以降、何かと桐生に声をかけ、息子の事で弱ってる姿を見せ、甘えてくる長谷川ですよ( ̄▽ ̄)

桐生もいい性格してんなぁ、と思ってましたが、長谷川もなかなか。
さすが敏腕弁護士ともなると腹黒でなきやね。

でも、長谷川は腹黒でもあるけど、必死だしヘタレだわ~。
何がなんでも桐生を我が腕に!と気付かれないようめっちゃ頑張ってる。
拒否られるのが怖くて、気付かれないよう頑張ってる( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
そして、桐生ってば甘いぞ!チョロいぞ!

必死な姿はよいのだけど、桐生の好意に甘えてことに及ぶのは気に入らない。
最初はまぁ受け入れるけど、それ以降は順序を踏んで欲しいところ。
なし崩し的じゃなく、好きだって示して欲しかったな。
ヘタレ過ぎやし策士過ぎじゃろ。

独占欲も嫉妬も溺愛も絶倫も、片鱗見せてもらってたけど、これから全面公開していくのですね。( ・ㅂ・)و ̑̑
桐生、ファイト\(*⌒0⌒)♪

0

痛快!

腹黒弁護士同士の駆け引きがめちゃくちゃ楽しかった。
桐生は自身も認める腹黒、だけど従兄弟の藤沢と静谷のcpをからかいつつ羨ましく思ってるのが可愛い。憧れの先輩弁護士 長谷川を抱くはずが結局抱かれちゃうのもお人好しだなぁと微笑ましかった。
その後も長谷川に翻弄され続ける桐生。前提が違うから仕方ないけど可笑しくて。
長谷川がまた良い!利用できるものは利用して外堀埋めておとしていく様は見事だし痛快!突き抜けてて笑いました。
大変な人に捕まったけど桐生は幸せになれると思う。元気になれる作品でした(≧∇≦)

0

なんという攻め!

怒涛の一週間ですね。
あの桐生がまさかこんなにチョロいとは!

ノンケと信じて疑わなかった憧れの辣腕弁護士長谷川に、なぜか毎回美味しくいただかれてしまう桐生。
同性と結婚すると言い張る息子に悩む長谷川に強引につきあわされ、桐生のぺースは狂いまくり…。
抱かれる幸せを知ってしまって。

面白かったです。なんならスピン元よりも。
桐生は長谷川の好みのど真ん中でずっと狙われてたんですね。何年間?そこが知りたいです。
桐生からは憧れの辣腕弁護士だったのが、魔が差して抱いてやろうかなあとしたのが運の尽き。

物凄い絶倫ですね!巨根で絶倫で脂の乗った38歳の凄腕弁護士。最強じゃないですか!
あの桐生が可愛く長谷川の掌の上で転がされちゃって。

攻める時は短期決戦なんですね。それまでに桐生を気にかけてる描写とかあったらもっと良かったなあ。

2

こんな流され弁護士は嫌だなあ

攻めの属性に惹かれて読んだ一作。ゆりのさん初読みだが、随分素人っぽい文章で読む楽しみはなく、ストーリー勝負かと思えばそれも正直いまいちだった。

内容はコメディなのかギャグなのか。一応真面目に読んだが、細部のツメが甘すぎだし弁護士設定も活かされていないし、全体的にチープ。
最初に引っ掛かったのは結婚をセレモニーと言ってしまう弁護士?というところだが、そこからずっと引っ掛かりっぱなし。息子を見たのに後日言われてから妻の存在に気付いたり、酔いの判断にアルコール臭を全く意識している様子がなかったり、いちいち受けが忘れていた体で同じ説明文を何度も入れてきたり。
何度かあるエロシーンも表現が同じ点があり、この文章前にも読んだな、と一冊の中で何度も既視感を覚えることに。筋肉質を表現するためにジムがどうこうと、それさっきも聞いたよ、もう三回目だよ……とツッコミたくなった。

