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ookamisan wa limit sunzen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初恋同士の再会ものです。
出会いは攻めが高校三年生、受けが高校一年生のときに実行委員会で初めて会ってお互い一目惚れ。
攻めが高校卒業後、ある理由で音信不通になるのですが、その音信不通の八年の間、お互いがお互いのことをずっと忘れずに想っていたのです。
再会のきっかけは、攻めが勤める弁護士事務所がはいるビルに、受けのデザイン会社が引っ越してきて…といった経緯。
攻めの職場の先輩いわく、職場恋愛ものではなくビル内恋愛です。
神香先生の本で、日本人同士のカップルをあまり読んでいなかったので新鮮でした〜。
攻めが190センチ近い身長で体格が良いのと、受けが170センチ前後で華奢なのは共通ですかね?笑
いつもアメリカ辺りが舞台なので、今回は日本でどうかな?と思いましたが、むしろ情景が思い浮かびやすくて問題なく入り込めました。
ちょっとクラシカルなビルとか路面電車とか古民家風一軒家で同居とか、ドラマチックな設定でワクワクしますね。
お互い再会してすぐに気付いたのにも関わらず「相手は自分のことを覚えていないかもしれない」と思い込んで、初めて会ったテイで会話しているのがすれ違いからのラブコメって感じで面白かったです!
後日談が二話収録されていますが、どちらもいちゃラブで幸せな気持ちになりました。
神香生生いわく、主人公を攻めにするのは珍しいとのことですが、攻め視点大好きなのでもっと読みたいです!(このお話は両視点なのでより楽しめますよ)
あと攻めの職場の先輩の恋模様も気になったのですが、これはどこかにスピンオフとかあるのかな…?と思ったら『ライオンさんの奪還計画』がそうでした!
近いうちに読んでみたいと思います。
両片想い、再会、先輩後輩の甘々なお話が好きな方におすすめです♪
長いこと積んでました。読み始めが攻め視点だったので、一冊攻め視点なのかな?と。
ずっと街の描写が続いて…。
しかし、安心してください?受け攻め両視点です!
「狼さんはリミット寸前」
高校時代の雄大の暴走ぶりが危ないよ〜。
苦い思い出の回想が続くのはしんどいな、と思ってたら…。
なんと!8年ぶりに歩に再会できて!
ずっとずっと雄大の忘れられない初恋の相手、歩。
歩に一目惚れできれいでうぶで。高校時代は思いが余って暴走してしまったけれど、今度こそ!
しかしどうやって?歩は自分のことをそもそも覚えてるだろうか?
そしたら歩も!雄大のことが好きで忘れられなかったんですね。歩にとっても初恋で。
も〜焦れったくて焦れったくて。
お互い覚えてるし今でも好きだしなんなら当時からお互いでエロい妄想してたし。
早く打ち明けてくっつけーーー!と思いましたら…。
なんとかルームシェアに持ち込むも、お互いとりあえず知らない振りしてたのが、同窓会の案内でハッとしてバレてしまい…。
しかし!良かったです。思い出の場所で、今度こそ雄大はちゃんと言えて。
いきなり抱きついちゃうのが変わってないね!歩もちゃんと言えて。
雄大が理性と愚息と戦ってるのが楽しかったです。何回抜いても歩を見たら愚息は言うこと聞きませんね。お約束の受けがパンツの中で…も。
イケメン揃いのビルですね。
「うさぎさんもリミット寸前」
8月末の夏祭りと花火大会。
二人の関係はまだ結ばれてなく。歩が緊張してしまって雄大も必死に自分を抑えて。
しかし、歩は決めます!花火大会の夜に抱いてもらう。
準備も健気で本当に可愛いです。
そして当日。もう雄大は何度うおおおっ!と叫んだことでしょう。二人とも初めて?同士、探りながら結ばれて。良かったね(泣)
「狼さんはご満悦」
もうもう歩はどこまでも雄大を虜にしたら気が済むんだ?
外でも家でも可愛くてたまりません。
久しぶりに夕飯を家で一緒にできる日、雄大が帰るとパタパタと笑顔で迎えてくれる歩。
裸エプロンの歩を妄想してたけど、やっぱり本物の歩の方がずっと可愛い!
辛抱たまらず歩を横抱きにしてソファへGo!
歩のアソコは何もかも良しだし、いつでも歩の乳首を見たり舐めたり触れる幸せを噛みしめる雄大。
ご飯前にイチャイチャだけのつもりが、なんと歩が素敵なご褒美をっ!
