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lazy guardian
誤字だと思うんだけど、218ページの5行目。
黒江だよね?出版社に問い合わせるほどでもないし、同志求む!
ラストのクマのパンケーキ!
厨房で歓声なのも納得。パンケーキでクマって平面を想像するのに立体って‼パンケーキじゃなくて、スポンジケーキじゃないと無理だよね⁉
ぬいぐるみのようなって、生クリームでデコデコしいわけではなさそうなんだけど、可愛いんだけど!どうなってるのか気になるわけです。
コトは本編終盤に。ハピエン。おまけの短編は倒れる灰色熊を心配する黒江。冬眠する守護獣は常夏の地域なら冬眠せずにすむのかな。
もふ大好き!
クリスタルはユキヒョウ、シークレットはホモ・サピエンス
(まあペガサスもいるけど) で
やっともふらしい もふがきた! と思ったら
無精髭のある おっさんくま・・・
先生すいませんが、かわいい「もふ」か りりしい「もふ」の方が
いいです。。。。
と最初思ったんですけど、受け同様、攻めのおっさんくまに丸め込まれ、
萌2。(せつなさが ちと足りず神に至らず)
ファンタジー大丈夫で、くすっと笑える本でも大丈夫な方、
かわいめなツンツンさん や、
「ちゃらんぽらんに見せかけて、でもやっぱり基本的に怠け者」な熊が
お好きな方はぜひ(笑)
濃厚ラブシーン なんてものは無いので、そういうのが欲しい場合は、
別の機会にご検討ください。
おっさんくまの性格からか、他4作より 笑える度合が多い気がします。
くま:ゲイル。灰色熊。怠け者。冬眠するし。パンケーキ好き。
ほんとに守護獣?なんの才能があるわけ?とつい思ってしまう・・・
愛嬌は満点、人型だとフェロモンだだ漏れでお持ち帰り回数多し。
高視(たかみ):受けさんの主人。現王の甥っ子。受けの8歳年上。
一位様(シークレットの受け)の従兄弟で仲良し。
遊び人風、金髪、緑の瞳の華やかな容姿(うっとり・・・)
芸事に優れた才能あり。政治家向きではない模様。
黒江:父は誰かわからず。5歳の時に母が病死。
その直後にくまに保護される。
高視のところへ連れてこられ、屋敷で働き始める。
ちゃきちゃき有能美人、黒髪、母似。
高視様はもっとできるはず!とちょっと歯ぎしりしてる。
訳ありの幼子をくまが保護して、15年見守り、諸事情を解決して、
はぴえん てなお話。
(紫の上的な流れ。あ、一応20歳までは我慢して見守ったから、
光源氏よりかは我慢強かったか)
諸事情解決する際に、一位様の守護獣ペガサスが活躍
(→ルナティックにつながります)
4作目の攻め 朔夜さんも、黒江を構いに来て、ゲイルと乱闘。
(→フェアリーにつながる)
と他作と絡みあるので、シリーズで読むと旨み倍増 と思います。
最後にショートついてますが、そこで高視が出てきて
遊び人の片鱗がみえます。
高視で一作読んでみたいんだけどなあ・・・
先生、ご検討お願いいたします!
「クリスタル ガーディアン」「シークレット ガーディアン」に続く、ガーディアンシリーズ三作目。
三作とも北方五都のひとつ月都(つきみや)が舞台という点は共通しているものの、メインキャラはそれぞれ違うので、本作から読んでも問題はなさそうです。
ちなみに私自身も、本作がシリーズ初読み。
◆あらすじ◆
月都の瑠璃の館で王族の高視(たかし)に仕える黒江(くろえ 20歳 表紙絵手前)と、高視の守護獣でクマのゲイル(表紙絵奥)のお話です。(ゲイルは必要に応じて人型にも。人型の時のゲイルは、精悍で男っぽい風貌。)
5歳で母を亡くして孤児になった黒江は、高視に拾われ、以来瑠璃の館で高視に仕えてきたしっかり者の青年。
孤児の黒江を暗に陽に護ってくれているゲイルに、黒江は淡い恋心を抱いています。
しかしゲイルは、高視の守護獣である以上高視のもので・・・ゲイルとの超えられない距離感に、人知れず寂しさを感じる黒江。
そんな或る日、高視の命で、2人は遷宮の儀式の助っ人として王宮に派遣され、そこで黒江は自分の出生の秘密を知ることになって――
◆レビュー◆
守護獣(=ガーディアン)が登場するシリーズということで、同じリンクスロマンスのエスコートシリーズとはボディーガードものという共通項が。ファンタジー版エスコートシリーズという捉え方もできそうです。
ボディーガードと警護対象者って、何かと妄想を呼ぶBL向きの素材ですもんね。リアルでもファンタジーでも、ネタは尽きないのかもしれません。
しかし、う~ん。何が悪いわけでもないんですが・・・例えて言えば、イチゴのショートケーキを買ったつもりがイチゴが入ってなかったような後味。
生クリームとスポンジだけでもおいしいんだけれど・・・
この作品の世界って、日常感があふれてて良くも悪くも親しみやすい空気なんです。
王族や守護獣たちもとても気さくにタメ口で話していて、威厳を感じさせない・・・全く好みの問題なんですが、私の場合はファンタジーなら思いっきり現実感のない作り込んだ世界が好きなので、この作品のとっつきやすさに逆に物足りなさを感じてしまいました。
皇子と守護獣のカップリングだったらしい前二作と違って、今作は守護獣×王族の使用人(「実は」な展開もあるんですが)なのも、個人的にテンションが上がらなかった一因かなぁ。
ただ、当初は引きまくっていた攻めがクマという設定、これは意外にアリでした。
コミカルな可愛らしさと獰猛さとを併せ持ったクマの魅力が遺憾なく投影されたゲイル。
呑気なオヤジくささもクマならではで、子供になつかれそうなオヤジキャラだなと。
黙ってりゃカッコいいし、やる時はやるんだけど、普段は脂下がったぐうたらオヤジ・・・そんなゲイルが、黒江に手を出したい気持ち(!)を抑えて、彼の成長をずっと見守り続けてきた――という、その大人の包容力にキュンとさせられます。
もうピュアな2人が可愛いのでHなしで十分だったんですが、この2人しっかりHまで漕ぎつけてくれてましたね。
ワガママを言わせてもらえば、もうちょい大人向きが好み。
この本を読んだ後、反動なのか水壬さんのハードな作品が無性に読みたくなり、「スキャンダル」を購入しました。ブレ方が極端?(笑)