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hanayome wa aisare kateikyoushi
これでコバルト文庫の花嫁シリーズ読破です。
すっかりお話の展開が変わってきましたね。
母親が資産家社長と再婚し、公立中学から私立に入れられ義父の言いなりに高校大学と進んできた主人公受け。
本当は友達と遊んだり文学を専攻したかったのに、常々成績を見張られ門限もあり将来の跡継ぎとして口酸っぱく小言を言われ続けて。
攻めは名門一族の当主の長男。女遊びがひどい父が引き取った義弟のことを一番に考えている方。その義弟は父親から全寮制中学へ入るように言われ従うしかなく…。
そんな義弟の家庭教師になるのが受けです。
家庭に恵まれなかった三人がぎこちないながらも距離を縮め、手探りで関係を築いて行く様子がとても良かったです。
受けは義父に反対されながらも門限だけは守りなるべく攻めの義弟に付き添ってあげていたのがついに…。
これはレビューとは言わないと思うのですが、ここまで読んできて率直な感想です。
お話のバラエティのために頑固で自分勝手な父親や不遇な息子の設定なのだとしたら、読んでてとてもしんどいです。
それを言っちゃあおしまいよ、なんですが。
子供が寂しさと寄る辺なさ虚しさに心を痛めたり、義父にがんじがらめにされて将来が見えなかったり、振り回されて利用されたり。
花嫁を作るための舞台なのだとしたら…。
登場人物に共感しすぎる自分が悪いのは重々承知ですが。
女装してセレブに溺愛されてた頃は平和だったんだなあ。