雄大は感動して興奮して凝視して。雄叫びが楽しいですね。
はぁ、ごちそうさまです。
雄大凝視しすぎ!
こんなに楽しいお話ならもっと早く読めば良かったです。
難波のお話も読みたいな。というかこのビルの男性陣でスピンオフいくらでもできそう!
表紙のウサギちゃんと狼さんのかわいらしさよ(*´ω`*)
まさにこれこれって感じで、表紙からきゅん(^ー^)
受け様であるウサギちゃんは、デザイン事務所で働くデザイナーの歩。
攻め様の狼さんは、弁護士の雄大。
同じ高校で役員の先輩後輩として出会った2人。
お互いに好意を抱いていたのだけど、歩への好きが暴走した雄大は言葉より先に手が出てしまう。
結果、歩を怖がらせてしまい逃げられた、という苦い記憶を持つ雄大。
また、ウブだった故に怖くて逃げ出したことを、いまだに後悔している歩。
そんな初恋を引きずっている2人の再会もの。
両視点ですすむので、両片想いなのは早くからわかって安心して2人のきゅんぶりを楽しめました(*´ω`*)
それでも、なんといっても楽しいのは攻め様である雄大視点。
歩が好きで好きで、いますぐとびかかりたくなるのを、ぐっと我慢している気持ちに、ニヤニヤがとまりませんでした(^-^)
両思いになってからも、性的な事に対して不慣れな歩を怯えさせないよう、ゆっくり進める雄大にはなまるです。
歩の方からお誘いした時の、雄大のくいつきぷりにも笑いました。
いやいや、我慢してたもんね。
入れただけで暴発しちゃった雄大。
どんだけだよ、とツッコミつつ、歩ってば愛されてるねぇ(*´ω`*)って嬉しくなっちゃいました(*^-^*)
イラストは、花小蒔朔衣先生。
もうかわいくて、雰囲気ぴったり。
特にエレベーターに閉じ込められたシーン。
それぞれに狼さんとウサギちゃんのイラストが添えられていて、悶絶ものでかわいかったです(///∇///)
タイトルの通り、リミット寸前な攻めの余裕の無さが堪能出来ます。
全編攻め視点ではなく、攻め受け両視点でコミカルに進む可愛いお話です。
あとがきで先生も仰っていられますが、神香うらら先生の攻めの中ではかなり我慢を頑張った攻めなのではないでしょうか…?!
狼というよりは、目の前の初恋の相手によだれを垂らしながら必死に待てをしている大型犬のようでした(笑)
神香先生の文章がとても読みやすくて、するっとお話に入り込みやすいです。
以下、ネタバレを含む感想となります。
高校時代に片思いをしていた後輩とひょんな事から8年ぶりに再会して…と、かなり王道のお話。
新米弁護士として働く攻めの雄大(ゆうだい)視点から始まり、現在と過去の回想を交えながら、高校時代の初恋相手の歩(あゆむ)にどれだけ熱い思いを持っていたのかが語られます。
この雄大がなんとも憎めない不器用な可愛いやつで、読みながら雄大!頑張れ!今だ!行け行け!と思わず応援したくなってしまうのです。
初めに書いた通り、歩の反応をうかがっては、尻尾を振ったり尻尾と耳をしゅんと下げ一喜一憂する大型犬のようで愛らしくなっちゃう。
雄大視点だけなのかなと思いきや、歩視点も交えた両視点で語られることによって、雄大視点で見えていた高校時代にあったあれこれの答え合わせがされていくのです。
まーー、2人とも良い両片思いっぷりで…!
2人とも考えてる事が同じなのでは?というくらい妄想がシンクロするだけではなく、お互いを想像しての自慰までもがシンクロしている(笑)
雄大もなかなかの妄想家だと思いましたが、歩もなかなかの妄想家でした。
雄大も歩も、まさか相手が「自分が高校時代にキスをした相手」だとは気が付いていないだろうと1人で思い込んだ上で思わぬ再会にドキドキしているので、視点が変わるごとにウワーーッとなったり、どうしよう!となったり、ふとした事にパッと頭にお花が舞ったりと、どちらも脳内が物凄く愉快な事になっています。
ですが、これまたなかなかくっ付かないんですよねえ。
初恋をこじらせた大人がわあわあする微笑ましい様子が終盤までじっくりと楽しめます!
歩が待つだけではなくて積極的にもなれる子だったのが◎でした!
