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宵闇の茶室を舞台に、クールなイケメン茶道家と和菓子見習い職人が繰り広げるエロティック・ラブストーリー!
yoigoshi no koi
記憶喪失(のフリだけど)の相手に「きみの恋人です」と偽る元同級生 × 記憶喪失のふりをしている男。
「嘘」をテーマにした川琴先生のお話、萌えた〜〜✨
攻めが和菓子屋の息子ということで、和装男子なのが更に萌えを増長させますね。。
和菓子の色に絡めて、色々と和風の色の名前が出てきて、一つ一つの情景が色を伴って鮮やかにイメージできるのが、とっても良かった…!
攻めの凖平は執着心の強い自分自身を「腹黒蜘蛛男」と評してますが、こんな格好いい攻めになら絡め取られたいわ…!って思っちゃいました。
エッチの時にちょっと意地悪なのも最高で…
最初の時は「擦っていいよ」って言ったのに、後半のセッッでは”前も擦って”と懇願する深尋に「……駄目」って…!
深尋の背中にあるホクロを知っているのは自分だけ…と優越感に浸る姿もまた良かった。。
乱れる深尋の姿も色っぽくて、たまりませんでした。
そしてそして「宵越しの恋」ってタイトルもまた、秀逸だなあと。
作中に先人の教えとして「宵越しのお茶」=「一晩おいて時間の経ったお茶は毒になるから飲むな」=”飲むべき時に飲んでおけ”という言葉が出てくるんですが、それがこの二人の11年越しの恋の中身と見事にマッチしてる。すごいなあ。
どのシーンも美しくて好きだけど、最高だなと思ったのは、高校時代の准平が、ずーっと大切にちぎり絵の金色のかけら(?)を持ち続けていたこと!
美術の授業で使ったちぎり絵の紙の残りを深尋が教室の窓からバラまいて先生に叱られるんですが、たまたま髪についてしまった一枚を、ずっとずっと大切に10年以上も持ってるんです。さすが蜘蛛男…じゃなくて、きゅーんとするエピソードでした。
受けの深尋も好きだけど、一途攻めの魅力が特に輝いてる作品かと。
橋本あおい先生の描く和服男子イラストも、眼福でございました✨
初の作家先生です。
あんまり重過ぎないけどそこそこ展開が激しくてハピエンな作品が読みたいなーと思い読んでみました。
記憶喪失モノって、「そんな都合よくエピソード記憶ばっかり抜け落ちるもんか?」とツッコんでしまうのであまり読んでおりませんでしたが、なかなか楽しめました。敬遠するのも良くないですね。
以下ネタバレ含みます。
物語は、受け様・深尋が夢から覚め病院で覚醒するところから始まります。夢の中では高校生だったけど、どうやら現実ではもうとうに大人になっていて……と謎多き導入なのですが、そこに恋人だと名乗る男性・准平が現れます。
で、この准平に合う寸前で深尋は記憶を思い出すのですが、記憶が戻ったと言いそびれたまま准平に会い、恋人だと名乗った真意を探ろうとするわけです(もうちょっといろいろ思惑はあるのですが)
よかったのはまず、深尋がすぐ記憶戻るおかげで謎要素が増えて読み応えがあるところです。私の印象だと記憶喪失モノって『愛する人との記憶も全部なくなっちゃってあぁ悲しい!!』みたいな不憫ストーリーなイメージだったのですが、このお話ではすぐ記憶戻っちゃってますしそのまま過去との照らし合わせになっていくので面白かったです。
また、受け様も攻め様も思慮深い感じの性格してて魅力的でした。特に受け様、自分が同性に惹かれたことを隠すのに一杯で、気持ちに素直になるまでにずいぶん遠回りしてしまいましたな……准平に助けてもらえてよかったね、再会できてなかったら沼のままよアナタ……。
あともう一つ!エッチがエッチで良い!!!途中気持ちが通じる前にそういう行為が入ってしまうのも、気持ちが通じてからももりもりそういうシーンがあるのもよい!そして文が!!漢語がたくさんあって格調高い雰囲気の文体なのもいい!
