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koibito daikou hassenen
とにかく攻が可愛い超稀な作品かと思われます!
可愛いというのは性格!見た目はもさい!
「ごめんねぇ~!」「ごめんねぇ~!」とボロボロ泣いてしまうところとか、こんな何もできない情けない人、そりゃー世話焼き幹太くんは放っておけないでしょ!!
2人のすれ違いはBLありがちで少しわざとらしいとは思いましたが、そういうのを凌駕するくらいに攻が情けなくて可愛い!
「かけていい?」と聞いておきながら「え!?そういう!?」
幹太くんもビックリ!ですが読む方もビックリ、そしてハハハ…と乾いた笑いが出ました。
積極的なのか臆病なのか、変な柳さん。
マトモな生活ができない攻と世話焼き受!相性バッチリ!
ちなみに表紙は大丈夫ですが挿絵はかっぽう着の着方が堂々と間違っています。ビックリする間違え方をしています。
大学の講師に密かに憧れを抱いている幹太は、
叔父の手伝いをするべく、便利屋のバイトをしています。
家事全般をこなし、お金にシビアな面を見せつつ
お客さんの為を思って、つい無理をしてしまうこともしばしば。
ある日、年間契約という異例のお客さんの話を叔父から聞くと
それはなんとあの大学講師の柳で…。
幹太が、若いながらも頑張る姿は尊敬に値します!w
いくらバイトだとは言え、金勘定だけではなく
親身になってくれるあたりにとても優しさを感じました。
でも、柳には終始魅力を感じられなくて…;;
無口で知的なイメージの講師が
実は片づけられないとか、食べる事もままならないような
あやうい感じの大人だというのはギャップかもしれませんが
それってただダメなだけでは…??と思ってしまって…。
食べたいものを作ると言った幹太に「カレー!」と言ったのも、
いや、カレーが悪いわけではないのですが
子供のような笑顔を…うーん、笑顔も悪くないんですけど
なんだか違和感が拭えなくて…。
こういう無邪気なところに幹太は惹かれたのかもしれませんが
私は柳の良さに気付けないままでした。すみません。
柳が幹太を好きになる理由はもちろんわかりましたけど。
お金云々で好きな人に抱かれるのは勿論ショックな事でしょうけども
それって自分も了承した事だし、
ツラくなったからって叔父さんに泣きつくのもどうかなーとも思ってしまいました。
大学生って、大人になりきってないし
バイト先のトップは叔父さんですから仕方ないのかも…。
誤解を解こうと思ったら結構簡単な事じゃないのかなとか考えてしまい
すれちがいの醍醐味を台無しにしてしまった私です…。
幹太の頑張りを称えて、中立とさせていただきます。
攻めのキャラに終始翻弄される受けの気持ちが手に取るようにわかるくらい、自分自身翻弄されながら最後までハラハラドキドキしながら読みました。
受けの幹太くん。
かわいい!本当にかわいい!!性格も、サバサバしてるようででも悩みまくりの男の子で、ひたすら可愛かったとしか言いようがありません。
流されてエッチするキャラはあまり好きではないのですが、好きな人相手だと仕方無いのかもしれないし、幹太くん自身先生だけの経験のようなので、特に気になりませんでした。
お相手の柳先生。
最初は気難しいクールなキャラかな?と思いながら読んでたのですが、徐々に甘えていく姿を、あれ?あれれ?と戸惑いながら読み進めていたら、最後の最後にまさかのその設定キャラ!!
と、最後まで予想出来ない展開で、とても面白かったです。
特にかなりシリアスになる場面というものもなく、お邪魔虫さんも全く出てこないので、嫌いになるキャラも居らず、気持よく読むことが出来ました。
ただ、柳さんはいつ幹太くんを好きになったんだろう?
カフェテリアに残された田所はどうなったんだろう?
代行屋の社長?の叔父さん、どうしたんだろう?
2人はいずれ一緒に住まなきゃいけないレベルで、柳さんやばいよね?