巻末付近でようやく最後まで結ばれるベッドシーンでも、雄大の余裕のなさにちょっと笑えてしまう。
「うおお…っ」「うああ…っ」「ふおっ!?」
という、雄大の雄々しい喘ぎコレクションもあわせて楽しんで頂きたい。
こんなにベッドで慌てふためく余裕のない攻めは久しぶりに見ました(笑)
各々用意した潤滑剤を前にどれを使うべきか悩む姿にも笑ってしまう。
お互いに快感でいっぱいなのを「ぎゅうぎゅうに締めつけるから」「大きくなるからいけない」とバカップルさ溢れる言い分を繰り出す場面に末長く幸せに暮らしてほしい気持ちでいっぱいになります。
末長くお幸せに!
こちらの作品、雄大と歩カップルの両片思いっぷりも楽しめるのですが、2人の勤務先が入っているビル「四つ葉ビルヂング」に集まる面々の和気あいあいとした交流の様子や、ビルの周りの風景描写が細やかに描かれているのも読んでいて心地良いのです。
行ったこと・見たことが無い町なのに、頭の中で想像をしてはどこか懐かしい気持ちになりました。
恋愛面だけではなく、こういった生活を感じる部分も丁寧に書かれているのが素敵でした。
あとですね、神香先生は誰も傷付かない可愛くて幸せなカップルを描くのが本当にお上手だなと思うのです。
特に癒されたい時に読みたくなる作家さまです。
今作で非常に良い味を出していた難破さんのスピンオフが出ているようなので、そちらもチェックしてみたいと思います。
ある意味相性抜群な2人の両片思いと愉快なすれ違いが楽しめるコミカルな1作です!
初読み作家さんです。
あとがきを読んだら「商業誌では初の攻め主人公」そして「珍しく攻めが我慢してる」とあって、いつももっと暴走攻めなのかぁ!とそれはそれでとても興味が湧きました。
高校時代に我慢できず暴走しちゃった事を悔いている攻めが主人公なので、初恋の相手である受けと再会してもひたすら我慢してるんです。
受けをこっそりと食い入るように見つめては、あれやこれが唇の先や下半身の先っちょまでいっぱいで今にも弾けちゃいそうなんだけど、血の滲む思いで我慢してるんです。
それがまさに「暴発寸前!!」という状態で、とても楽しめました。
そして両視点交互に展開するんだけど、リミット寸前なのは攻めだけではなく受けも♡という事がわかるんです。
攻めが受けを見て「なんと美しい」とため息をついてるかと思いきや、受けも攻めを見て「なんてたくましくて男らしいんだろう」とウットリしてるという状態で、確かに思いは通じ合っていないのだけど、読んでる私からすると「好きな人自慢」を両者からされているような気分になるというか、これバカップルの域じゃない?みたいな感じなのに、まだ恋人同士すらでもない彼ら。
もう、このバカップル予備軍め、とっとと付き合っちまえ!と言いたくなるようなジレジレ感が楽しい一冊でした。
そしてその昔、告白する前に理性のタガが外れて受けの乳首を舐め逃げられてしまった過去を悔いているせいで、恋人同士になってから、1ヶ月も挿入なしで我慢してるという攻めの驚異の忍耐力よ。
(受けも当時15歳だったからそりゃビビるよね)
そして受けがただ待ってるだけではないところが良かったな。
一見、超奥手で恥ずかしがりやという感じなんだけど、付き合う前から攻めに抱かれる妄想でソロプレイ(しかも自ら後ろを開発済み)をしていたり、手を出してこない恋人と関係を更に深めたいからと浴衣を用意してみたり、ビキニパンツを用意してみたり、と思っていたよりも積極性があって、好きな人を喜ばせてあげたい、そして自分も気持ちよくなりたいという気持ちが伝わってきて良かったです。
これなら裸エプロンも夢じゃないね!