受けは自分に言い訳をしながらずるずる攻めに流される。いくら色ボケして冷静さを欠いているといっても、前を扱かれながら女と間違えていると思い込むのは無理がある。
恋かもしれないと考え始めるのも、気持ちの流れとして唐突。ポジティブ思考に切り替わるときに、前向きな性格なのだ、とか都度説明するのもクドい。キャラの性格をエピソードで示せないのはただの力不足。加えて前の章で語られたことを読み手が忘れているかのように説明してくる鬱陶しさ。
つじつま合わせのために受けが必死に言葉を尽くして言い訳しているように聞こえるが、それがこの一冊の最初から最後まで続いている感じだった。

弁護士なのも設定だけで、特に仕事がデキるようにも描かれない。やたらと裁判員裁判という単語を出してアピールしているが、本当にただそれだけ。そもそも弁護士に最も必要な論理的思考力がなく適性がない。こんな弁護士は嫌だ。
攻めの語る理想も薄っぺらく魅力を感じなかった。

真面目に読むとこんな感想になってしまうが、気楽に読めば読後感はよく、アホの子がヘビ親父に絡めとられたぽやぽや恋愛ものとして楽しめる。キャラとストーリーは嫌いじゃなく、萌え重視ならこれでいいのかもしれない。
個人的には文章と表現の重複過多で合わなかった。

4

続きがどうしても読みたい!!!

初のゆりの先生読書。
めっっっちゃ面白かったです〜〜!!!
凄腕弁護士(ノンケ)✖️後輩弁護士(ゲイ)。以前から攻めに憧れていた受けはパーティーの夜に酔った攻めを抱きたくなってしまって…というお話。個人的にはこの時点で個人的にそそられるものが…(^p^)
以下ネタバレです。

とにかく攻めがびっくりするくらい執拗です。
タイトルからして展開は読めてしまうので、読んでいるうちはこのタイトルにしない方がギャップがあっていいのでは?とも思いましたが、今ではこのタイトルにして匂わせることで読者があまりの変貌ぶりに引くことなく受け入れられるのかなと思いました(笑)
しかし仕事ができて、スマートで…というところでポイント高しなのでトータルとっても魅力的な攻めさまです。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
38歳男盛り〜〜!

お話はテンポよく、とってもエロエロです。とはいえ中身がないということでもなく、どんどん展開が進んでいく楽しいラブコメといった感じです。そしてエロエロ!(2回目)
回数、プレイともに充実です!

本書未読の友人が元々タチだった人間が受けに回ることに萌えられるか心配をしていましたが、攻め受け逆転、みたいな描写はあまり細かく描かれていない、、、というか、攻めが圧倒的に攻めなのであまり気にしなくてもいいかなと私は思います。
気になるとすれば、言葉の使い回しが少し古いことでしょうか(;・∀・)(ごめんなさい)

この作品、調べると同人が二種類?でているみたいですね。今では通販も完売しているようで悲しいです( ;∀;) どうしてもゲットしたいので途方にくれています。

3

腹黒さが凄いけど、コミカルで笑える

「愛しの官能小説家」のスピンオフですが、未読でも大丈夫です。
日本有数の辣腕弁護士×後輩弁護士。

息子が男と寝てる場面を見てしまい「何故、男がいいんだ‥‥」と酔いつぶれて管を巻く長谷川の姿に悪い考えがむくむくした桐生。
憧れの先輩を抱けるチャンス!とばかりに「男がいいかどうか、長谷川先生も一度試されたらいいじゃないですか?」と誘ってみると……

桐生は、前作の「愛しの官能小説家」でも受けにちょっかいを出す当て馬で、攻めと受けの間を揶揄って楽しむような喰えない印象が強いクセあり男なんだけど、上には上がいるってやつでした。
あの桐生がチョロかわいく思えるし、実は人のいい男なんでは?と思ってしまうほど。

それにしても長谷川の絶倫たるや凄い。
仕事といいセックスといいバイタリティ溢れまくりぃ〜!

