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boukun usagi no kajo na gohoushi
表紙イラストのイメージから「攻→→→→受」なラブが爆発するお話かと思いきや、タイトルの通り「攻←←←←受」な展開もあって、最終的には両想いにソフトランディング…なお話でした。
野原滋さんらしく色んな伏線がしっかり回収されるところが良かったです。正宗と一週間同居したことで彼はおそらくゲイなのだろうと薫が気づく、という展開が印象的でした。そう…そうだよな、アレで気づかないほうが不自然だよな…と。BL作品で妙に相手の好意に疎い主人公ってたまーにイライラしちゃうのですが、薫は社会人らしい察しの良さを持ち合わせていてホッとしました。
それにしても、椿さんのイラスト作品って珍しくていいなと思ったのですが、政宗はギリギリともかく薫はとても28歳には見えませんでした。好みの問題かな…。
電子書籍で読了。挿絵有り。
気が強くて人情家の小っちゃい男子と、でかくて乙女の大きい男子の組み合わせ、おまけに幼馴染みと来れば、楽しいコメディへの期待は高まります。
小学校以来、ばったり再会した薫と正宗。懐かしさに一緒に飲んだ帰りに階段から落ちた薫を庇って、正宗は両手に怪我をしてしまいます。連れ帰った正宗の部屋は、ピンクとフリルに彩られた乙女チック仕様。聞けば、当初入った有名企業を退職して、長年好きだった男性用(!)ドレスのデザインと縫製をやっていて、それが認められた結果、婦人服のデザインも手がけているとのこと。両手が使えなくなったことに責任を感じた薫は一週間の約束で、正宗の家に泊まり込みで世話をすることを引き受けます。
ここまで読んでしまうと、お話の流れはある程度想像できるのですが、乙女男子に偏見を持たない薫の真っ直ぐさや、周囲に理解されなくても自分の好きなものを捨てずに努力し続ける正宗の誠実さによって、面白く読み進められます。
あと、薫くんがとても気持ちよさそうなのが良い!と、声を大にして言いたい。甘々なのも癒されます。
電子版書き下ろし番外編「夜のエレクトリカルパレード」もえらく楽しい。
多種多様なコ○○ームが売られているのは耳にしていましたが……エレクトリカルパレードって!
最高です!大笑いしました。