嘘つき溺愛ダーリン

usotsuki dekiai darlin'

嘘つき溺愛ダーリン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×259
  • 萌26
  • 中立5
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
18
得点
534
評価数
137
平均
4 / 5
神率
31.4%
著者
間之あまの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
花小蒔朔衣 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
お兄ちゃんのお嫁入り
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784344833159

あらすじ

見合いを断るため、顔見知りの高遠に偽装恋人役をお願いした超引きこもりの雪穂。偽者だとばれないよう期間限定で同居を始めたが…。

表題作嘘つき溺愛ダーリン

レストランでアルバイトする大学院生
27歳,在宅で作業するプログラマー

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数18

テーマは偽装恋人☆

雪穂の切ない過去とかあるんですが、とにかく甘々でした~☆
「お兄ちゃんのお嫁入り」のマンションと八束家の人々がリンクしててちょっとだけ出てきますが全く独立したお話なのでこの作品だけでも問題なく読めます。

テーマは「偽装恋人」

引きこもりの雪穂は見合いを断るため晴久に偽装恋人役をお願いします。
そして本物の恋人っぽさを出すために一緒に同居することに。

雪穂は天然さんでした。そして攻めである晴久の雪穂に対する甘やかし方や、結構笑顔で強引な所とかがちょっと実は黒い?と思いつつ2人の甘々なやりとりが、まるで本物の恋人のようで面白かったです。

雪穂は過去のトラウマのせいで恋が出来ないでいるんですが、晴久の他に、幼馴染の睦実、友人兼雪穂が所属しているプログラミング会社の社長の風見、風見の秘書の竹井さん(女子です)、そして雪穂の伯母である澄絵さん。
それぞれが良いキャラをしていました。誰か一人でも抜けたらこのお話はなりたたないんじゃないかなと思います。
皆友達(雪穂)思いの良い人たちでした。これが友情か~!!
最後に皆でお花見をしている挿絵があるんですが、とっても温かい気持ちになりました。こんなバカップルもいいかも(笑)
幼馴染の睦実君のお話も出ないかなと個人的に思いつつ、とってもほかほか温かい気持ちになりました☆

11

あまーい♡

うん、でろでろに甘いです。
はい、でろでろです。
前作(でいいのか?)の『お兄ちゃんはお嫁入り』で自身の今年のお気にほん入りに入るくらいいい甘さに仕上がっていたので同じように甘さを求めて買い求めてみたところ。。。。
予想以上にとっても甘く仕上がっていてよかったです。
こちらの著者はあとがきにも書いているとおり、あまあまのハピエン傾向の作品を書かれていてハピエン厨の自分も大満足の作品でした。
そして何よりも『お兄ちゃんのお嫁入り』に出ていた人物がちょろっとでも出ていたので、続編が出てほしいと思っている作品の人たちが一瞬でも垣間見れたことが嬉しかったですね。本編には差しさわりない範囲でですが。
甘いものをお求めの方は是非ご一読をお勧めいたします。

5

甘くて切ない

甘々のBLが好きで、ちるちるの検索から間之あまの先生の小説に至りました。

正直に言いますと、前半の予想以上の甘さ、そして雪穂の言動が個人的にイラッとしたことから途中「これはハズレかもしれない…」と、一度読むのを諦めようとしました。

しかし結果、
ハズレだと思っていた自分を殴りたい!!!!!!

…と、思っています。
次第にどんどんページが捲れていき、気づいたら最後まで読み終えていて…そして、ぼろぼろ泣いていました。
雪穂の想い、抱える過去、そして晴久、友人、秘書、伯母など、周囲の人々の温かさにもう…涙腺がやられました。

繊細で崩れない、素敵なイラストも大好きです!
この本に出会えて良かった…!