途中入る橋本あおい先生の挿絵もね……文に合ってるんですよこれが……
小説は良いですね、心中が生々しく表現されるから想像もはかどって。
また読み返したいと思います。
頭部を打つ怪我をして記憶喪失になった深尋。
直ぐに記憶は戻ったけれど、高校の同級生である准平が「実は恋人なんだ」という。
深尋は記憶喪失が戻っていることを隠して准平にしたがう。
この、二人の気持ちの動きや行動が中々面白い。特に深尋のネガティブな思考から准平に対する変な誤解がすれ違いの元なのに、それに気づかず、というか気づかないようにしているというか。臆病なんでしょうね。
そんな二人にも嘘が隠しきれない状況になってきて。
和服萌、そして焦ったい萌、で面白く読めました。
普通によくある記憶喪失モノとはちょっと違うテイストで、最後は深尋が学生時代から実は准平に思いを寄せていたことを告白して結ばれる。
准平の、ゲイであることを自覚していたゆえに、深尋に対する思いを押し込め、それでもずっと思っていた、切ない気持ちが伝わってきました。
黒い准平(笑)
その黒さってよくわかるな。誰しも、本心を隠して望みを叶えられるなら…
っていう気持ちはあるもんね。
高校時代の罰ゲームで笑った准平の気持ちとそれを誤解しつつ受け止めた深尋のチグハグさが良かったです。
挿絵目当てで購入しました。
記憶喪失×再会モノ。
深尋が記憶喪失になった時に、恋人でもない准平が
恋人だと言って同居することになるのですが
一切手を出さない准平に紳士さを感じていました。
※恋人じゃないのに同居するところには思う所もありましたが…。
深尋には深尋で、過去の話になんだかなぁ…と思っていたのですが
准平の深尋への想いを見た時にその気持ちは消化されました。
准平の粘り勝ちだなぁって。
考えてみれば准平も結構ぶっ飛んでるし
執着心が凄いと思うので、これで良かったんじゃないかな。
深尋の過去に対する後悔も払拭されただろうし
これからは二人で新しい思い出を沢山作っていって欲しいです。
きゅんとするし、切なさもあるし
エロもしっかり詰まっていて最高の作品でした!(*´▽`*)
受けと攻めが「記憶喪失」「恋人だった」とお互い嘘をついたことから始まった恋人ごっこのような同居生活。元々は中高生時代の同級生で冒頭はいじめ状態の攻めが気の毒でヒリヒリする展開。惹かれあっていたのに周りの無神経なガキどもに嫌がらせを受け、遠回りした恋。受けの友人ヅラしたいじめっ子の児島!こいつが1番許せん。×ゲームで男にキスしてこいってどっちに対しても酷い。大人になってもこんな奴と友人だなんて。
まあ小説の話なので怒っても仕方ないですが、そういう残酷な青春時代にも振り返ってみればキラキラした思い出が少しはあって良かった。後々髪についた花吹雪のエピソードは泣かされました。交換日記エピソードといい攻めの准平どこまでいい奴なんだ。受けの深尋も過去の自分の態度をずっと後悔してたけど反省を態度に表すのが遅くなりすぎなくて良かった。10年かかったけど。
攻めは実家が和菓子店で茶道の先生で着物が似合う和風イケメンです。受けの深尋は色白で可愛いタイプの元パティシエで橋本先生のイラストも可愛い。カップルになってからのHシーンは結構ねちっこくエロいです。攻めの兄も子持ちだけど離婚済でバイという設定だったのでフルール文庫がまだあれば子育てBLスピンオフもあり得たなと思います。
面白い話ですが、最後まで嫌な奴だった児島!お前が1番謝れよ、反省しろよ、とモヤモヤが残りました。結果的に子供の時も大人の時も2人のキューピッド的役割にはなってるのですが。事故の時も一緒に飲んでたらしいので。
読後最初に思い浮かんだ、口に出した言葉が、その作品に対する素直な感想だと思う。
ちなみにこちらを読み終わった私、
良いえろだったわ!でした(˘⌣˘)
お話の最後と、SSにギュッとまとめられていて数は多くないんですけど、ええ、ホント良いえろでしたとも。
ストーリーも面白かった。あまあまで優しい溺愛。
深尋が目を覚ますとそこは病院。転落事故の影響により一時的に記憶が飛んでいて、まさにここはどこ?私は誰?状態。
しかしその混乱も長く続く事はなく、すぐに記憶は戻るのだが、それは、失恋と同時に失業、あげく酔って階段から転落するという思い出したくないような現実で。
転落時助けてくれた人物が深尋を心配し、再度病院を訪うてきたのだが、まさかまさかの中高校時代の同級生。深尋にとって苦い記憶が残る准平だった。
その准平は、深尋が記憶喪失のままだと思っており、自分は深尋の恋人だと言い出し…と、続きます。
深尋は准平がなぜこんなウソをつくのかを突き止めるべく、准平のウソにのっかり、記憶を失ったままのフリをして准平との同居が始まるのですが♡この共同生活があまあまで幸せに溢れていて、読んでいてこちらまで幸せでしたー!