初恋を拗らせた両片思いのコミカルで可愛らしいお話です。
攻め視点・受け視点と交互に入るのですが
お互い思考回路がまったく同じで、同じ事を思っているのに悉く噛み合わないw
高校時代といい、再会後の現在といい、焦れったい2人です。
どちらも脳内お花畑で浮かれたり、思うようにいかず落ち込んだり。
本人らは必死なんでしょうけど微笑ましい気持ちになりました(﹡´◡`﹡ )
漫画にありそうなコミカルな表現にフフッと笑えるシーンが面白かったです。
ムラムラしてる攻めが"鼻の穴をぷくっと膨らます"だったり、
”心の中でファンファーレが鳴る”だったり。(ファンファーレは何度か鳴ってたw)
攻めのお顔が手に取るようにわかるわ( ´艸`) ♪
一番ツッコミたかったのはエッチの最中
受け:「もっと、もっと(奥まで)来て…っ!」
攻め:「今行く…っ!」
今 行 く (゚Д゚)
最高潮な盛り上がりでこの言葉は爆笑でした。
見た目はカッコイイのにキメるとこでキメられない攻めだなぁという雰囲気はあったけれど
その極みがこの一言に集約されたな…!と思いましたw(一応褒めてます)
外見に反してエッチシーンでさえカッコよくなくてなんだか可愛いです。
受けは表紙イラストままのイメージ通り、プルプルしたウサギさんでした♪
表紙にウサギと狼のチビ絵があるのですが、
中の挿絵にも同じように心情を表すウサギと狼のチビ絵が。
それがとーっても可愛いかったですヾ(*´∀`*)ノ
同級生再会もの。
初めての先生でした。
花小蒔先生の挿絵目当てでこの本に到達~
ご出身の岡山をイメージに街並みを書かれているそうで
私も自分、の出身県(別のとこですが)を懐かしく思い出しました。
ってぐらい、周りがよく描けていて、脳内に映像がキレイに浮かびます!
カプの勤務先がレトロ風なビルらしいんですが、それも
なんだかすごーく思い描きやすくて、ビル内に入った時の
すこしひんやりしたやや湿った、ちょっとお香っぽい香りまで
匂ってきそうな(笑)。想像しすぎ?
お話自体は、シンプル王道。
攻めさんの頑張って耐えてる狼っぷりが可愛い~
BL的には王道すぎて、そんなにポイントないです。
そのため中立。先生ごめんなさい。
でも周りの描写がすげー素敵だった!
京都のお話など書いてほしいーっ
これはイイ!萌えました!!いやぁ…むっつりスケベって素晴らしいですね。死語だけど。これは是非とも続編を読んでみたいです。花小蒔朔衣さんのイラストもキュートでした。
主人公の雄大は弁護士で、仕事に誠実に取り組む好青年です。もちろん彼が狼さんなわけですが、狼さんは八年ぶりに再会した初恋の相手・歩(うさぎさん)の事が好き過ぎて、妄想と苦い思い出とドリームと自慰で暴発しそうになったり悶々としたり鼻の下が伸びたりと毎日忙しいのです。本当、読んでいてニヤニヤが止まりませんでした。歩も、たまに大胆なところが男らしくて良かったです。
物語の冒頭の街の風景、弁護士のお仕事の描写など、二人を取り巻く環境や景色が分かりやすく頭に入ってきて、読みやすくて楽しいお話でした。
歩が可愛い過ぎます。
雄大と歩の二人を表した狼とうさぎのイラストがさらに可愛い。
攻め目線から始まり、受け目線に代わりと進んでいくんですが…すれ違った理由が物足りない。
歩は雄大が自分を避けてると言っていたけど、どう見ても赤面して逃げるのは歩で避けてるのも歩にしか見えません。
雄大は何度か歩に謝ろうと会いに行ったり、手紙を下駄箱に入れていたりしていましたがその手紙は下駄箱違いで歩には届かず。
手紙が歩に届かないとか、歩が可愛いから恋仲を邪魔をする嫌なやつでもいるのかと思ったんですけどね。
二人共、お互いを想像して妄想とかしちゃうんで変態バカップルにか見えないんです。
歩は可愛いけど、雄大の「うおおっ」みたいな雄叫び?みたいな喘ぎにはちょっと萎えました。
舞台の地方都市がリアルに書かれていて、街の感じがすごく良い。
攻視点・受視点とラリーが続きながら、過去と今がゆらゆら書かれていて、読みながら主人公達の恋に揺れる感じが・・・いい。
周りに、スピンオフしても良い感じの先輩やら、花屋やら、歯医者やら、腐女子やら、いるんですが。
ホモだらけになったら。・・・それはそれで、ま、いいか『四つ葉ビル』♡
デキる攻弁護士が初恋再発にぎゅいぎゅいしている有様が楽しいです。
一昔に手痛く失敗してるし、次は上手くヤりたい。ぢゃなかった「お近づきになりたい」気持ち。わかる。わかるよ~
大人になると、臆病になるからね。いろいろ。
息子は言うこと聞かないし!・・・失敬
なぜか攻を応援しながら、読んでましたよ。攻、良い奴だから。
王道なんだろうけど、疲れている時、軽い読み心地で楽しかったです。
お幸せにバカップル。