女王蜂

jooubachi

女王蜂
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
3
得点
22
評価数
16
平均
2 / 5
神率
0%
著者
秀香穂里 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
周防佑未 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
価格
¥890(税抜)  
ISBN
9784773087413

あらすじ

もっとどろどろにされたい、中も外も

三人兄弟の次男・大志はスマートな遊び人の梶原にキスをされ、男に発情してしまう。
その日から彼の指や舌で、大志を開発する淫らなレッスンが始まった。
けれど関係に勘づき嫉妬した弟・獅子丸によって、大志の純潔は強引に散らされる。
梶原の優しさ、獅子丸の激しさ、二人ともに惹かれていく大志。
そのうえ兄の恭一にまで、冷たい言葉で辱められる新たな快楽を教えられ──。
代わる代わる、そして時には全員で、男たちに犯される大志。心と身体は熟れ、淫らに開花していき──!?

表題作女王蜂

大志の兄/大志の弟/カメラマン
22歳

その他の収録作品

  • 蜜蜂たちの寵愛

レビュー投稿数3

攻め達は受けに、受けは快楽に抗えない

秀香穂里先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
複数プレイ 3
チョロい 3
な感じだと思います。

梶原さん、獅子丸くん、恭一さん×大志さんの4Pカプです。

人気モデルの大志さんは、カメラマンの梶原さんにアプローチされ、キスをされてしまう。そしてそこから、梶原さんの指や舌で快感を教え込まれていく。しかし、実の弟の獅子丸くんに、梶原さんとの関係を勘付かれてしまい、更には実の兄の恭一さんにまで知られていて…。

今作は、受けの大志さんと実の兄の恭一と弟の獅子丸くん、そして梶原さんによる4Pものです。
攻めであるの兄弟は、義兄弟とかではなくガチ兄弟で、恭一さんとは6歳差、獅子丸くんとは5歳差の年の差要素もあります。

最初はカメラマンの梶原さんからアプローチされ、まだ触れ合うだけの絡みでしたが、2人の関係に勘付いた獅子丸くんに最後はまで身体を暴かれてしまいます。そして、梶原さんと獅子丸くんの関係を把握していた恭一さんにも調教のような絡みを与えられます。

4Pものですが、それぞれが大志さんにアプローチするので、複数プレイ自体は物語り終盤になってからですね。因みに2輪挿し描写もあります。

3人の攻め、それぞれのやり方で快楽を教え込まれる大志さんの乱れる姿が物凄くエロくて、兄弟である恭一さんと獅子丸くんとの関係に、勿論苦悩しますが、快感に抗えず、自ら求めていく言動が少しチョロいですがやっぱりエロいので、是非とも読んでほしいです。

0

ライトでハッピー

表紙、スゴイですね〜。
それ以上に口絵!書店にてカバーを依頼するのは要注意ですよ‼︎表紙の4人の肌色100パーセント。
ここでもうわかる通り、「4Pもの」(受け1人に攻め3人)です。
しかもその攻めの内訳は、攻め①仕事仲間+攻め②受けの弟+攻め③受けの兄、です。
つまりは「近親もの」でもあります。
主人公は、美形人気モデルの大志(22才)。
まず仕事仲間の男らしい魅力のカメラマン・梶原(30代)に誘われ、大人の余裕で優しく接してくる梶原にどんどん惹かれていきます。
この後、ずっと大志が好きだったという高校生の弟・獅子丸に『もう我慢できねえ』と襲われ、2人との関係を続けていると今度はマネージャーをしている兄の恭一にも『すぐに手を切れ、2度と寝るな』と怒られながら弄られるのです。
もちろん攻め3人は誰か選べみたいに言ってくるのですが、大志は…
タイトルは「女王蜂」となんとも勇ましい?魔性系の香りを漂わせますが、読んだ印象ではもう少し子供っぽくて、おもちゃぜ〜んぶ欲しいの♡みたいな男の子のイメージですねー。
ただし、エロはこれでもか状態。二輪挿しなどハードなエロもあります。

「蜜蜂たちの寵愛」
表参道の喫茶店で1人でお茶を飲んでいた大志に獅子丸から電話が。
合流して一緒に買い物をした後連れ込まれたのはシティホテルのスイートルーム。
獅子丸と2人で抱き合っていたが、獅子丸が他の2人を呼び出して結局4Pに。
なぜ今日あんたを愛するのか、それはお前の誕生日だから。
でも本当のプレゼントは………4人で愛し合うためのセカンドハウス!
この作品には4Pで近親で、という背徳感や罪悪感などはなくて、みんなで愛し合ってハッピーとでも言えそうな明るさがあります。
ラストは梶原が食事を作り、恭一と獅子丸でケーキを作ってお祝いのシーン。みんな優しい笑顔です。

2

エロいのはエロいんですが…

モデルの大志は、ギラギラした派手さはありませんが
自然な身のこなし、程よくついた筋肉と
長いまつげと切れ長の目という美貌で
トップクラスの人気を誇っています。
カメラマンの梶原に誘われ飲みに行くと
告白と共に触れるだけの甘いキスをされ
その日を境に徐々に感じさせられるようになりますが…。

秀さんのお書きになる複数プレイとなると
さぞかし官能的なんだろうな!!と
期待を膨らませてしまいましたが
残念な事に、大志の魅力が私にはわかりませんでした…。
モデルだから綺麗なんでしょうけど、
若さゆえ気持ちと欲望をストレートにぶつけてくる血のつながった弟の獅子丸(18)、
大志のマネージャーで、冷静かつSっぽい実兄の恭一(29)、
大人の余裕と優しさで甘やかす梶原(32)、というタイプの違う3人が
そこまで想いを寄せるような人物なのかな…というか。

エロ特化と言ってしまえば身も蓋もないような気がしますが
秀さんだからこそ人物像をもっと掘り下げて欲しかったんです。
そうなるとページ数の関係で
Hの回数が減ってしまうことになるんでしょうけども。
大志が快感に流されるだけの男にしか
私には受け取れなくて残念でした。すみません。
もっと男らしいタイプの総受けなら萌えたかな…。

あと、一人だけを選べなくて離れていく兄弟に心を痛めても
そんなわがままは良くないなと思ってしまいましたし
一芝居うったという事実には「…やっぱり??」になりました。

『蜜蜂たちの寵愛』は
なるほど、女王蜂をみんなで愛するためのセカンドハウスね、
なんですが出来過ぎてて逆に気持ちがしょーんとなってしまいました。
これからもずっと愛されるであろう大志、幸せそうで何よりですけど…。

色々言ってしまって申し訳ございませんが
弟×兄は非常に好きなので中立とさせていただきます。

3

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