と、気になるとこは多々残ってますが。
個人的には続編などあれば絶対読みたくなるくらい好きな1冊です。
お勧め頂いた作品です。全編受け視点です。
露文学講師の柳(攻)の家政夫として、幹太(受)がアルバイトに通うお話です。家政夫といっても、実態は便利屋。
大学では講師と学生として、攻めの自宅ではお客様と家政夫としてほぼ毎日顔を合わせます。にもかかわらず、くっつくまでは綱渡りのような関係性に冷や冷やします。
家政夫といっても便利屋なので、友人代行果ては恋人代行も事業として引き受け可能。ただし、社則で交接は禁止。社則を破ってまで、高額な金銭のやりとりを持ち出してまで攻めに抱かれたった受けの心情は切ないものがあります。
二点気になるとすれば、ひとつは攻めの寝室を掃除した時に見つけてしまったアダルトDVDを見過ごしてあげなかったこと。同性愛にかぎらず気まずい(笑)これは受けの奥手と若さゆえ仕方のない面でもあります。
もう一つは便利屋社長の叔父に、攻めとの交接を暴露してしまったこと。報連相として話したのかもしれないですが、個人の究極のプライバシーを暴露してしまったのは引っかかります。
最後の、攻めの泣き落としが良かったです!無愛想で情けなく何を考えてるのか分からない攻めが、本当は好きだったんだと感極まって流す涙が本当に良かったです。
栗城さんの文体は、本当にきちんとしていて読みやすい。
もっと早く読めば良かった、可愛い作品でした!
栗城さんの作品ですとわたしは、『だけど、ここには愛がある』『今日も明日も会いたくて』が好き(両方プラチナさんですねえ)なのですが、共通する世話好き受け、そして『今日も〜』と同系統の年上ヘタレ攻めでひじょうに楽しめました。
やはり個人的にはツン受けよりも頑張り屋の可愛い受けが好きですし、攻めも日常生活に欠陥ありのヘタレのわりに手は速いという美味しく素敵な設定です。
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受けは母子家庭で母親へ負担をかけたくないことから、せっせと便利屋でバイトをする大学二年生の幹太。
金勘定はキッチリで家事はプロ級の、自称『守銭奴』。
攻めの柳は大学のロシア語講師。
人見知りのために寡黙で、端正な顔立ちにヒョロリとした上背の30歳。
徹底した掃除嫌いの、片付けられない男。
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叔父の営む便利屋でバイトをする幹太が、叔父の後輩の柳の元へ家事代行の仕事で通うことになるわけですが、ゲイの自覚のある幹太は最初から柳に対して仄かな恋心を抱いています。
もちろん柳は幹太が派遣されてくるとは考えてはいなかったでしょうが、彼のことは気になってたんじゃないかなあと最初の授業シーンで感じました。
柳の汚部屋をせっせと片付け、礼節をわきまえつつも世話を焼く幹太は健気で可愛くて、柳でなくても惚れそうです。
タイトルにもなっている『代行、八千円』ですが、これは家事代行の他に途中から柳が幹太へ友達代行を依頼することから発生しています。
その友達代行が一日八千円。
そしてその友達代行が、アクシデントから恋人代行へと推移していくわけですが、この恋人代行については叔父へは内緒でしかも体の関係は別料金で五万!というお値段。
でも払っちゃうわけですよ、柳は。(普通無理だよねえ)
そして払われたことで、金が繋いでいるだけのビジネスな関係だと悲観する幹太。
自分で五万と言ったのだけど、まさか了承されると思わずにいたのでショックが大きく、車の中で一人で泣いちゃうの…こちらまで切なくなっちゃうー。
頬っぺたへチュウしたり料理中後ろから幹太を抱きしめていたりと、攻めの萌え要素が爆発していたからわたしの『柳、好み過ぎて鼻血でちゃう…』な乙女心も萎まずにおりましたが、ちょっと今作は大人の狡さが幹太には可哀想な感じに響いてしまいましたね。
基本こういう大人は大好き(わたしを含め、年上攻めが好きな方はきっと自己保身の狡い大人はお好きであろう)なのですが、攻め至上主義のわたしでも幹太は一所懸命で可愛くて頭を撫でてあげたくなる受けでした。
思いを抱えきれず、叔父さんへ本当のことを告白して子供みたいに泣いちゃうのが切なくって。
惜しむらくは出来ればあと数ページ、最後の情事後の話が欲しかったです。
両想いだということを二人が知るのがかなり後半のため(200ページ以上あるよ)、あれよあれよで両想いエッチ(その前にもあるにはありますが)をして、その後3ページほどしかありません。
なので唐突に話を切られた感がありました。
あとやはり、幹太が人材サービスで『恋人代行』などをしていることを柳が知っていた理由が欲しかったです。
二度ほど柳が仄めかすシーンがありますが、なにせ視点が幹太固定なのでそれについて知っていたという柳のセリフがない(多分)限り、『幹太が授業中友達と仕事内容について話してたのを聞いてたのよね』と勝手に自分解釈するしかなく。
その辺りがすっきりして、慌てた感じの終わりでなければ神にさせて頂きたいくらいの好みの作品でした。