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sairokushu three-piece
商業作品の番外編、同人誌の再録集です。
コラボというかゲスト出演を含めますと、摩天楼シリーズ(西根×ジーン)、茅島氏シリーズ、情熱シリーズ(執行)、砂楼の花嫁シリーズの番外編が楽しめます。
この時点では「砂楼の花嫁」だけ読んでいなかったのですが、秋成が猫になる夢の話、ハミードの妄想、触手に襲われる話が面白く、未読でも面白かったです。ただ、続編と内容は合致していないそうです。
摩天楼シリーズでは、「摩天楼で愛を囁いて」に収録されている「グラマシーのクマと姫」で語られていた日本で浴衣着て花火見物、その前に茅島氏の屋敷の庭を見に行かせてもらうけれど、西根が熱中症で倒れて庭師の男に助けられるという話でした。西根×ジーン贔屓の身としては、二人のその後が読めて満足の1冊でした!
2009年から2012年にかけて発行した同人誌からの再録集。
摩天楼シリーズ、茅島氏シリーズ、砂楼の花嫁、の番外編が収められている。
大好きな茅島氏シリーズの「子猫と茅島氏には誰も勝てない」が読みたくて手に取った。
摩天楼シリーズは未読だったが、それでも面白く読める。
二篇目は、NYから主役二人が茅島邸の庭園を訪れるコラボ作品。
お目当ての茅島氏の番外は、庭師がコッソリ黒い子ネコの世話をしている話。
何故コッソリかというと、茅島氏が好きではないだろうと思ってのことなのだが、
ぼんやりしているようで、庭師の変化にはちゃんと気がついちゃう茅島氏、
もしかして……と不安になる。
そして誤解も解けて……という、可愛い茅島氏との甘い一時。
「砂楼の花嫁」の三編は、甘い……んだけれど
触手ものあり、弟横恋慕妄想ものあり(これがシリーズ二冊目の話になっている様子)
面白いといえば面白いけれど、個人的には些か苦笑。
と、トータルには色々だけれど、
茅島氏を読めれば、あとはどうでもよくなる茅島マジックでした。
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