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yuruganu kizuna hanaarashi
前話『ついの絆』の数ヶ月後。
前巻の後、次は佳人のビジネス上の苦労と多忙さにすれ違う二人の話かなと想像していました。
それから、貴史が図らずも海外でリクルートすることになった千羽のその後が非常に気になっていたので、相変わらずのようですが貴史ともうまくやってるらしいです。
また半人前の以下だった、相当手こずらされた新米秘書の潤が少しは進歩して使えるようになったのかな…
そんな気になる部分がちらりと書かれていただけだったのが非常に残念でした。
誘い受け佳人の妖艶なこと。
よもやこんな姿が垣間見えるとは、以前の一歩引いて遥に付き従うストイックな外見からは想像もできません。
遥が大好きで、常に好き好き光線を発しているような佳人は、毎日会うたびに一目惚れしドキドキするのは一生続きそうです。
今回は佳人の大活躍でした。
今までになく、初っ端からクズのような男に貢ぐ馬鹿な女のモノローグから始まり、解決後の再出発していく彼女の話で終わる、というのが新鮮はありますが、このシリーズではこういった手法は嫌かな。
第三者の思惑に振り回されて動かされた感が残って。
佳人が遥の過去に嫉妬していろいろしてしまったという本心を告白してますが、そのせいで遥を不安にさせて東原に吐露し夜中まで慰められてしまったことから貴史が拗ねてしまったと、ふたカップルを引っ掻き回すという大罪を犯しました。
次は『艶』カップルの活躍でしょうか。
組関係の方は落ち着かないし、プライベートでも早く同居しないかとか気になります。
久々のシリーズ、いろんな嫉妬や不安が読めた1冊でした。 特に貴史の嫉妬ぶりというか佳人に対して八つ当たりというか気持ちに余裕が持ててないんだなぁと。 原因は東原の言葉少なさなのは分りきっているのですが、それもすべて最後のショートで納まりましたね。 まさか東原がそんな仕掛けで自分の気持ちを貴史に伝えてるとは(笑)直に言ってやれよ!と、思ってましたが最中での急な告白にこっちが赤面してしまいそうでした。 やっぱりこのカップルの方がメインカプより私は好きかも。