爆笑もんの「バクチチ」ごっこといい面白いのですが、壁一枚隔てた状態で親子がそれぞれセックス&ケーキを使ってのエッチはいただけません……。

でも、「刑事弁護の神」とまで言われてる男は、狙った男を堕とすときも凄いなぁというしてやられた感が楽しい一冊だと思います。
ちょいおまけして萌萌で。

5

コミカルな腹黒 そして絶倫

ゲイで年下の受けが、先輩弁護士をいただこうとして自分がいただかれてしまう事から始まる一連の物語。

スピンオフものということですが、この作品のみでも楽しく読めました。

いや~腹黒ですね!演技派な腹黒です!
タイトルにも腹黒とあるし、ある程度は予測していたんですけど…思っていたよりもヤリ手な攻めでした。この作者さんの作品は初めてでしたが、腹黒を突き詰めたサイコパスな人物を書いたら凄そうだな~なんて個人的には思ったり。
明るいテイストの中にあっても、攻めの長谷川先生にはヒヤッとしましたからね。私が腹黒に慣れてないだけかな?f(^^;

でも、そんな腹黒さとどこかすっとぼけた雰囲気が絶妙でした。
タネが分かれば白々しいセリフの数々、それも面白いし、割りとチョロい主人公も可愛かったです。

そして…絶倫。絶倫を抜きに本作品を語ることは出来ません!BL作品の登場人物って情事に精力的な人が多いですが、そんな中においても長谷川先生はまごうことなき絶倫。なんせわざわざジムへ行って事前に体力を落とすぐらいですからね。とても元気です。いや~、主人公はこれから大変だな…。ロマンチックさはあまり無くコミカルな感じですが、とてもエロチックで良かったです。

当て馬という当て馬もおらず、たいしてトラブルも無いままに、ヤリ手弁護士にあれよあれよという間に絡めとられていく物語は気軽に楽しんで読めると思います!面白かったです。

6

腹黒 ばんざーい!

おもしろーーーーーーーーーーーーーいっ
久しぶりの躊躇なし神!

葛西リカコ先生の挿絵ももちろんですが、「愛しの官能小説家」が
面白かったので、心待ちにしていた当作。
いやあ面白かった!!!!!
桐生さん(受けさん)が、前作受けさんを苛めるシーンなんか、
リカコ先生の挿絵とあいまって、「うーん これよーー もう最高っ」と
ひとりエキサイト(笑)

能天気な私は、「?」 「??」 「?????」 と半分以上過ぎないと
わかんなかったですね、腹黒が。
いいわ、この腹黒。
それと前作で大好きだった受けさんと亀甲しばりされちゃう編集者さんにも
会えて、超うれしかったです。
先生、本当にありがとうございますー!

おどろおどろなんてしてないし、受けさん可愛いし、
適度にエロティックだし、お仕事話はあまりないけど、
仕事ほったらかしてます ではないですし、
楽しいし、どんな方でも楽しくお読みいただけるんではないかと思うのですが
いかがでしょうか~

あー楽しかった!これだから小説読みはやめらんなーい

13

あーちゃん2016

はるぽんさま、こんばんは!
コメントありがとうございます!
今週はあたりの本が多かったので、超ご機嫌週末です(^^)
腹黒、ほんとに面白かったです!
前作の攻めが、受けに怒られてるシーンとかに 悶えてました(笑)
楽しいですよねー、なんだかちょっとのお金で
こんなに楽しませていただいて、ほんと申し訳ないぐらいです(笑)

いばら姫のスピンオフ、オススメくださってありがとうございます!
絶対読みます~
あー早く読みたいー今読みたいー
お金がどっかから湯水のように湧いてこないものか(笑)