5

レンコンでニヤけました

丸ごと1冊表題作です。
プログラマーかつ引きこもりの雪穂(受け)の視点で進んで行きます。

雪穂は、伯母の見合い話から逃げるために、馴染みのレストランに勤める晴久(攻め)に「偽装恋人」を依頼します。この嘘の関係が本物になるのかと思いきや、晴久は最初から恋愛関係に持ち込みたいと告白するという予想外な展開でした。

晴久が溺愛して雪穂をおとすというシンプルな内容で、基本的には明るく甘く楽しい話なのですが、そこに雪穂の実母の死からくるトラウマが絡んできて切ない部分もありました。伯母が、今の雪穂は亡くなった母親と同じだと告げる場面には胸を突かれました。

何もできないのだけれど、してもらうことが「当たり前」ではなく申し訳なく思っている雪穂に好感が持てて、死別が怖くて晴久から逃げてしまう場面も、自然に受け入れられました。

そして何より雪穂の天然ぶりが面白かったです。
料理中にレンコンを皮むいているときに、太さや感触が晴久に似てる、と話して晴久がしゃがみこむ場面は笑いました。晴久の困ったイラストも可愛らしかったです。

雪穂の周囲にいるサブキャラも個性的で面白く、雪穂だけ浮いているという感じがしなかったのも良かったと思います。
竹井女史にビビる睦実が可愛く、ひょっとして二人の今後は…なんて想像していたので、続編「いじわる偏愛ダーリン」のあらすじを読んで、ビックリしました。この作品中の睦実と風見を見た限りではそんな風に思えなかったです。

周囲に祝福された関係、受けを甘やかす攻め、天然な社会人受けがお好きな方にお勧めです。

5

シリーズで楽しめる!

電子書籍版を購入。
丸ごと1つの話です。
あとがきあり、挿し絵なし。

シリーズ4作目の『たべごろ誘惑ハニー』を知らずに読み、遡って1作目から読み始めてます。
本作は、2作目。
糖分過多になるほど甘いと聞いて、少し不安になりながら読み始めました。
甘いのは嫌いじゃないけど、ひたすらイチャコラするだけのものは苦手。

さて、どうだろう……

山あり谷ありで、ちゃんと障害(?)も用意されてて、なかなかいい感じ。
全然気になることなく、かなり楽しめました。

前作の『お兄ちゃんのお嫁入り』とリンクしている所がわからなくて、パラパラと読み返して、やっと判明。
そうか、3人兄弟って、それか!

次作は、あのカップルが登場らしいので、今から読むのが楽しみ。
次作のカップルを知りながら本作を読んでいたので、二人の絡みがある度に、「あんたらの関係は知ってんで!」と、ニマニマ穿った見方をしちゃいました。

4

れんこん…だと…?

タイトルの蓮根は、重要アイテムとかではないです。
ただ印象に残ってしまいました…(笑)

私は関連した前作(お兄ちゃんのお嫁入り)を知らずにこちらから読んでしまいましたが、読まなくても全然大丈夫です。
ちょーっとだけ登場するくらいなんで。
間乃先生らしい甘〜いお話です。

受けの雪穂はピュアっピュアで可愛い系。
対して攻めの晴久はイケメンだわ優しいわ料理上手だわ…と出来すぎなくらいの高スペック。
タイトルが「嘘つき溺愛ダーリン」だから、晴久は実は何か秘密が…?と思いながら読んでたけど、そんな事ないただのスパダリでした(笑)

お話としては途中悲しい所ありましたが、ピュアな雪穂が晴久に愛され甘やかされる様子にほぼ終始ニヤニヤでした。
糖分補給にはオススメです(笑)

3

スパダリ&溺愛攻め

詳細検索で「溺愛」と入力して検索したら、一番上にヒットしたこちらの作品ですが、本当に溺愛攻めでしたー。

伯母からの度重なる見合い攻撃を止めさせるために、時々訪れるレストランの店員の高遠に偽装恋人役を頼んだ雪穂。
友人達を交え作戦会議を練った結果、偽物だと見破られないためにも、恋人らしいリアリティさを身につけるには同居するのがてっとりばやいと言う事になり….