准平がめちゃくちゃ優しい。
深尋が持つ中高校時代の苦い記憶ってのが、ホモと噂のあった准平を仲間と揶揄っていたからなんですが、よくもまぁこんな良い人を揶揄っていたわねってくらい准平が優しい〜(;ω;)
深尋も当時のことをすごく後悔しているから、私もそう腹を立てず、穏やかにふたりを見守ることができました。
受けである深尋視点でお話が進むのですが、深尋が自分の日常にいる事が嬉しくて仕方ないという准平の気持ちも手にとるように分かり本当あまい♡
私は無類の溺愛好きでして、攻め視点の溺愛描写がたまらなく好きなのですが、このお話は、攻め視点が無くても満足できました。それくらい准平の愛が溢れていた。
深尋の後悔、気持ちの変化もとても丁寧に書かれています。
深尋は健気受けでもないし、聖人君子なわけでもない。誰もが持つような打算も持つし、自分本位な部分もある。でも、深尋頑張れって応援したくなるような人。
丁寧な感情描写はお話に入り込めやすいので良いですね。
深尋は記憶が戻っていないと准平に嘘をついているままだし、過去の反省も伝えたいし、今の自分の気持ちも伝えたい。
それを打ち明けるにあたりちょっとしたハラハラドキドキもあったのですが、それでもお話のトーンはあまくて優しかった。
そして、冒頭で触れた気持ちが通じ合ってからのえろ。素晴らしい。
これだけ丁寧に書かれたえろは読み飛ばしてしまったら勿体ない(^ω^)
SSの2篇も良かったです!そのうち1篇は准平視点。
後日談なのでそりゃもうあまいのなんのって。
溺愛がギュッと詰め込まれたSSというのはご褒美以外のなにものでもないですね。
准平視点のお話は、着眼点に対し、おぉ!確かにそれを感じられるのは准平だけだわ。と納得してしまう独占欲にまみれた良いSSでした♡
記憶喪失ものはあまり得意ではないものの、大好きな川琴先生の作品なので読んでみました。
攻めの准平と受けの深尋は高校時代の同級生。
深尋が事故で一時的に記憶喪失になり、和服の似合うイケメンになった准平が、かいがいしく深尋の世話を焼くのがキュンとしました。
深尋がだんだんと記憶が戻っても、記憶喪失のふりをしているのがもどかしいものの、准平が深尋に対してどう接していくのか、この先二人はどうなるのか気になりながら読みました。
准平が凛としたイケメンなのに、むっつりスケベなゲイで、深尋のことを長い間ずっと好きでいることが、私は好きなポイントでした。
准平がお茶を点てる場面や、酒まんじゅうや色んな和菓子が出てくる場面は、読んでいると実際に和菓子を食べたくなりました。
准平みたいな和風が似合うイケメンがいる茶道教室があったら、ぜひ訪れてみたいものだなぁ。
作家さんのツイッターで、電子のセール情報とともに「恋人のふりをする男と記憶喪失のふりをする男のラブストーリーです」とあって、積み本だったを思い出し読んでみました。
あいつには嫌われていると思っていたのに、何故恋人のフリなんかするんだろ?と、受けは不思議でならないんだけど、「そりゃ好きだからに決まってるでしょ!」とツッコミ&ニヤニヤしながらの読書は楽しかった。
二人とも嘘をつきながらの同居生活なんだけど、恋人のフリをする攻めが嘘の中に本音を曝け出すところが、とにかくたまりませんでした!