はるぽん

あーちゃんさま。
絶倫腹黒×有能カワイコさん、いいですよねー。私も大好きな本なので神評価嬉しいです。
この受けと攻めの関係って理想かも。

あともうひとつ神評価つけてらっしゃったいばら姫、スピンオフの『365+1』もすごくイイので、機会があればそちらもぜひ〜♪

腹黒は楽しい♪

ゆりの菜櫻先生と言うと、ファンタジー作品のイメージがあるのですが。
私が読んだものはまだ、このシリーズのみです。
はじめて読んだ『愛しの官能小説家』が今から約三年ほど前。
そのスピンオフとして『愛しの腹黒弁護士』が発売されたのは、それから約二年半後の、去年の夏でした。
『愛しの官能小説家』が、楽しいけれどシリアスな面もあるお話だったのと比べると。
『愛しの腹黒弁護士』は、コメディ色満載の楽しい~お話です♪


※ここからかなりネタバレするので要注意☆


このお話の主人公は刑事裁判を得意とする優秀な弁護士、桐生(きりゅう)。
『愛しの官能小説家』の攻、元検事で官能小説家の藤沢の従兄弟です。
現役検事で藤沢の家事全般を手伝う静谷(しずたに)検事を狙っていた、当て馬的存在でした。
つまり、この時は攻として登場します。

『愛しの腹黒弁護士』には桐生の先輩で、刑事裁判の辣腕弁護士と名高い長谷川弁護士が登場します。
この長谷川はアラフォーにも関わらず、ジム通いしている着痩せマッチョ。
しかもラテン系イケメンです。
おまけに夜は絶倫攻!
(つまり桐生が受)
長谷川には息子がいるのですが。
桐生は、この息子に関する長谷川の悩みを何度か聞くはめになり…?


腹黒だと自負している桐生ですが。
憧れの辣腕弁護士、長谷川の前では意外なほど可愛くて健気です。
しかしストレスが溜まると、前作のカップルである静谷検事や藤沢に嫌がらせをして発散します。
この桐生と静谷と藤沢のやり取りが、とにかく面白かったです♪
そして、長谷川の悩み相談を聞いているうちに、色々巻き込まれるんですが。
あまりにも面白くて、何度もプッと吹き出しそうになりました。
特に「ばくちち」という藤沢の書いた小説に関するくだりは必見!

贅沢を言えば。
真面目に弁護士として法廷に立って発言しているシーンもあれば、私生活とのギャップをより楽しめた気はします。
しかし私はこのバカバカしいくらいのコメディタッチ、好みでした!
萌×2か神か悩みましたが。
葛西リカコ先生の美しいイラストも含めて楽しめたので、神にしました。
ゆりの菜櫻先生、楽しいお話をありがとう♪

8

roseーlily

ココナッツさま

わあ、コメントありがとうございます!
実は別の場で、たまにココナッツさんを一方的には見かけていますよ。
同じアイコンなのですぐにわかりました(*^^*)
最近やっとBL復活しまして、現在積み本消化中です。
特典SSペーパーなどを逃さないように、ちるちるさんもマメにチェックするようになりましたし。

ゆりの菜櫻先生、読みやすいですよね~。
私『愛しの官能小説家』を読んだ時にはじめて官能小説家という職業を知りまして。
表紙買いでしたが、とても面白いですね。
ちょうど読まれているなんて、何だか嬉しいです♪
スピンオフのこちらは、攻だった桐生が組み敷くはずの相手にいつの間にか組み敷かれていますww
しかも桐生はイチイチ「いつもは攻」と考えているのが面白くて。
官能小説家の二人が沢山登場するので、続けて読むと良いかも!

rose-lilyでした(^^)d

ココナッツ

roseーlilyさま

roseーlilyさま、お元気でしょうか(*^^*)
最近拝見できる機会が増えて、とてもウキウキさせて頂いております。

わたしスピン元の官能小説家の方を読書中なのですが、そこの当て馬さんが受けなのですか?彼って攻めかと思ってましたー!!!
うそーん。
わたしもゆりの菜櫻さんはほぼ読んでないと思うのですが、読みやすい方なのですね〜。もっとはやく手を出せば良かったです。

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