攻めは依頼を断るどころか、実は以前から気になってました、たとえふりでも他人に恋人役はやらせたくないと言ってくれちゃうんです。

受けは「姫王子」と友人達から呼ばれるくらいどこか浮世離れした感すらあるぽやぽやさん。
そんな受けのぽやぽやっぷりや、仕事に集中すると全く周りの事を忘れてしまう没入ぶりを疎うどころかかわいいと思って甘やかし放題の様子がとにかく甘い。

攻めはイケメンだし、料理上手で気配り上手で、面倒見が良くて、一家に一人欲しい人材です。
そして年下なので、基本ですます調で話すところが、これまたたまらん!!
そして、受けの少々の戸惑いも何のその、にこーという必殺笑顔で押し通しちゃう多少の強引さもいい。

二人の間に漂う雰囲気は恋人そのものでのっけから甘々全開だし、このまま全編甘々で終わってしまうのか?と思いきや、過去の母親絡みのトラウマのせいで攻めの好意を受け入れることができず、ようやく自分の気持ちに向き合った末に手放そうとする姿がなかなか切なくて、甘さの中にもスパイスが効いてました。

それにしても受けの母親……。
死人に鞭を打つようで申し訳ないけど、どうしようもない甘ったれだなぁとしか言いようがなくて、どれだけ幼い受けの心に深い傷を負わせたのか考えるとやるせなくなります。

そしてなかなか手強い伯母でありましたが、結局は母親を亡くしてどんどん心を閉ざしていく甥の事を心配し、愛していた故の世話焼きという事もわかる大団円的な終わり方も良く、読後感がとてもいいです。

2

平和

今回のは雪穂なりの心の葛藤があって甘々でも素直に読めた。
雪穂ほど極端じゃないし、心の傷もないけど大切なものほど遠ざけたくなる気持ちは分かるな。
好きだからこそ怖いよね…

深い愛情をくれて雪穂の速度に合わせてくれる晴久、陰ながら見守ってくれる可愛い伯母、厳しい指摘をくれる友人、あっけらかーんとこれまた厳しい指摘をくれる友人の美人秘書、ただただ甘やかしてくれる幼なじみ。
それぞれの愛の形のバランスがとてもいい。

でもなんといっても晴久の強引さに萌えました。

ただ宗匡と理緒のことにも触れてほしかったな。
まあ、うまくいってるのは想像できるけどあえての…ね。

1

甘かった~!

偽装恋人からのラブラブ、BL小説の定番!
文体が非常に読みやすく、あま~い小説を読みたいときにぴったりのお話でした。
特に攻めの晴久のキャラがきゅーん。
イケメンでスパダリ、生活能力のない受けをここまで甘やかしてくれるとはまさに理想の攻め様です。

特におばさまのキャラが時に姑っぽく、時に乙女っぽくふたりのカップル展開にいろんな刺激を与えていて可愛かったです♪
脇キャラがわいわいしているのでそこも楽しかった!

すごくよかったのですが受けが結構女の子っぽかったのと、ノンケである攻めが受けを好きになった理由があっさりしていたのがちょっと気になりました。
人間的な魅力が大きいのだと思いますが、ともあれいちゃいちゃバカップルにくっつけてよかったです!

1

幸せを知るまで

溺愛モノを探し求めこの作品にたどり着きました。

最初は偽装恋人の二人が、ほんとの恋人同士になるまでお話なのですが、
ハル(攻め)は元々雪穂のことをいいなと思っていたから
最初からすごく優しくてすごく良い人なんです。

そんなハルと少しずつ少しずつ恋をしていく雪穂。
でも雪穂には過去のことでトラウマがあってー…。

途中ハラハラ展開があり、好きなのに別れを選ぶ雪穂にすごく胸が痛くなりました。
そして、そんな雪穂に伯母がかけた言葉が心にしみました。

ちゃんとハルと雪穂が結ばれてよかったです。
雪穂のことハルならすっごく幸せにしてくれそうだし、
一度ちゃんと手の中に入れたら手放さそうな気がするので
雪穂は一生ハルのそばで幸せになってほしいです(*´ω`*)

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