どうやって恋人同士になったのかを尋ねた受けに対して、何食わぬ顔して嘘の出会いから落とすまでを語る攻め。
予想以上の情熱的な架空ラブストーリーを聞いて、こんな熱い男ではなさそうなのに……と意外に思った受けに対して
「本当に欲しいなら、なりふり構っていられない」
に、キャー!!
あれこれ細々と世話をやいてくれるんだけど
「深尋じゃなかったら、ここまでしない」
に、きゅん。
恋人だと偽って自宅へ連れて帰った初めての夜、ベッドで寝ている受けを見つめながら
「深尋がいるのが嬉しくて」
に、なんか泣けた。
リップサービスではなく本心だというのがわかるので、もうどんだけ受けのことが好きで、好きで、好きなのよー!とたまらない気持ちになりました。
凛とした背中が美しい端正な和装男子のアツい内側がチラチラ垣間見えるとかたまらん。
ここが最高の萌えどころだったなぁ。
自称・腹黒の蜘蛛男だけど、BL界に数多いる腹黒攻め様に比べれば、全然腹黒でもないし蜘蛛男でもないよ〜!
(それこそ川琴先生の「妄愛ショコラホリック」のあいつに比べたら、砂場の山とエベレストくらいの違いがある)
冒頭で登場した金色の紙があそこで登場するとか、やられたわ!
全然キモくないし、一途で好き。
そして成就して良かったねと言いたいです。
恋人だと騙してすぐに体の関係に持ち込むといった卑怯な男ではないので、エロは「少なめ」となっているけど、回数は少ないながらもねちっこいおしおきエッチとかしちゃうので「少なめ」とは思いませんでした。
もっと早く読めば良かったなぁ。
買ったはいいけどあらすじ忘れてしまい、表紙を電子本棚で見かけるたびに「宵越しの銭は持たねぇ!系の落語家のやつだったはず。落語家は気分じゃないなぁ」と思い込んでたんですよね…。
とんだ勘違い……。
室町時代から続く神楽坂の和菓子屋の次男坊のお話でした…。
願わくばもうちょい攻め視点のSSが欲しかった。
そしたら神でした。
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一つ違和感を感じたのが、攻めの甥っ子(7歳)の発言。
ちょっと前までは攻めにベッタリだったのに「男とは一緒に寝ない」と言って拒否されるようになったとの事だけど、女だったら共にしたいってこと?
鼾がうるさいとか、寝相が悪いから嫌ではなく、性別で一緒に寝るか寝ないかを区別してる7歳、どんな刷り込みされてるんだろう?とそこが気になった。
客観性を楽しむのがBLの醍醐味の一つですが、この話はとことん受の立場になって胸キュンが楽しめるお話です。
温度の低そうなイケメンが受にだけ、嘘をついてまで必死に近づく姿は本当に羨ましい。
読書好きにとっては、切なくて、激甘な定番のラブストーリーはハードルが高いのですが、時間を忘れて楽しむことができました。
二人がくっつくまでの過程はハラハラしますし、過程が面白いのでHシーンは准平がしつこくてエロい(笑)
橋本あおい先生のイラストも小説とぴったりでした。
手のひらから色とりどりの紙がヒラヒラ落ちていく、という美しい描写から始まる本作。
橋本あおい先生の挿絵も相まって、最初から最後まで美しくてキュンキュンする小説でした。
いちゃいちゃのシーンは勿論大好物ですが、
このお話に限ってはこの美しい冒頭が1番印象的です(*´∪`)
目覚めたら病院で、記憶が曖昧な中、学生時代に嫌いだった男が今の恋人だと現れて…というストーリー。
あらすじだけで萌える!
読んでいる途中はハラハラしましたが、
受けが恋に落ちていくところや、攻めの可愛いところ、エロシーンではちょっといじわるなところがすごくツボにハマりました。
今年読んだ小説で(まだ始まったばかりですがw今のところベストです♡)